アメリカ創価大学入学レセプションへの創立者のメッセージ 2009-8-12
学問は幸福 歓喜 勝利の道
開かれた心で学べ 新しき人類の価値創造を
親愛なる新入生の皆さん、希望輝くご入学、誠におめでとうございます。
英才中の英才の皆さんが、数ある大学の中で、このアメリカ創価大学(SUA)を選び集ってくれた。創立者として、これほどの喜びはありません。本当にありがとう!(大拍手)
アメリカ創大は、人類が待望してやまぬ大指導者を創りゆく大学であります。
アメリカ創大は、世界が要請してやまぬ英知の光を放ちゆく大学であります。
そしてアメリカ創大は、未来が賞讃してやまぬ平和の大連帯を広げゆく大学であります。
君たちよ、このカリフォルニアの陽光輝く天地で、思う存分に学び抜いてくれ給え!
そして、偉大な21世紀の旭日の生命を輝かせていってくれ給え!
ご家族の皆さま方、誠に誠に、おめでとうございます。ご友人の皆さま方にも、心からのお祝いを申し上げます。教職員の皆様方、大切な大切な宝の逸材を、何卒よろしくお願い申し上げます。
そして、私の心を心として、新入生の歓迎に当たってくださった6期生、7期生、8期生の方々も、本当に本当にありがとう!
万代の発展へ 完璧なる礎を
今、ファウンダーズ・ホール(本部棟)の横では、君たちの入学をを寿ぐように、講堂や、新・教室棟の建設が、着々と進んでおります。まさに隆々と大前進しゆく、SUAの姿を象徴しております。
わがSUAには、世界中の尊き庶民の計り知れない真心が託されております。この体育館も、新しき学生生活を始める寮もー石一つ、タイル一つにも、人類の平和と幸福に貢献しゆく皆さん方の成長を祈り、信じ、待つ、幾多の世界市民の深い深い願いが込められているのであります。
皆さん方の先輩たちは、その信頼を勇気に、その期待を前進の力に変えながら、知性を磨き、人格を鍛えて、「教育の世紀」のフロンティアにふさわしい、堂々たる開拓と創造、共生と融合のキヤンパスの気風を築いてくれました。
その良き伝統を闊達に受け継ぎながら、近くは、創立10周年、そして、20年、50周年へ、さらに万代への大発展の礎を完璧に仕上げてくれるのが、ここに勇み来たった9期生の皆さんなのであります(大拍手)。
「九」は、東洋では古来、「聖なる数」とされ、「究める」との意義があるとも言われております。
私は今、アメリカを代表する3人の歴史的巨人の魂を継承する大知住の先生方と三つの対話を同時に進めております。
一つは、アメリカ・ルネサンスの哲人エマソンの精神を後継する「エソン協会」の前会長であり、詩人としても名高いサーラ・ワイダー博士との対談であります。
また一つは、今年、生誕150周年を迎えるアメリカの大教育者デューイ博士を宣揚するジョン・デューズ協会」のガリソン会長とヒックマン前会長との鼎談であります。
そして、もう一つは、アメリカ公民権運動の父・キング博士の盟友である、著名な歴史学者のビンセント・ハーディング博士との対話であります。
これらの対談に、私は、わが人生の師である戸田城聖先生の心を携えて臨んでおります。師弟は永遠に不ニであり、一体だからであります。
そしてまた、私は、わがSUAの皆さんも車座になって、対談に参加してくれているという思いで、取り組んでおります。
私の心は、常に皆さんと共に、人類の精神遺産を学び、偉大なる魂を呼吸しながら、新たな地球文明の創出へ尽くしたいと願っているのであります。
「平和の文化」のモデルを世界へ
うれしいことに、対談者の先生方も、すべてSUAに来校されて、皆さん方の未来に最大のエールを送ってくださっています。
