2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうの聖教新聞  2009・9・27

★名字の言 ▼学会創立80周年は、創価教育80周年!-清新な決意で明年へ出発した教育本部の友。神奈川県のある集いでは、パキスタンの日本人学校に3年間赴任し、春に帰国したメンバーが、民族楽器を演奏しながら、自らの教育実践を力強く語っていた ▼今秋…

随筆 人間世紀の光 No.205  友情の道 信頼の城㊦ 2009-9-21

共生・共栄は世界平和への第一歩 「人間は孤立すると、自己を見失う。すなわち人間は、広い人間関係のなかに、自らのより大きく、より真実な自己を見出すのである」 これは、インドの大詩人タゴールの言だ。 先日、八王子の創価大学のキャンパスに、この詩聖…

【第27回】 仏縁の拡大 2009-9-24

皆が創価の大使たれ 地域へ! 光り輝く生命で 世界に仏法共感の大潮流 御聖訓 「其の国の仏法は 貴辺にまか《任》せたてまつり候ぞ 仏種は縁に従って起る」 (高橋殿御返事、1467㌻) 広宣流布は、どこから始まるか。それは「地域」です。 わが地域を発展さ…

きょうの聖教新聞  2009・9・26

★名字の言 ▼1830年、ユゴーの劇「エルナニ」が上演された。文学史上、17世紀以来の古典主義に終止符を打ち、ロマン主義の新時代を開いた出来事とされる ▼これまでの常識を覆す作品ゆえに、旧勢力からの妨害があった。28歳のユゴーを中心に青年が結束…

2009年10月号 大白蓮華 巻頭言

創立80周年へ 威風堂々の大前進を! 創価学会名誉会長 池田 大作 今日もまた 久遠元初の 新しき 生命を燃やせや 太陽見つめて よき人生の建設のためには、何が大切か。若々しく生きゆく達人であった大文豪ゲーテの結論は、まことに明快である。 「過ぎ去り…

きょうの聖教新聞  2009・9・25

★名字の言 ▼就職して3年以内に退職する若者が増えている。2002年の大学卒では3人に1人、高校卒では2人に1人に上る(『国民生活白書』) ▼こうした退職を食い止めるため、手書きのメッセージを送る動きが広がっているという。8割を超える退職率をゼ…

きょうの聖教新聞  2009・9・24

★名字の言 ▼明治維新の際、幕府側の全権大使として平穏なうちに江戸開城を実現した勝海舟。戦火だけではなく、放火などによる火災からも江戸を救った功績はあまり知られていない ▼当時、江戸の治安は悪化していた。放火・窃盗等から大火災が起きかねない。だ…

随筆 人間世紀の光 No.204 友情の道 信頼の城㊤ 2009-9-20

「人の振舞」こそ近隣友好の大道 勇気と確信の対話で「地域の宝」と光れ! 永劫の 大河の流れに わが生命 無上の使命と 無量の功徳を 19世紀ドイツの思想家ニーチェは力強く歌った。 「大河と偉大な人間とは悠然として曲った道をゆく/曲りながら 然し決して…

随筆 人間世紀の光 No.203 人間の中へ 民衆と共に㊦ 2009-8-29

堂々と 青春勝利の旗高く! 戦い切った栄冠は わが生命に燦たり 堂々と 民衆の旗 高らかに 先頭 立ちゆく 偉大な人たれ わが創価の妙音菩薩たる芸術部の友は、常に広布の前進の曲を奏でてくれる。なんと力 強い響きか! 芸術の闘士ビクトル・ユゴーは、昂然…

きょうの聖教新聞  2009・9・23

★名字の言 ▼ある青年部が最近、仕事で大きな壁にぶつかった。何とか打開したいと祈り、奮闘する中、ふと、少年時代の思い出が蘇った ▼西日が差す夏の河原。空があかね色に染まるまで、20数人の少年少女で、何度も歌の練習をした。勤行・唱題に始めて挑戦し…

