2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

随筆 人間世紀の光 No.202  人間の中へ民衆と共に ㊤  2009-8-28

偉大な力は「一対一の対話」から! 総仕上げが勝負! 悔いなく勝ち飾れ 誠実な 広布の時間は 三世まで 君の生命に 功徳と成るかな 「SGI(創価学会インタナショナル)の活動は、なぜ、これほど世界的に広がりを見せるようになったのでしょうか」 アメリカ…

【第8回】革命と情熱の詩人 バイロン  2009-8-27

若き日に 読みたる感動 バイロンの 姿を見つめむ 君らの英知に 青春の魂は恐れを知らぬ。 若き英国の詩人バイロンは、渾身の叫びを上げた。 「我れ絶望に屈服せず!我れ我が苦悩と戦いぬ」① 青年ならば、前進だ。勇敢に前へ進む限り、希望という友が微笑み、…

小説「新・人間革命」  8月31日 命宝53

信仰とは、希望である。常に、新しき心で、新しき明日に向かい、さらに、新しき前進を開始する力である。 命に及ぶ数々の大難をものともせず、「然どもいまだこりず候」(御書一〇五六ページ)と、新しき戦いを起こされた日蓮大聖人の大精神こそが、「創価の…

小説「新・人間革命」   8月29日 命宝52

愛する呉の同志の、幸福を祈りながら、山本伸一は話を続けた。 「長い人生であり、長い広宣流布の旅路です。いろいろな困難もあるでしょう。 しかし、その時が、宿命転換の、人間革命のチャンスなんです。"負けるものか!"と、不屈の闘魂を燃え上がらせて、…

小説「新・人間革命」  8月28日 命宝51

午後四時前、山本伸一の乗った車は、呉会館の隣にある寺院の前で止まった。会館をはじめ、この寺院にも学会員が集まり、さらに、近くの公園にも、たくさんの人がいた。 伸一は、公園の前まで行き、皆に手を振りながら言った。 「皆さんに、お会いしにまいり…

きょうの聖教新聞  2009・8・29

★名字の言 ▼江戸時代。全国各地の名所案内集というべき「図会」が、次々と作られた。現在の大阪、兵庫を描いた『摂津名所図会』は9巻12冊の大作 ▼最初に登場するのは、大阪・住吉。旧暦の桃の節句のころ、住吉の海岸が潮干狩りを楽しむ人々で、大変な賑わ…

小説「新・人間革命」  8月27日 命宝50

呉会館にいた婦人たちは、唱題を始めた。 そこに、広島文化会館から電話が入った。 竹島登志栄が電話に出ると、山口県婦人部長の直井美子からであった。 「あっ、竹島さん。中国婦人部長の岡田郁枝さんを呼んでいただけますか!」 直井の緊迫した声が、受話…

大白蓮華 2009年9月   巻頭言

2009年9月 大白蓮華 巻頭言 創価学会名誉会長 池田 大作 今日もまた 立ちゆく勇気を 忘るるな 幸福家族の 門はここにと 南米アルゼンチンの民衆詩人ホセ・エルナンデスは叫んだ。 「危難にあっても、さあ、来い!と、私の心は更に大きくなる」 人生は試…

きょうの聖教新聞  2009・8・27

★名字の言 ▼この夏、映画にもなった新田次郎氏の小説『剱岳<点の記>』。明治40年(1907年)、舞台は、絶対に登れないと言われた北アルプス立山連峰の「剱岳」。この未踏の山頂に臨んだ挑戦者たちのドラマだ ▼不可能とされた登頂を可能にした一本の道…

きょうの聖教新聞  2009・8・26

★名字の言 ▼横浜・旭区の鶴ヶ峰で、大きな石碑を目にした。この地で戦い没した武将・畠山重忠を顕彰するものだ。同区内には重忠をゆかりの史跡が点在。長く人々から敬愛されてきたことを物語る ▼源頼朝に仕え、幾多の戦いで活躍。鎌倉幕府の成立にも貢献した…