きょうは、その先生方とご一緒に、諸君の門出に3人の先哲の言葉を捧げたい。
はじめに、私が青春時代から大好きであったエマソンの次の言葉です。
「人生で最も必要なものは、自らの可能性を引き出してくれる存在です。それこそ、友人です。こうした友人と歩めば、我々は容易に偉大になれるのです」
閉ざされて孤立した生命は、光彩を失う。
常に開かれた心で友と対話し、学びゆく生命は、常に新鮮な価値創造の光を発していける。これが「創価」です。
どうか、世界の各地から集い合った不思議なる縁の良き学友と、大いに切磋琢磨しながら、最高に充実した向学と上昇の青春を歩み通してください。
そして、深遠なる人間尊敬に貫がれた「平和の文化」のモデルを、この学舎から、地域へ、社会へ、世界へ、聡明に示していっていただきたいのであります。
次に、キング博士の箴言であります。
「知性と人格の兼備。それが、真の教育の自的である」
簡潔にして重大な結論であります。皆さん方は、実力と人間性という、二つの翼を伸びやかに鍛えながら、使命の天空高く羽ばたいていってください。
そして、デューイ博士の哲学であります。
「人間は、苦悩の中にあっても、幸福を見出すことができる。もしも、勇敢で、平静な精神を持つならば、不愉快な経験が続くなかでも、満ちたりて、快活でいられるであろう」
青年が勇敢に困難に挑みゆくなかでこそ、いまだ開発されていない、壮大なる人類の智慧と創造性が開花していくものであります。
世界は今、100年に一度と言われる危機と混沌の中から、新たな地球社会の在り方を模索しております。
皆さんの学究生活は、その激動の渦中にあります。この大転換期にあって、君たちは〃生命尊厳〃の思想を根本として、〃人類の共生〃と〃民衆の幸福〃をリードしゆく確固たる力をつけていっていただきたい。
真の学問とは、自他共の「幸福の道」です。高き理想を一つ一つ実現しゆく「歓喜の道一です。そして、人類の未来を明々と照らしゆく「勝利の道」です。
皆さんの4年間が、「朗らかな挑戦」と「たゆみなき努力」によって、「私は勝つた!」「我々は勝ちに勝った!」と胸を張って凱歌をあげゆく黄金時代となることを、私は創立者として心から願ってやみません。
皆さん方の限りない成長と前進を、妻と共に、朝な夕なに、深く祈り、見守っております。
結びに、「わが誉れの9期生に、健康あれ/栄光あれ!勝利あれ!」と叫んで、私のお祝いのメッセージといたします(大拍手)。
開かれた心で学べ 新しき人類の価値創造を
親愛なる新入生の皆さん、希望輝くご入学、誠におめでとうございます。
英才中の英才の皆さんが、数ある大学の中で、このアメリカ創価大学(SUA)を選び集ってくれた。創立者として、これほどの喜びはありません。本当にありがとう!(大拍手)
アメリカ創大は、人類が待望してやまぬ大指導者を創りゆく大学であります。
アメリカ創大は、世界が要請してやまぬ英知の光を放ちゆく大学であります。
そしてアメリカ創大は、未来が賞讃してやまぬ平和の大連帯を広げゆく大学であります。
君たちよ、このカリフォルニアの陽光輝く天地で、思う存分に学び抜いてくれ給え!
そして、偉大な21世紀の旭日の生命を輝かせていってくれ給え!
ご家族の皆さま方、誠に誠に、おめでとうございます。ご友人の皆さま方にも、心からのお祝いを申し上げます。教職員の皆様方、大切な大切な宝の逸材を、何卒よろしくお願い申し上げます。
そして、私の心を心として、新入生の歓迎に当たってくださった6期生、7期生、8期生の方々も、本当に本当にありがとう!
