2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧
★名字の言 ▼77歳の宝寿会(多宝会)の支部責任者と家庭訪問。「お顔を拝見しに来ましたよ」。相手の顔がほころんだ ▼一人暮らしの方もいる。家族と同居でも、昼間は一人というのがこのご時世。話は近況、体の具合・・・果ては戦時中、兵役で中国を転戦した…
★名字の言 ▼「一度掲げた目標は、何があっても完遂する。できない理由を挙げだしたら、きりがない」。この秋、壮年部へ進出した、あるリーダーが後輩に語った思いである ▼私たちは、ともすれば、目の前に壁が立ちはだかると、逃げ腰になる。時間がない、力が…
★名字の言 ▼京都市内を流れる高瀬川沿いに、建築家安藤忠雄氏が手掛けた商業施設がある。当初、川に背を向けて建物が並んでいる風景は、川が邪魔物扱いされているように映った。京都の街は水とのかかわりが深い。それを象徴する建物に。氏のアイデアは、川の…
★名字の言 ▼先日、本社前で、防災訓練が行われた。自信や火災の発生など、最悪の事態を想定した訓練の中、本社の女子自衛消防隊のきびきびした模範演技が光った ▼消防署の方が興味深い話をされた。災害に襲われると、目の前が真っ暗になり、騒音や臭いなどで…
★名字の言 ▼教学部初級試験と青年部教学試験3級の実施まで、あと4日。全国の津々浦々で、日蓮大聖人の仏法哲学を研鑽する「大教学運動」がたけなわだ。この運動は世界でも進む ▼来月、教学部初級試験が行われる南米ウルグアイ。日本から見ると、地球の反対…
★名字の言 ▼沖縄では、苦しむ人を見て、他人事のような言い方はしない。チムギリサン(私の心が痛む)-あなたが苦しんでいると、私も本当に苦しい、と言う ▼入院した後輩のところへ、高校時代、寮生活を共にした先輩が駆けつけた。先輩は後輩の家族に言った…
麗しき交流の歌声 1991年の12月、私は懐かしき大田文化会館での第1回川崎文化音楽祭に出席した。晴 れやかな希望の祭典であった。 数ある演目のなか、ひときわ大きな喝采が送られたのが、今の多宝会である指導部のメ ンバーと、少年少女部が一緒になっての…
青年を伸ばせ 青年が立ち上がれ わが多宝会よ! 堂々と仏法証明の勝鬨を 後継の 若き指導者 育ちけり 世紀の舞台に 踊り立ちたり 「青春とは、すばらしいものだ。つねに私を鼓舞してくれる源泉である」 中国・四川省の成都に誕生された文豪・巴金先生の言葉…
世界まで 我らの舞台は無限なり 民衆に尽くし平和に尽くすリーダーが雄飛 教育の世界は、何にもまして「励ましの心」の世界である。また、そうでなければならない。 現在、私が対談を進めている中国教育学会会長の顧明遠先生も、「愛がなければ教育はない」…
勇気で開け!君に勝利の使命あり 「何のため」忘れず 挑戦と向上の青春を 陸続と また陸続と 後継の 世界に広がる 栄光 君らよ 南米ボリビアを代表する師範学校のペレイラ学長は語ってくださった。 「子どもの幸福を第一に考える牧口常三郎初代会長の教育思…
★名字の言 ▼1969年(昭和44年)11月、創価大学の設立審議会委員との懇談会で、創立者の池田会長(当時)は、参加者にあるものを贈った。それは、大学の建設現場から出土した500万年前のものと推定される「埋もれ木」だった ▼長い眠りから覚めた埋…
★名字の言 ▼長年、がん患者に接してきた医師が語っていた ▼ある患者から、「先生は、いつも私に『頑張りましょう』と言うけれど、私は、もう十分に頑張ってきた。これ以上、どうすればいいのか」と指摘され、表面的な言葉だけの励ましであったことを猛省。医…
★名字の言 ▼先日、開催された韓国と九州の青年部による「韓日青年師弟勝利総会」。その模様が、九州全県の青年部の大会で放映され、反響を呼んだ。集ったのは、全体で10万人の若き精鋭。青年のみなぎる情熱こそ、時代変革の大きな力となる ▼宮崎のある男子…
★名字の言 ▼吉田松陰の没後150年を記念して建設された、山口県萩市の至誠館を見学した。松蔭の遺墨を中心とする展示品の中で、特に胸を打たれたのは「福堂策」。密航に失敗して投じられた野山獄で記された小論文である ▼彼は囚われの身となっても、落胆す…