小説「新・人間革命」  8月26日 命宝49

十一月十一日は、呉会館に、そして、隣接する寺院に、朝からメンバーが集ってきた。 また、中国婦人部長の岡田郁枝や、東京の幹部らも会館を訪れた。もし、山本伸一が呉会館を訪問することになった場合に備えての、下見であった。それを見て、呉の同志は、伸…

随筆 人間世紀の光 200回 広宣流布の言論戦 ㊤㊦ 2009-8-22/23

第200回 広宣流布の言論戦 ㊦ 2009-8-23 嵐をも 突風までも 猛烈な 君の雄叫び 轟き勝たなむ 広宣流布の未来を託す、わが後継の青年たちが、決然と勇戦に立ち上がった。 その若き正義の声が、新時代の号砲の如く、力強く私の命に迫ってくる。 私は嬉しい…

随筆 人間世紀の光 200回 広宣流布の言論戦 ㊤㊦ 2009-8-22/23

第200回 広宣流布の言論戦 ㊤ 2009-8-22 師弟して この大道を 勇敢に! 来る日も来る朝も、無冠の友の皆様の足音から、我らの勝利の行進は始まる。 先日の早朝、静岡の地震の折にも、真っ先に地域の方々の安否を確認しつつ、聖教新聞を配達してくださる仏…

小説「新・人間革命」  8月25日 命宝48

“なんとしても、山本先生を呉にお迎えして、呉の同志に会っていただくのだ!” こう決意して、猛然と祈り始めた、一人の婦人がいた。呉総合本部の婦人部の中心者である竹島登志栄であった。 彼女は、広島で本部総会が開催されることが決定すると、本部総会が…

きょうの聖教新聞  2009・8・25

★名字の言 ▼8月28日は大文豪トルストイの誕生日。生誕180周年の昨年には文豪の玄孫ウラジーミル氏が来日し、池田名誉会長に「トルストイの時代」賞が贈られている ▼新著『トルストイ』を出版した藤沼貴氏(創価大学客員教授)は語る。「(トルストイは…

【第24回】 動執生疑   2009-8-20

“限界の壁”を痛快に破れ 師弟の勝利の舞を! 創価の大興隆に社会が驚嘆 梵天・帝釈が守りに護る 御聖訓 「上行菩薩の 大地よりいで給いしには をどり《踊》てこそ い《出》で給いしか (大悪大善御書、御書1300㌻) 人間の生命には、大海原よりも深く、天空…

小説「新・人間革命」  8月24日 命宝47

山本伸一は、広島市の南観音にある広島会館に到着すると、会館の前にある民家に向かった。その家の主や夫人たちが、庭にいたからである。畑仕事から戻ったばかりのようで、主の手は泥にまみれていた。 伸一は、前回、広島会館に来た折にも、一人でこの家を訪…

小説「新・人間革命」8月22日 命宝46

十一月十日の午後二時からは、山本伸一が出席し、広島文化会館で原爆犠牲者の追善勤行会が行われた。これには、広島をはじめ、中国各県、海外の代表ら八百人が参加した。 さらに、伸一は、勤行会終了後、この日、結成された、女子部の人材育成グループ「中国…

きょうの聖教新聞  2009・8・24

★名字の言 ▼仙台市の晩翠草堂を訪ねた。詩人・土井晩翠が晩年を過ごした建物で、現在は資料館になっている。晩翠が生前使用したベッドも現存。枕元の高さに目線を置くと、窓の外に、緑の庭が見えた ▼「晩翠」とは、冬枯れの時、なお草木が緑色であるとの意(…

きょうの聖教新聞  2009・8・23

★名字の言 ▼戦国時代。堺は、世界的都市として、見事な発展を遂げていた。町を訪れた外国人宣教師は「堺の町より安全なる所なし」「町は甚だ堅固」「此町は(イタリアの)ベニス市の如し」と絶賛した ▼その繁栄の因は何か?強大な権力を持つ領主ではなく、町…