万代の発展へ 完璧なる礎を
今、ファウンダーズ・ホール(本部棟)の横では、君たちの入学をを寿ぐように、講堂や、新・教室棟の建設が、着々と進んでおります。まさに隆々と大前進しゆく、SUAの姿を象徴しております。
わがSUAには、世界中の尊き庶民の計り知れない真心が託されております。この体育館も、新しき学生生活を始める寮もー石一つ、タイル一つにも、人類の平和と幸福に貢献しゆく皆さん方の成長を祈り、信じ、待つ、幾多の世界市民の深い深い願いが込められているのであります。
皆さん方の先輩たちは、その信頼を勇気に、その期待を前進の力に変えながら、知性を磨き、人格を鍛えて、「教育の世紀」のフロンティアにふさわしい、堂々たる開拓と創造、共生と融合のキヤンパスの気風を築いてくれました。
その良き伝統を闊達に受け継ぎながら、近くは、創立10周年、そして、20年、50周年へ、さらに万代への大発展の礎を完璧に仕上げてくれるのが、ここに勇み来たった9期生の皆さんなのであります(大拍手)。
「九」は、東洋では古来、「聖なる数」とされ、「究める」との意義があるとも言われております。
私は今、アメリカを代表する3人の歴史的巨人の魂を継承する大知住の先生方と三つの対話を同時に進めております。
一つは、アメリカ・ルネサンスの哲人エマソンの精神を後継する「エソン協会」の前会長であり、詩人としても名高いサーラ・ワイダー博士との対談であります。
また一つは、今年、生誕150周年を迎えるアメリカの大教育者デューイ博士を宣揚するジョン・デューズ協会」のガリソン会長とヒックマン前会長との鼎談であります。
そして、もう一つは、アメリカ公民権運動の父・キング博士の盟友である、著名な歴史学者のビンセント・ハーディング博士との対話であります。
これらの対談に、私は、わが人生の師である戸田城聖先生の心を携えて臨んでおります。師弟は永遠に不ニであり、一体だからであります。
そしてまた、私は、わがSUAの皆さんも車座になって、対談に参加してくれているという思いで、取り組んでおります。
私の心は、常に皆さんと共に、人類の精神遺産を学び、偉大なる魂を呼吸しながら、新たな地球文明の創出へ尽くしたいと願っているのであります。
「平和の文化」のモデルを世界へ
うれしいことに、対談者の先生方も、すべてSUAに来校されて、皆さん方の未来に最大のエールを送ってくださっています。
きょうは、その先生方とご一緒に、諸君の門出に3人の先哲の言葉を捧げたい。
はじめに、私が青春時代から大好きであったエマソンの次の言葉です。
「人生で最も必要なものは、自らの可能性を引き出してくれる存在です。それこそ、友人です。こうした友人と歩めば、我々は容易に偉大になれるのです」
閉ざされて孤立した生命は、光彩を失う。
常に開かれた心で友と対話し、学びゆく生命は、常に新鮮な価値創造の光を発していける。これが「創価」です。
どうか、世界の各地から集い合った不思議なる縁の良き学友と、大いに切磋琢磨しながら、最高に充実した向学と上昇の青春を歩み通してください。
そして、深遠なる人間尊敬に貫がれた「平和の文化」のモデルを、この学舎から、地域へ、社会へ、世界へ、聡明に示していっていただきたいのであります。
次に、キング博士の箴言であります。
「知性と人格の兼備。それが、真の教育の自的である」
簡潔にして重大な結論であります。皆さん方は、実力と人間性という、二つの翼を伸びやかに鍛えながら、使命の天空高く羽ばたいていってください。
そして、デューイ博士の哲学であります。
「人間は、苦悩の中にあっても、幸福を見出すことができる。もしも、勇敢で、平静な精神を持つならば、不愉快な経験が続くなかでも、満ちたりて、快活でいられるであろう」
青年が勇敢に困難に挑みゆくなかでこそ、いまだ開発されていない、壮大なる人類の智慧と創造性が開花していくものであります。
世界は今、100年に一度と言われる危機と混沌の中から、新たな地球社会の在り方を模索しております。
皆さんの学究生活は、その激動の渦中にあります。この大転換期にあって、君たちは〃生命尊厳〃の思想を根本として、〃人類の共生〃と〃民衆の幸福〃をリードしゆく確固たる力をつけていっていただきたい。
真の学問とは、自他共の「幸福の道」です。高き理想を一つ一つ実現しゆく「歓喜の道一です。そして、人類の未来を明々と照らしゆく「勝利の道」です。
皆さんの4年間が、「朗らかな挑戦」と「たゆみなき努力」によって、「私は勝つた!」「我々は勝ちに勝った!」と胸を張って凱歌をあげゆく黄金時代となることを、私は創立者として心から願ってやみません。
皆さん方の限りない成長と前進を、妻と共に、朝な夕なに、深く祈り、見守っております。
結びに、「わが誉れの9期生に、健康あれ/栄光あれ!勝利あれ!」と叫んで、私のお祝いのメッセージといたします(大拍手)。