2007-01-01から1年間の記事一覧

きょうの聖教新聞  2007・12・19

★名字の言 ▼日本漢字能力検定協会が、全国から公募した「今年の漢字」に「偽」が選ばれた。この他にも「嘘」(3位)、「疑」(4位)など、世相を象徴する言葉が続いた ▼経済が金融不況に陥り、完全失業率が急上昇を始めた90年代後半から、日本社会の不安…

小説「新・人間革命」 信義の絆41  12月17日

山本伸一のスピーチが終わると、大拍手が会場に響き渡った。 参加者からは、「学会の理念とするヒューマニズムの意味を理解することができ、大変に感銘を深くした」など、多くの共感の声が寄せられた。 伸一は、すべてに真剣勝負であった。このスピーチも、…

2007年12月14日付 聖教新聞  各部代表協議会での名誉会長のスピーチ-2

2007年12月14日付 聖教新聞 各部代表協議会での名誉会長のスピーチ-2 薬王菩薩の如きドクター部、白樺の友。万歳! 人類社会を健康に! 医療とは「慈しみの芸術」 生命に最高の価値を 人々の苦しみを知れ 尊き献身に感謝 一、きょうは、医師の集い…

2007年12月14日付 聖教新聞 各部代表協議会での名誉会長のスピーチ 上-1

2007年12月14日付 聖教新聞 各部代表協議会での名誉会長のスピーチ 上-1 中国の大学者の母の教え 正義の道に行き詰jりはない ノルウェーの冒険家 戦うことで人間は完成する。 一、お会いできてうれしい。ありがとう!(大拍手) 本年、創価学会は…

きょうの聖教新聞  2007・12・18

★名字の言 ▼ナチス・ドイツ占領下のビルナ(現在のリトアニアの首都ビルニゥス)。6万のユダヤ人が、後に600人になるまで虐殺された街だ ▼1942年、既に2万人まで減り、死を前にした人々が強制収容所内に開設したのは「劇場」だった。新作の芝居の切…

きょうの聖教新聞 2007・12・17

★名字の言 ▼今年も、あとわずか。師走の折、気ぜわしくあわただしい中で、つい電話の応対や接客が、おろそかになりがちな時節。一人の心ない言葉遣いや態度で、企業・団体の信頼が失墜することもある ▼経済発展が著しい中国。最大手企業「レノボ」では、クレ…

小説「新・人間革命」  12月15日 信義の絆40

山本伸一の声は、次第に熱を帯びていった。 「二つには、人間が生命的存在であるという認識に立つことであります。 人間が生命的存在であるということは、いかなる社会、国家、民族をも超えて普遍的であり、かつ絶対的な事実であります。 それに対して、社会…

小説「新・人間革命」 信義の絆39  12月14日

ワルトハイム国連事務総長との会談を終えた山本伸一は、国連本部内で記者会見した。 詰めかけた五十人ほどの記者たちの質問に答えながら、伸一は国連への期待と、国連を守る決意を語った。 さらに彼は、日本の国連大使と懇談した後、日本協会(ジャパン・ソ…

小説「新・人間革命」 信義の絆38  12月13日

一九七四年(昭和四十九年)の年末のことであった。 学会本部の一室に青年部の首脳幹部が集まり、長い時間、議論を重ねていた。テーマは、“一千万の署名”を、どのようにして国連に届けるかということであった。 青年の一人は言った。 「国連事務総長あてに手…

小説「新・人間革命」 信義の絆37  12月12日

「生存の権利を守る青年部アピール」を受けて各方面で決議し、方面ごとに「原水爆禁止署名推進委員会」が発足。一九七三年(昭和四十八年)の夏には、広島や長崎、沖縄などで有志による街頭署名が開始された。 そして、戸田城聖が、あの「原水爆禁止宣言」を…

2007年12月14日付 聖教新聞 新時代 第13回 本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-2

2007年12月14日付 聖教新聞 新時代 第13回 本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-2 戸田先生 自分自身に生きよ! 希望はわが胸中に! 信心で戦い勝て 一、戸田先生は、力を込めて断言された。 「希望も絶望も、他人からもたらされるものではない…

きょうの聖教新聞  2007・12・16

★名字の言 ▼江戸時代、主君の命で数百両を託された侍が雇った馬の鞍に財布を結びつけたまま忘れてしまった。宿で気づいたが、もう遅い。腹を切る覚悟を決めたその時、馬子が届けてきてくれた ▼礼も受け取ろうとしない馬子に、侍は尋ねた。「どうして、それほ…

2007年12月13日付 聖教新聞 新時代 第13回 本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-1

2007年12月13日付 聖教新聞 新時代 第13回 本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-1 初代・2第の夢を実現 燦然と世界広布第2幕の太陽が昇った! わが生命の炎を燃やせ! 戸田先生 恐るるな 仏の力は偉大なり ルーズベルト大統領夫人 「多くの才…

きょうの聖教新聞  2007・12・15

★名字の言 ▼古代中国の名宰相・周公は、人が尋ねてくると、沐浴中でも3度、洗髪を中断し、食事中でも3度、吐き出して、迅速に応対した。それほど誠実に接しても、どこかで礼を欠いて優れた人材を見逃していないかと常に心配していたという(司馬遷『史記』…

2007年12月12日付 聖教新聞 新時代 第13回 本部幹部会での名誉会長のスピーチ 上-1

2007年12月12日付 聖教新聞 新時代 第13回 本部幹部会での名誉会長のスピーチ 上-1 勝利は愉快! 勝利は充実! 全世界の尊き同志に心から感謝 我らは走る! 広宣流布の大願へ 人に尽くせ! そこに真実の幸福が さらにヒルティは、「もし財産が人…

