2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうの聖教新聞 2006・9・30

★名字の言 ▼先日、埼玉でコメ、麦、トマトを栽培する農村青年から「認定農業者になりました」と、うれしい連絡があった。認定農業者とは、簡単に言えば、行政が“優れた農業経営者”と認めた証し ▼就農2年目のスピード認定だが、農業にかける彼の情熱は本物だ…

きょうの聖教新聞 2006・9・29

★名字の言 ▼氷から水、水から水蒸気へと“変化”する時、大きなエネルギーが必要なんだーある小学校で教師が授業を始めた ▼そして、いじめのつらい悲しみを乗り越え、成長できた児童の作文を読み上げた。いじめは絶対にいじめる側が悪い。その上で児童の体験を…

ありがとうは“奇跡の言葉”である

ありがとうは“奇跡の言葉”である 口に出せば、元気が出る。耳に入れば、勇気がわく。私自身、毎日、朝から晩まで「ありがとう」「ありがとう」と言い続けている。外国に行った時も、「ありがとう」の言葉だけは現地の言葉で伝えることにしている。「サンキュ…

きょうの聖教新聞 2006・9・28

★社説 小説「新・人間革命」に学ぶ 「信頼」こそ地域広布の力 「人間・・・・・なんと尊きものよ!なんと強きものよ!なんと美しきものよ!」-連載中の小説『新・人間革命』第19巻・「虹の舞」の章には、この冒頭の人間讃歌のごとく、仏法の人間主義の精…

きょうの聖教新聞 2006・9・27

★名字の言 ▼第29回「全国人間教育実践報告大会」(24日)が開かれた盛岡市は、牧口初代会長と親交が深かった新渡戸稲造博士の生誕の地でもある ▼牧口会長が新渡戸博士と知遇を得た当時、博士は現在の東大の前進の一つ・旧制一高の校長を務めていた。博士…

きょうの聖教新聞 2006・9・26

★名字の言 ▼釈尊が小さな村に滞在していたときのこと。一人の弟子が言った。「この村は貧しく、みすぼらしい。もっと立派で、大きな都市へ行きましょう」。釈尊は、こう諭した ▼「かつて、一人の国王がいました。大きな都市をいくつも支配し、立派な宮殿をた…

10月号 巻頭言

座談会こそ広布の源流 座談会こそ、「広宣流布の出発」である。 座談会こそ、「創価の幸福と平和の庭」である。 座談会こそ、「師弟不二の原点」である。 座談会こそ、「絶対勝利の源流」である。 日蓮仏法の最重要の書「立正安国論」は、「しばし談話を致さ…

きょうの聖教新聞 2006・9・25

★名字の言 ▼「自分史」作りが盛んだ。手引書は多く、出版や自分史ビデオの制作を請け負う企業も。「生きた証」「振り返ることから新たな発見がある」など、作成の理由は様々だ ▼本紙教育欄で星さ大学助教授の野口圭子氏が、自身の活動歴や実績をまとめること…

きょうの聖教新聞 2006・9・24

★名字の言 ▼米大リーグ・マリナーズのイチロー選手が、6年連続でシーズン200安打を達成した。この記録は史上3人目で、新人の年から6年連続は史上初の快挙である ▼一試合一試合が真剣勝負であり、常に最高の状態で打席に立たなければならない。徹底した…

第九の怒涛

第九の怒涛 ロシアの名画 国立ロシア美術館蔵 アイヴァゾフスキー作 「第九の怒濤」 1850年 221X332cm 油彩、キャンバス 嵐の夜が明けた。難破船の折れたマストに船員が必死にしがみつく。そこにまた頭上をはるかに越える大波が、今にも襲いかかろうとしてい…

きょうの聖教新聞 2006・9・23

★名字の言 ▼働かず、学びもしない「ニート」と呼ばれる若者が増え始めたのは、1990年代半ばからであるという。あのころ何があったのか。思い浮かぶのは「地下鉄サリン事件」(95年3月)である。そして一つのカルト教団が指弾された ▼時として若者の心…

きょうの聖教新聞 2006・9・22

★名字の言 ▼「子どもからお年寄りまで、これほど幅の広い年代が、一緒に和気あいあいと会合を開いている。50代半ばになって初めての経験」。座談会に参加した新入会の壮年が目を丸くした ▼今まで、いかに狭い年代層で生きてきたかを実感。「学会の座談会は…

きょうの聖教新聞 2006・9・21

★名字の言 ▼東京の団地で、平日の昼間から学会活動に励む「太陽会」の友が頑張っている。79歳の壮年は、組織の第一線で模範の戦い。毎月、聖教新聞の拡大も。誠実な人柄が信頼を広げる ▼骨髄炎による左足股関節の麻痺というハンディを抱えながら、2歳年下…

きょうの聖教新聞 2006・9・20

★名字の言 ▼「雨中に“関西魂”貫く」。40年前、(昭和41年)の9月。甲子園球場で行われた関西文化祭を報じた本紙の見出しである。この時に初めて、「関西魂」という言葉が紙上で使われた ▼雨に打たれ、泥にまみれながら、迫真の演技をする4万人もの青年。試…

きょうの聖教新聞 2006・9・19

★名字の言 ▼「話せばわかる」ほど簡単な時代ではないかもしれない。が、「話さなければわからない」ことも確かである ▼タイ南部では武力闘争が激化し、住民ら1500人以上が犠牲に。今月4日、同国陸軍の司令官が、対立する武装勢力に対話による解決を提案。武…