★名字の言 ▼11・18「創価学会創立記念日」を祝賀する本部幹部会の衛星中継が、きょうから全国各地で開催される ▼前回からインターネット中継がスタートした日本最西端の与那国島をはじめ、沖縄・うるま市の伊計島、沖縄本島北部にある東村の3会場では、…
★名字の言 ▼世界初の「青いバラ」が発売され、話題を呼んでいる。バラには元来、青い色素を作る能力がない。英語で「青いバラ」は「あり得ないもの」を意味し、不可能の代名詞とされてきた。しかし、長年研究を重ねたサントリーが、パンジーの遺伝子を組み込…
★名字の言 ▼「どんぐりの背比べ」と言えば、どれもこれも平凡で優れたものが見当たらないことのたとえ。しかし、その平凡な実に、個性的な知恵が秘められているらしい ▼栄養豊富でおいしいドングリは、野生の動物たちの大好物。子孫を残す大事なタネを食べら…
★名字の言 ▼新型インフルエンザが本格的に流行している。患者の70%が14歳以下というだけに、家庭でのこまやかな配慮が必要だ ▼体外に出たインフルエンザウイルスは、2~8時間ほど感染力を保つ。手洗いやうがいを励行したい。ワクチンの予防接種に関して…
★名字の言 ▼数学者の藤原正彦氏が、小学6年生の算数の授業を依頼された折のこと。氏は生徒に問いかけた。厚さ0・1ミリの新聞紙を半分に折る。その新聞紙を再び半分に折る。何回も続けると、どのくらいの高さになるか?(『この国のけじめ』) ▼一瞬、たい…
★名字の言 ▼設計事務所を開設したものの、仕事の依頼はなし。それでも、夢いっぱいの青年に悲壮感はなかった。腕を磨こうと、仕事を受けたつもりで図面を引く。そうめんで模型を作っては壊し、ゆでて食をつないだ ▼のちの世界的建築家・黒川紀章氏だ。氏が『…
★名字の言 ▼「あなたの手にかかると知床も 生まれ変わります」-96歳で世を去った国民的俳優の森繁久弥さんが、ある写真集に寄せた言葉 ▼本紙の日曜付の企画に、好評連載中の「感動!知床の自然美」がある。写真家の綿引幸造氏が四季折々に撮影した知床の…
★名字の言 ▼釈尊の弟子・舎利弗の失敗話。鍛冶屋と洗濯屋が法を求めに来た。本来なら、金属を連打する前者には呼吸を整える修行を、清潔さを求める後者には命を清める修行を教えるべきところ。しかし、舎利弗は誤って、両者に逆の修行法を授けてしまう。二人…
池田名誉会長講義 御書と師弟 第30回 生命の勝利の王道 師子王の学会と歩め! 我らは思想界の王者 御聖訓 「地走る者の王たり師子王のごとし 空飛ぶ者の王たり鷲のごとし」 (千日尼御前御返事、1310p) 恩師・戸田城聖先生は、私に語られました。 「創価学…
★名字の言 ▼松尾芭蕉が奥州(東北)などを巡って著した『奥の細道』。この旅から今年で320年になる。旅を終えた芭蕉が晩年、唱導した作風は、「重み」に対して「軽み」と呼ばれるものだった ▼出光美術館学芸員の別府節子氏は紹介している。当時の江戸では…
★名字の言 ▼共通語では言い換えのきかない微妙な情感を伝える方言がある、と言ったのは詩人の川崎洋さん。たとえば、津軽弁の「あずましい」。湯加減のほどよい風呂に、ゆったりと漬かった時などに思わず口に出る。心地よさ、ゆったり感、満足感などが結びつ…
今日は、新聞休刊日です。
★名字の言 ▼青、赤、金色・・・スプレーペンキで落書きされたコンクリートの一片。以前、知人から送られた「ベルリンの壁」の破片を手にし、ドイツの人々の興奮に思いを巡らしたことがある。1989年11月9日、「壁」が崩壊し、明日でちょうど20周年 ▼…
★名字の言 ▼ある青年部員との再会に、信仰者の生命力は、なんと強靭かと感動した ▼12年前、同乗した知人の車が大事故に。「全身打撲、脳挫傷・・・」。医師の説明は想像を絶したが、家族は彼の蘇生を信じて疑わない。代わる代わる耳元で題目を送り続けた。…
★名字の言 ▼秋も深まり、一気に冬が近づいてきた。雪が降り始めた地域もある。本紙を配達する無冠の友の皆さまの無事故を心から祈りたい ▼岡山県の山間地域。ある時、無冠の友の婦人が、新しい読者宅へ赴いた。ところが、家主は血相を変え、「今は、新聞なん…
★名字の言 ▼「中堅社員に求める最も重要な役割は『後輩の育成』が72%」。その一方で「育成を『遂行している』中堅社員はわずか3%」-本年5月、産業能率大学総合研究所が発表した「中堅社員の現状に関する調査」の結果だ ▼企業のトップ、あるいは人事担…