きょうの聖教新聞  2007・12・14

★名字の言 ▼ソ連の人工衛星スプートニクが宇宙を飛んで半世紀。本年は「宇宙時代」50年だ ▼天気予報の「ひまわり画像」や通信など、人工衛星の活用は、生活のすみずみに及んでいる。日本の月周回衛星「かぐや」から送られたハイビジョン画像も話題を呼んだ…

2007年12月12日付 聖教新聞 新時代 第13回 本部幹部会での名誉会長のスピーチ 上-1

2007年12月12日付 聖教新聞 新時代 第13回 本部幹部会での名誉会長のスピーチ 上-1 心新たに! 心勇みて! 一年また一年 福徳の年輪を刻みゆけ 希望は嵐の夜に暁の光を ゲーテ 負けるな、ともに勝利を、お体を大切に──平和のため、未来のため、…

きょうの聖教新聞  2007・12・13

★名字の言 ▼身近な人のこと。知っているようで、知らないものだ ▼隣の友達に「一番喜んでもらえる贈り物」を考えてみようーNHKのテレビ番組「課外授業ようこそ先輩」で、指揮者の小林研一郎さんが母校の小学校を訪れて課題を出した ▼半数が「鉛筆」など身近…

小説「新・人間革命」 信義の絆36  12月11日

山本伸一の声に、力がこもった。 「その『不信感』を『信頼』に変えていく道が、私は『対話』であり、さらに『文化の交流』『人間の交流』であると確信しています。 私は、一人の民間人として、その対話と交流の道を開き続けていくことを、お誓いします」 こ…

小説「新・人間革命」  12月8日 信義の絆35

山本伸一は、さらに、なぜ「国連を守る世界市民の会」が必要かを力説していった。 「二十一世紀を担う重要な使命をもつ国連が、形骸化するようなことがあってはならないし、大国のエゴによって、国連が私物化されるようなこともあってはならない。 そこで、…

2007年12月11日付 聖教新聞 わが同志とは三世永遠! 完勝の歴史を刻まむ 山本 伸一

2007年12月11日付 聖教新聞 わが同志とは三世永遠! 完勝の歴史を刻まむ 山本 伸一 美しく色づき、天に向かって伸びゆく銀杏(いちょう)の木々。我らも又、さらなる高みをめざして向上の日々を!(池田名誉会長撮影=今月、都内で) ああ わが同志…

きょうの聖教新聞  2007・12・12

★名字の言 ▼中世の昔、書籍は大変に貴重で、ヨーロッパの図書館では鎖につながれていた。その鉄鎖を断ち切った力とは何か。印刷機の普及である ▼ナポレオンは、印刷に深い関心を寄せた。遠征中でも旗艦に印刷設備を整え、指令や布告を刷った。占領したエジプ…

きょうの聖教新聞  2007・12・11

★名字の言 ▼早いもので今年も、あと3週間。一年を振り返って「今年はこれを成し遂げた」と胸を張れる人は幸せだ。多忙な中にも、大いなる理想と目的に生き抜く人生には生命の充実感がある ▼世界文学の最高峰と評されるダンテの『新曲』。その中にハッとさせ…

きょうの聖教新聞  2007・12・10

きょうは、新聞休刊日です。

小説「新・人間革命」 信義の絆34  12月7日

中東の和平をいかに実現するのか――それは山本伸一の悲願であった。彼は中東で戦火が上がるたびに胸を痛め、人びとの幸福と平和を祈って、唱題を重ねてきた。 伸一の質問に答え、ワルトハイム事務総長は語り始めた。 「超大国の緊張緩和という現象があるので…

小説「新・人間革命」 信義の絆33  12月6日

山本伸一は、ワルトハイム事務総長に何問かの質問を用意していた。それに総長が答えるかたちで会談は進められた。 伸一は、まず、核廃絶の問題を提起した。 「現在、核保有国は次第に増えています。これをどのように考えておられますか。また、日本は唯一の…

きょうの聖教新聞  2007・12・9

★名字の言 ▼江戸から遠く離れた、本州西端の小さな松本村(現・萩市)。そこで吉田松陰は、どんな方針で弟子たちを育てたのか ▼「華夷の弁」-松陰が『松下村塾記』に掲げた教育理念である。「華夷」とは、自分の国を中心と見る中華思想になぞらえた言葉だが…

そこには幸せがもう生まれているから 山本伸一作詞

そこには幸せがもう生まれているから 山本伸一作詞 大空よりも 大きなものがある それはそれは私の命 海原よりも深いものがある それはそれは あなたの生命 冬が来たりなば春遠からじ 今こそ平和のうた声をたからかに 闇が深いほど 夜明けは近い 人生は しあ…

きょうの聖教新聞  2007・12・8

★名字の言 ▼亡き母を思い出すことはない。それは片時も忘れることがないからー母の芸名を継いだ女優・水谷八重子さんは言う。生前は何かと反発していたのに、今は胸中の母と語らい、生きている、とも ▼親が子に残せるもの。それは、親が逝き、子の心に残る“…

2007年12月04日付 聖教新聞  広布第2幕 第3回 全国青年部幹部会 下-2

2007年12月04日付 聖教新聞 広布第2幕 第3回 全国青年部幹部会 下-2 「迷ったときは出発点にもどれ」 一、初代会長・牧口先生は、よく「迷ったときは出発点にもどれ」と言われた。 何かあったら、私どもは、つねに「信心」に戻っていくことだ。 …