きょうの聖教新聞 2006・9・18

★名字の言 ▼最も頻繁に使われている英単語は?答えは「TIME(時間)」。英オックスフォード大学出版局が新聞・雑誌、小説などから名詞の使用頻度を分析。先ごろ調査結果を発表した。「われわれは時間に支配されているようだ」と解説する ▼時間を支配するのか…

きょうの聖教新聞 2006・9・17

★名字の言 ▼「銘木」とは材質が優れて見た目も美しい良材のこと。だから、柱や天井板など目に触れる場所に使われる。一方、質の悪い木材のことを「あて」という。その“癖”をもつのは、過酷な環境で育った木だそうだ ▼風に負けまいと抵抗したり、重い積雪に反…

きょうの聖教新聞 2006・9・16

★名字の言 ▼「われわれはこの時代にこそ、学習にはげんで自己を充実させ、心身を鍛えて自己を強健にしなければならない」『周恩来選集(1926年~1949年』外交出版社)。日本軍が中国を侵略していた1937年暮れのこと。周恩来は動乱のさなか、武漢…

きょうの聖教新聞 2006・9・15

★名字の言 ▼「自己を投げ出して、会員に奉仕することだ。その叫びに、その姿勢のみに、皆は喜んでついてくる」「暢気な人びとの多きことよ。われ、自ら私闘を決するひかなし」「ともあれ、人のことを云々するより、自分が立派な先輩になることだ」 ▼恩師・戸…

きょうの聖教新聞 2006・9・14

★名字の言 ▼昆虫は地球上に100万種以上。日本では3万2000種が記録され、10万種以上の生存が推定されている(日本昆虫学会)。なかでも、テントウムシ等の甲虫は最も多種多彩 ▼体長2センチに満たないセンチコガネは、色鮮やかな金緑の光沢を放つ。…

きょうの聖教新聞 2006・9・13

★名字の言 ▼「私は平凡な主婦なんですが」-そう前置きをして、国連のチョウドリ事務次長に質問をした人がいた。先日行われた、女性平和委員会、女性平和文化会議の代表との懇談会でのことだ ▼それに対して事務次長は、にこやかに答えた。「今“平凡な主婦”と…

きょうの聖教新聞 2006・9・12

★社説 竜の口の法難と“発しゃく顕本” 来月1日に実施される「青年部教学試験2級」に全力で取り組む青年部を先頭に、今、全国各地で教学研鑽の息吹が高まっている。海外に目を向けても、この秋にアメリカでは3万人が教学試験に参加し、ヨーロッパで1万20…

写真 鳥取研修道場

鳥取研修道場

きょうの聖教新聞 2006・9・11

★今日は新聞休刊日です。 9月9・10日と壮年部の研修で、鳥取研修道場に行って来ました。鳥取研修道場は、1997年(平成9年)4月のオープン。中国山脈の最高峰で、秀峰の誉れ高いほうき富士・大山の中腹に位置し、周辺には観光客でにぎわう桝水原が…

きょうの聖教新聞 2006・9・10

★名字の言 ▼冥王星は小さいことなどを理由に、国際天文学連盟は「惑星」からの“格下げを”決議して2週間あまり。冥王星の発見者の母国アメリカでは、科学者らが、抗議集会などを開いて訴えている。「大きさは関係ない!」 ▼太陽系の惑星のうち、土星までは古…

きょうの聖教新聞 2006・9・9

★名字の言 ▼琵琶湖の漁師は500メートル先を泳ぐアユの群れを見つけることができるという。水面の色加減の、わずかな違いで見分けるそうだ ▼しかし、いくら漁師でも、広い琵琶湖を漠然と見渡していてもアユは見つからない。“この風ならこっちの方向に泳い…

きょうの聖教新聞 2006・9・8

★社説 原水爆禁止宣言の日 「核廃絶の誓い」の継承を 49年前のきょう9月8日、戸田城聖第2代会長の「原水爆禁止宣言」が、横浜・三ツ沢競技場で発表された。「われわれ世界の民衆は、生存の権利をもっております。その権利をおびやかすものは、これ魔も…

きょうの聖教新聞 2006・9・7

★名字の言 ▼32年前、池田名誉会長が初めてモスクワに降り立った時、迎えるソ連の人々の気持ちは「警戒感」であったという ▼西側の人間、しかも宗教指導者。「私たちとは違う世界の代表」(モスクワ大学のトローピン副総長)との感覚も、当然と言えば当然だ…

きょうの聖教新聞 2006・9・6

★名字の言 ▼今年もまた、農家の顔が最も華やぐ「実りの秋」を迎えた。ずっしりと重い稲穂は、たった一粒から始まり、約2000粒ものコメを育む ▼実りの風景は、今でこそ普通になったが、先人の労苦と農家の試行錯誤の賜物だ。広島県の稲作農家も「田植えで…

きょうの聖教新聞 2006・9・5

★名字の言 ▼熊本県球磨郡の「森林館」内にあるエジソンミュージアムを訪ねた。エジソンの発明品やパネルを合わせて約2000点が展示されている。館内を巡りながら、エジソンの豊かな創造力に思いをはせた ▼映写機や白熱電球、蓄音機、電器自動車をはじめ、…