#練習用
竜樹天親等・天台妙楽等だにも顕し給はざる大曼荼羅を・末法二百余年の比はじめて法華弘通のはたじるしとして顕し奉るなり(日女御前御返事、1243ページ) (通解) 竜樹・天親ら、天台・妙楽らでさえも顕されなかった大曼荼羅を、末法に入って二百年余り…
大地はささば・はづるとも・日月は地に堕ち給うとも・しをはみちひぬ世はありとも・花はなつにならずとも・南無妙法蓮華経と申す女人の・をもう子に・あわずという事はなし(上野尼御前御返事、1576ページ) <通解> 大地をさして外れることがあっても、日…
音の哀楽を以て国の盛衰を知る (念仏者追放宣旨事、88ページ) (通解) 音の哀楽で国の盛衰を知ることができる。 同志への指針 音にも十界の境涯があり、妙音には生命を蘇生させゆく力がある。 わが音楽隊・鼓笛隊が奏でる音律は、皆に勇気と希望を送り、…
仏記に順じて之を勘うるに既に後五百歳の始に相当れり仏法必ず東土の日本より出づべきなり (顕仏未来記、508ページ) (通解) 釈尊の未来記にしたがって、これ(私〈日蓮大聖人〉の未来記)を考えてみると、(今という時は)すでに後五百歳の始め、すなわ…
題目を唱うる人・如来の使なり、始中終すてずして大難を・とをす人・如来の使なり (四条金吾殿御返事、1181ページ) (通解) 題目を唱える人は、如来の使いである。 また最初から最後まで、生涯、妙法を捨てることなく、大難を受けても受持し通す人は、…
各各我が弟子となのらん人人は一人もをくしをもはるべからず (種種御振舞御書、910ページ) (通解) おのおの日蓮の弟子と名乗る人々は一人も臆する心を起こしてはならない。 同志への指針 御本仏の永遠の大宣言であられる。 弟子を名乗る限りは、断じて…
日蓮智者に非ずと雖も第六天の魔王・我が身に入らんとするに兼ての用心深ければ身によせつけず(最蓮房御返事、1340ページ) (通解) 日蓮は智者ではないけれども、第六天の魔王が、私の身に入ろうとしても、かねてからの用心が深いので身に寄せ付けない…
大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも・潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず(祈祷抄、1351ページ) (通解) 大地をさして外れることがあっても、大空をつなぐ者があっても、潮の…
敵(かたき)は・ねらふらめども法華経の御信心強盛なれば大難も・かねて消え候か、是(これ)につけても能く能く御信心あるべし(四条金吾殿御返事、1186ページ) (通解) (あなた〈四条金吾〉も、石虎将軍(せっこしょうぐん)の故事と同様である)敵…
「無上宝聚 不求自得」―― 「生命」という無上の宝をだれもが平等に持っている ■大要 「譬喩品第三」で「三車火宅の譬え」を聞いた声聞の代表が、釈尊に自分たちが領解したことを、「長者窮子の譬え」として述べます。 それでは、その内容を追ってみましょう…
「譬喩」とは――仏の慈悲と智慧の結晶 その心は学会の実践の中に! ■大要 「方便品第二」で「開三顕一」の説法を聞いて領解した舎利弗は、歓喜します。 そして、理解できないでいる人々のために、釈尊に法を説くように嘆願します。 それに応え、釈尊は「三車…
諸法実相── 千変万化するすべての生命が南無妙法蓮華経の姿である ■諸法実相 「方便品」の冒頭から、釈尊が賛嘆してきた仏の智慧とは、一体、何なのでしょうか? それは、仏と仏とのみが究め尽くした「諸法実相」であると明かしています。 諸法とは、森羅万…
法華経を読むの? (2018.12.25) 仏の最高の言葉で題目の功徳を賛嘆 ―― そこに無量の福徳が輝く ■方便品と自我偈 創価学会員は日々、朝夕に勤行・唱題を実践しています。勤 行では、法華経の方便品第2と如来寿量品第16の自我偈(じがげ)を読誦(読経)しま…
経文の通りに実践―― 大難を乗り越えて弘通し法華経が真実であることを証明 法華経について、皆で学び、深めよう――第3回のテーマは、「日蓮大聖人と法華経の関係は?」です。 ■身をもって読む 前回まで、法華経の成り立ちや大まかな構成などについて学んでき…
真剣の一念で不滅の歴史を 宮崎研修道場から太平洋を望む(1999年2月、池田先生撮影)。 先生は愛する宮崎の友に呼び掛けた。「 『日向』。なんと深い意義のある地名であろうか! 宮崎の若き開拓者の諸君よ、太陽に向かって、決然と立ち上がれ!」 信…