きょうの聖教新聞  2009・8・22

★名字の言 ▼大阪市立美術館で開催中の福澤諭吉展を鑑賞した。諭吉は現在の大阪市福島区の生まれで、同市北区に墓所がある緒方洪庵に学んだ。庶民の都に縁が深い ▼揮毫の右肩に捺す印に「無我他彼此」とあった。「がたぴしなし」と読み、人間関係などの円満さ…

小説「新・人間革命」  8月21日 命宝45

ユキヒロ・カミツの父は、農業をしていたが、ウルグアイでも借金がふくらみ、にっちもさっちもいかなくなっていた。しかも、家族も病気がちであった。 「信心で乗り越えられぬ問題はない」と、力強く訴える紹介者の話に、藁にもすがる思いで一家は入信した。…

きょうの聖教新聞  2009・8・21

★名字の言 ▼仕事を子に託し巡礼に向かう二人の老人。一人は自分しか信じない。周囲には目もくれず、巡礼地に辿り着く。もう一人は善良で快活。貧乏と病気に悩む人を救うために手持ちのお金を使い果たし、巡礼を諦める(トルストイ著『二老人』) ▼どちらが賞…

小説「新・人間革命」  8月20日 命宝44

山本伸一の言葉を、スペイン語の通訳が伝えると、ウルグアイから来たメンバーの顔に、緊張が走った。 伸一は、さらに、念を押すように言った。 「本気になるんだ。この四人のうち、本物が一人でも残ればいい。 また、学会に何かしてもらおうなどと考えるので…

きょうの聖教新聞 2009・8・20

★名字の言 ▼豊臣秀吉が淀川の治水のために建設した「文禄堤」。後に大阪と京都を結ぶ最短コースの道「京街道」として整備された。今も石垣のようになった堤の跡が、大阪の守口市駅(京阪本線)の周辺に残っている ▼この街道、江戸時代には当時の道中奉行が管…

きょうの聖教新聞  2009・8・19

★名字の言 ▼8・24「壮年部の日」。この日を勝利の上げ潮の中で迎えるため、壮年が奮闘している。職場環境の変化に見舞われ苦闘する人、仕事で多忙な時間をこじ開けて活動する人。限界の壁を見据えながら勝利を目指して懸命に戦う壮年が多くいる ▼先日、単…

小説「新・人間革命」  8月19日 命宝43

山本伸一は、海外メンバーに、次々と声をかけ、レイを贈るなどして励ましていった。 メンバーのなかに、ウルグアイから来日した四人の青年がいた。男性二人、女性二人である。 同行の幹部が、伸一にメンバーを紹介した。四人のうち、一人は、日系人の男性で…

アメリカ創価大学入学レセプションへの創立者のメッセージ 2009-8-12

学問は幸福 歓喜 勝利の道 開かれた心で学べ 新しき人類の価値創造を 親愛なる新入生の皆さん、希望輝くご入学、誠におめでとうございます。 英才中の英才の皆さんが、数ある大学の中で、このアメリカ創価大学(SUA)を選び集ってくれた。創立者として、…

随筆 人間世紀の光 No.198 永遠の同志・大関西㊤㊦ 2009-8-15/16

永遠の同志・大関西㊦ 2009-8-16 「われは変らじ」 常勝の その名も高き 関西は 世界一なる 凱歌の城かな 「もうひとつ〈創価学会〉をお作りになられる位の心意気で」──私が還暦を迎えた際、経営の神様・松下幸之助先生が寄せてくださった祝辞の一節である。…

随筆 人間世紀の光 No.198 永遠の同志・大関西㊤㊥㊦ 2009-8-15/16

永遠の同志・大関西㊥ 2009-8-16 世界に轟け! 正義の師子吼 わが民衆の大行進を 諸天が守らむ 「常勝」は師弟不二の宝冠なり 「勇気」の将軍学で「死闘」を競り勝て! おお 堺! 会えば瞳が 輝きて 明るい久遠の 楽しき同志と 「永遠に栄えゆく堺たれ」──聖…