【第63回】「法華経の行者」の不退の祈り (2019.4.6)

大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも・潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず(祈祷抄、1351ページ)

 
(通解)

大地をさして外れることがあっても、大空をつなぐ者があっても、潮の満ち干がなくなっても、日が西から出ることがあっても、法華経の行者の祈りのかなわないことは絶対にない。

 

同志への指針

広宣流布のために戦う「法華経の行者」の祈りには、広大無辺の力がある。これが御本仏のお約束である。

祈り抜き、祈り切る。そして行動を貫き通す時、無限の智慧が湧く。

十界のいかなる衆生も諸天善神となって、仏の陣列を護りに護る。戦う題目に勝るものはない。

不退の信力・行力こそ、不可能を可能にしゆく仏力・法力の原動力なのだ。