壁を破れ! それが先駆 1990年9月、池田先生は九州広布の本陣・九州池田講堂(福岡市東区)を訪問。 師弟の激励行の玄関口となってきた福岡空港に降り立つ飛行機を写真に収めた 能動の人たれ 「先駆」──大九州の心臓部たる福岡に託された永遠の使命であ…
壁を破れ! それが先駆 1990年9月、池田先生は九州広布の本陣・九州池田講堂(福岡市東区)を訪問。 師弟の激励行の玄関口となってきた福岡空港に降り立つ飛行機を写真に収めた 能動の人たれ 「先駆」──大九州の心臓部たる福岡に託された永遠の使命であ…
「臆病にては叶うべからず」 草津の群馬多宝研修道場に堂々とはためく創価の三色旗(2008年8月、池田先生撮影)。 さあ、我らも愛する郷土に栄光と勝利の旗を打ち立てよう! 広布の“中心軸” 群馬は、北海道から九州までのほぼ「中央」であり、いわば蝶…
必死の一人は万軍に勝る 中部池田記念講堂で開催された本部幹部会。池田先生ご夫妻が広布の友をたたえる(98年11月12日) 攻めの姿勢 「この地から織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の天下人3人も生まれている。人材を生む天地である」 池田先生は折に触…
信心しきったものが必ず勝つ 常勝不敗の原点が刻まれた中之島の大阪市中央公会堂(2007年11月、池田先生撮影)。 1957年7月17日、先生はこの公会堂で行われた大阪大会で烈々と叫んだ。 「正しい仏法が、必ず勝つという信念でやろうではありませ…
日蓮が一類は異体同心なれば人人すくなく候へども大事を成じて・一定法華経ひろまりなんと覚へ候、悪は多けれども一善にかつ事なし (異体同心事、1463ページ) (通解) 日蓮の一門は異体同心なので、人数は少なくても大事を成し遂げて、必ず法華経は広ま…
いかなるところに・おはすとも・この御けうやうの心ざしをば・えんまほうわう・ぼんでん・たひしゃく・までも・しろしめしぬらん、釈迦仏・法華経もいかでか・すてさせ給うべき (南条殿御返事、1534ページ) (通解) 故・南条兵衛七郎殿が)いかなるとこ…
「創価桜」の春が来た!“桜守”の方々の丹精に応えて、年輪を重ねた総本部の「青年桜」も開花した。 桜を愛でられた御本仏は、「十界互具」の譬えとして「木中の花」と表現されている(御書242ページ)。 冬の木には花が潜んでいるとは見えないけれども、…
師弟不二の共戦譜 第3回 福岡 下 先駆の使命を果たし、創価の牽引力に! 福岡から広布の潮流を 1997年5月17日から3日間、伸一は福岡で広布の指揮を執る。その様子は第25卷「共戦」の章で言及される。 18日には、福岡市博多区に誕生した九州平和会…
師弟不二の共戦譜 第3回上 福岡 福岡は、九州は、「先駆」を使命とする。 先駆けの道は、決して順風ではない。 烈風に逆巻く波を突き抜け、未知の大海原へ挑む勇気がなくては、その使命は果たせない。 九州には、挑戦の心が燃えている。 だからこそ、…
師弟不二の共戦譜 第2回下 大阪 私は、権力の魔性とは徹底抗戦します 広布の師の覚悟 第10巻「幸風(こうふう)」の章では、伸一が各地の班長、班担当員(当時)との記念撮影の戦いを、まず大阪の地で開始する場面が紹介されていく。 関…
師弟不二の共戦譜 第2回-上 大阪 庶民の英雄を励ますため、 真っ先に大阪の地を踏んだ 大阪には、”創価の心”のー切が凝縮されている。 師弟の精神が。学会魂が。 常勝の原点が。不敗の誓いが。 庶民のドラマが。地涌の闘争が。 大阪を学べば、学会の偉…
第1回 沖縄 (下)人間の交流こそ 平和建設の重要な基盤となる マーシー地区 第10卷「桂冠」の章では、東京で行われた教学部の教授、教授補の試験に駆けつけた伸一が、沖縄から受験に来た、目の不自由な壮年を激励する感動的なシーンがある。 第13卷「楽土」…
第1回 沖縄 (上) 沖縄の人が救われることは、全民衆が幸福になる証明となる 創価学会の”精神の正史”である、 小説『新・人問革命』―本年9月8日、 全30卷の連載が完結、11月22日に第30巻下が発刊された。 「師弟不二の共戦譜 ~小説『新・人問革命』と歩む~…
先駆の大闘争心こそ九州の魂 人間の価値は、財産でもなければ、地位でもない。 どのような哲学を持ち、どのような実践をしているかで決まる。 ゆえに、最高無上の妙法を持ち、行じ、弘めゆく創価の同志こそ、男女はきらわず、最高無上の大人材なのである。 …