きょうの聖教新聞  2009・9・23

★名字の言

▼ある青年部が最近、仕事で大きな壁にぶつかった。何とか打開したいと祈り、奮闘する中、ふと、少年時代の思い出が蘇った

▼西日が差す夏の河原。空があかね色に染まるまで、20数人の少年少女で、何度も歌の練習をした。勤行・唱題に始めて挑戦したのも、このころ。支部総会が間近だった。担当のお兄さんに激励され、しぶしぶ加わった彼も口が次第に動いた

▼当日、合唱は大成功。鳴りやまない拍手の向こうに見えたのは、うれしそうな母の顔。担当者の顔。かつて引っ込み思案だった彼は振り返るーあれが、信心で乗り越えた初めての壁だ。だったら今回の壁も乗り越えられる!

▼若い時に受けた激励は、鮮明に覚えているものだ。若くみずみずしい生命は、自身への励ましを、スポンジが水を吸うように蓄えるからであろう。だからこそ、未来っ子を育む側の大人たちも、倍する真剣さで臨まなければなるまい

▼「私が味方です」と、未来部の友を励まし続けてきた池田名誉会長。その慈愛に育まれた少年少女が今、親となり、また未来部の担当者となり、子どもたちを育成している。学会の世代継承の運動は社会に範たる画期的な挑戦でもある。きょう23日は少年少女部の44回目の結成記念日である。( 行 )

★中国 紹興文理学院が決定 池田名誉会長を名誉教授に
 世界的な仏教思想家、教育者、桂冠詩人
 中日友好の平和の使者を讃えたい

★わが友に贈る
 妙法流布に進む
 同志の唱題こそ
 最高の追善だ。
 自他ともに
 三世永遠の幸福を!