2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧
竜樹天親等・天台妙楽等だにも顕し給はざる大曼荼羅を・末法二百余年の比はじめて法華弘通のはたじるしとして顕し奉るなり(日女御前御返事、1243ページ) (通解) 竜樹・天親ら、天台・妙楽らでさえも顕されなかった大曼荼羅を、末法に入って二百年余り…
大地はささば・はづるとも・日月は地に堕ち給うとも・しをはみちひぬ世はありとも・花はなつにならずとも・南無妙法蓮華経と申す女人の・をもう子に・あわずという事はなし(上野尼御前御返事、1576ページ) <通解> 大地をさして外れることがあっても、日…
音の哀楽を以て国の盛衰を知る (念仏者追放宣旨事、88ページ) (通解) 音の哀楽で国の盛衰を知ることができる。 同志への指針 音にも十界の境涯があり、妙音には生命を蘇生させゆく力がある。 わが音楽隊・鼓笛隊が奏でる音律は、皆に勇気と希望を送り、…
仏記に順じて之を勘うるに既に後五百歳の始に相当れり仏法必ず東土の日本より出づべきなり (顕仏未来記、508ページ) (通解) 釈尊の未来記にしたがって、これ(私〈日蓮大聖人〉の未来記)を考えてみると、(今という時は)すでに後五百歳の始め、すなわ…
題目を唱うる人・如来の使なり、始中終すてずして大難を・とをす人・如来の使なり (四条金吾殿御返事、1181ページ) (通解) 題目を唱える人は、如来の使いである。 また最初から最後まで、生涯、妙法を捨てることなく、大難を受けても受持し通す人は、…
各各我が弟子となのらん人人は一人もをくしをもはるべからず (種種御振舞御書、910ページ) (通解) おのおの日蓮の弟子と名乗る人々は一人も臆する心を起こしてはならない。 同志への指針 御本仏の永遠の大宣言であられる。 弟子を名乗る限りは、断じて…
日蓮智者に非ずと雖も第六天の魔王・我が身に入らんとするに兼ての用心深ければ身によせつけず(最蓮房御返事、1340ページ) (通解) 日蓮は智者ではないけれども、第六天の魔王が、私の身に入ろうとしても、かねてからの用心が深いので身に寄せ付けない…
大地はささばはづるるとも虚空をつなぐ者はありとも・潮のみちひぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかなはぬ事はあるべからず(祈祷抄、1351ページ) (通解) 大地をさして外れることがあっても、大空をつなぐ者があっても、潮の…
敵(かたき)は・ねらふらめども法華経の御信心強盛なれば大難も・かねて消え候か、是(これ)につけても能く能く御信心あるべし(四条金吾殿御返事、1186ページ) (通解) (あなた〈四条金吾〉も、石虎将軍(せっこしょうぐん)の故事と同様である)敵…
「無上宝聚 不求自得」―― 「生命」という無上の宝をだれもが平等に持っている ■大要 「譬喩品第三」で「三車火宅の譬え」を聞いた声聞の代表が、釈尊に自分たちが領解したことを、「長者窮子の譬え」として述べます。 それでは、その内容を追ってみましょう…
「譬喩」とは――仏の慈悲と智慧の結晶 その心は学会の実践の中に! ■大要 「方便品第二」で「開三顕一」の説法を聞いて領解した舎利弗は、歓喜します。 そして、理解できないでいる人々のために、釈尊に法を説くように嘆願します。 それに応え、釈尊は「三車…
諸法実相── 千変万化するすべての生命が南無妙法蓮華経の姿である ■諸法実相 「方便品」の冒頭から、釈尊が賛嘆してきた仏の智慧とは、一体、何なのでしょうか? それは、仏と仏とのみが究め尽くした「諸法実相」であると明かしています。 諸法とは、森羅万…
法華経を読むの? (2018.12.25) 仏の最高の言葉で題目の功徳を賛嘆 ―― そこに無量の福徳が輝く ■方便品と自我偈 創価学会員は日々、朝夕に勤行・唱題を実践しています。勤 行では、法華経の方便品第2と如来寿量品第16の自我偈(じがげ)を読誦(読経)しま…
経文の通りに実践―― 大難を乗り越えて弘通し法華経が真実であることを証明 法華経について、皆で学び、深めよう――第3回のテーマは、「日蓮大聖人と法華経の関係は?」です。 ■身をもって読む 前回まで、法華経の成り立ちや大まかな構成などについて学んでき…
日輪の如く師子の如く 人の世のいかなる道にも修行がある。その修行に徹(てっ)し、 道を究(きわ)めてきた人には、命の張(は)りがあり、光がある。 日蓮大聖人は「法華経の修行の肝心(かんじん)」を明確に教えてくださった。 不軽菩薩(ふきょうぼさ…
母の祈りを栄光凱歌の翼に! 恩師・戸田城聖先生が「学会は人材をもって城となす」と、東北の青葉城址(あおばじょうし)で宣言されて六十五星霜(せいそう)――。 今や、日本中、世界中、創価の人材城がそびえ立った。 最大最強の建設の力は、いずこにある…