きょうの聖教新聞 2009・9・22

★名字の言 ▼仏教で説く「業」は、一般的に、変えられない、固定的なものと考えられている。「業が深い」「自業自得」など、いずれも悪い意味で用いられることが多い(中村元編『仏教語源散策』)。そこから、宿業といえば、「あきらめ」というイメージがつき…

きょうの聖教新聞  2009・9・21

★名字の言 ▼中国の「三国志」の時代のことである。呉の国の武将・呂蒙について、久しぶりに会った先輩の将軍・魯粛が、その成長ぶりに驚いて言った。「もはや、私が知っている(無学だった)呂蒙君ではない」と ▼呂蒙が成長したのは、主君の孫権に励まされ、…

きょうの聖教新聞  2009・9・20

★名字の言 ▼「百折錬磨」という言葉がある。さまざまな苦労を重ねるとの意味だ(『大辞林』)。将棋棋士の大山泰晴氏が、タイトルを失った時の思いを、この言葉に託して語った。「自己を磨くこと、それが『百折練磨』であり、負けても負けても立ち上がるのが…

きょうの聖教新聞  2009・9・19

★名字の言 ▼「できれば、少人数の会合に参加させていただきたいのですが」。宗教学者、ミュンヘン大学のミヒャエル・フォン・ブリュック教授が、学会の座談会への参加を希望した。「学会がどんな団体か、この目で確かめたい」。少人数の集いにこそ、その宗教…

きょうの聖教新聞  2009・9・18

★名字の言 ▼「決して『できない』とは言うな。恐怖さえ感じるような限界点も、多くは幻にすぎない」。11日のバスケットバール殿堂入りの式典。マイケル・ジョーダン氏のスピーチが胸を揺さぶった ▼スポーツ界に「前人未到」の記録が相次ぐ。最近では、イチ…

きょうの聖教新聞  2009・9・17

★名字の言 ▼評論家の故・加藤周一氏の未発表原稿が自宅で見つかった。氏が「最後の仕事と位置づけていた」(朝日新聞)ものだという。逝去の直前までペンを執り続けた論客の信念を伺わせる遺品だ ▼生前、池田名誉会長と交友を深めていた氏。著書『日本文学史…

きょうの聖教新聞  2009・9・16

★名字の言 ▼底抜けに明るく、中国の周恩来総理に「大楽天」と呼ばれ、最も頼りにされた存在。それが、夫人の鄧頴超女史だった ▼中国革命の「長征」でも、たくましかった。病や飢えと闘い、銃弾の雨をかいくぐる過酷な行軍。その中で、冗談を飛ばし、大好きな…

【第26回】 源遠流長   2009-9-10

威風堂々と世界広布へ 我らは末法万年の先覚者! 御聖訓 「日蓮が慈悲曠大ならば 南無妙法蓮華経は万年の外 未来までもなが《流布》るべし」 (報恩抄、御書329㌻) 永遠に 広布と創価の 人生は 勝利と功徳の 仏の人びと 新しき舞台の開幕だ! 新しき時代の…

きょうの聖教新聞  2009・9・15

★名字の言 ▼点字を発明したフランスのルイ・ブライユ。生誕200周年の記念展示が、大阪の国立民族学博物館で催されている ▼盲目の彼が点字を考案した当初、周囲には「盲目の子たちに難しい勉強は不要」「特別な文字を使えば孤立する」との声もあった。しか…

きょうの聖教新聞  2009・9・14

★名字の言 ▼作家・吉川栄治は、小説『宮本武蔵』の中で綴った。「波騒は世の常である。波にまかせて、泳ぎ上手に、雑魚は歌い雑魚は躍る。けれど、誰か知ろう、百尺下の水の心を。水のふかさを」 ▼池田名誉会長はかつて、宮本武蔵について「そのめざす精進の…

