きょうの聖教新聞  2009・11・15

★名字の言

▼数学者の藤原正彦氏が、小学6年生の算数の授業を依頼された折のこと。氏は生徒に問いかけた。厚さ0・1ミリの新聞紙を半分に折る。その新聞紙を再び半分に折る。何回も続けると、どのくらいの高さになるか?(『この国のけじめ』)

▼一瞬、たいした数字にはならないと思ってしまうが、実際に計算してみると、26回目で富士山の高さをはるかに超えてしまう。42回目には、地球と月の距離を超える

▼「ティッピング・ポイント」という言葉がある。小さな変化の積み重ねにより、すべてが一気に変化する「劇的な瞬間」のこと。先の例が示す通り、わずかな変化であったとしても、その連続は、やがて大きな結果へと結びつく

▼「広布拡大」のための重要な変化ーそれは「自身の成長」だ。惰性や慢心を排し、たとえ0・1ミリでも、前進を続ける。自らの一念の変革から、「壁」を打ち破る歴史の回転は始まる

▼小説『新・人間革命』に「時代を開く 歴史を創るといっても、特別なことではない。一人ひとりが自分の決めた課題に挑み、今日を勝ち抜くことです」(第12巻 「新緑」の章)と。広布の舞台は皆が主役。私の勝利が、広布の勝利!その確信で、一人一人が日々の地道な実践に挑みたい。 ( 芯 )

★栄光の創立記念日を祝賀! 新時代第34回本部幹部会 SGI総会
 世界へ生命尊厳の大哲学を
 池田SGI会長、原田会長が60カ国250人の友と
 永遠に師弟不二で前進!
 広宣の英雄を表彰 広布文化賞をはじめ各賞を全国の中継会場で授与

★わが友に贈る
 道なき道を征く
 世界広布の開拓者を
 三世の諸仏が讃嘆!
 この尊き求道の姿に
 心して学び進め!