きょうの聖教新聞  2009・9・13

★名字の言 ▼先月、アメリカSGIの新「ラスベガス会館」が会館。希望の哲学を発信する宝城に、友の喜びが弾けた。地元ネバダ州選出の連邦議員も「この会館は地域社会全体を向上させるでしょう」と期待する ▼ネバダ州に地区が結成されたのは1960年、池田名…

きょうの聖教新聞  2009・9・12

★名字の言 ▼「破天荒」という言葉を「豪快で大胆な様子」と誤解している人が64・2%に上ることが、文化庁の国語世論調査で分かった。正しくは「誰も成し得なかったことをする」という意味の故事成語だ ▼中国は唐の時代。荊州(現在の湖南・湖北省の大部分…

きょうの聖教新聞  2009・9・11

★名字の言 ▼上司に叱られ、部下からも責められる。中間管理職には、とかく悲哀のイメージが付きまとう。成果や責任があいまいになりがちなのも、「中間」の立場の特性といえる ▼いつの時代も、多くの中間リーダーは、自分のポストに応じて責任を取る。この事…

きょうの聖教新聞  2009・9・10

★名字の言 ▼牧口常三郎初代会長と、日本民族学の泰斗である柳田国男氏が親交を結んでいたことは知られている。二人は後に反戦・平和への立場の相違から、意見を異にする ▼かたや児童教育をめぐって当時の文部省に睨まれた反骨の一校長。かたや貴族院書記官長…

きょうの聖教新聞  2009・9・9

★名字の言 ▼同じ一年でも、年を重ねるにしたがって、だんだん短く感じるようになる。なぜだろうか? ▼物理学者でもある科学作家の竹内薫氏によると「年のせい」の部分もあるが、それだけではないという。「記憶に残るような出来事が減り、毎日が記憶に残らな…

きょうの聖教新聞  2009・9・8

★名字の言 ▼九州中等部・高等部の「主張大会」を取材した。10代の青年が、自分自身の意見を堂々と述べる姿に感動を覚えた ▼きょう9月8日は、創価の師弟が歴史的な宣言を行った日である。戸田第2代会長は昭和32年のこの日、「原水爆禁止宣言」を発表し…

随筆 人間世紀の光 No.203 人間の中へ民衆と共に㊦ 2009-8-29

堂々と 青春勝利の旗高く! 戦い切った栄冠は わが生命に燦たり 堂々と 民衆の旗 高らかに 先頭 立ちゆく 偉大な人たれ わが創価の妙音菩薩たる芸術部の友は、常に広布の前進の曲を奏でてくれる。なんと力強い響きか! 芸術の闘士ビクトル・ユゴーは、昂然と…

◇ 随筆 人間世紀の光 No.202  人間の中へ民衆と共に ㊤  2009-8-28

偉大な力は「一対一の対話」から! 総仕上げが勝負! 悔いなく勝ち飾れ 誠実な 広布の時間は 三世まで 君の生命に 功徳と成るかな 「SGI(創価学会インタナショナル)の活動は、なぜ、これほど世界的に広がりを見せるようになったのでしょうか」 アメリカ…

小説「新・人間革命」  9月7日 命宝59

広島文化会館に到着した山本伸一は、勤行会の会場に姿を現した。 勤行会でのあいさつで、彼は訴えた。 「本当の仏法は、絢爛たる伽藍の中で、民衆を額ずかせ、僧侶が教えを説く、僧侶中心の伽藍仏法ではない。大聖人の仏法は民衆仏法です。主役は社会で戦う…

小説「新・人間革命」  9月5日 命宝58

山本伸一の乗った車は、広島市へと急いだ。午後七時から行われる、広島文化会館での勤行会に出席するためである。 途中、生花店の前に、十人ほどの人たちが、人待ち顔で道路の方を見て立っていた。婦人や壮年に交じって、女子中学生や女子高校生もいた。 伸…