2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【第13回】  宝の使命の花を咲かせよ (2013.3.31)

〈未来部の友へ〉 希望の光が輝きわたる春を迎えました。 私が青年時代、愛読した日本の作家の一人に、島崎藤村がいます。彼は、未来の宝である青少年へ呼び掛けていました。 「どんな小さな草の芽でも、花咲く時のないものはない」(『藤村随筆集』岩波文庫…

【第12回】  まず腹を決めよ! (2013.3.24)

まず、腹を決めよ。決まったら、勇ましく進め! 今、最も大事なのは、時代がどう変化しようが、民衆の幸福の城である学会を強くすることだ。広宣流布の勝利を開く人材を育てることだ。これが根本である。 広布へ戦う上で、遠慮など必要ない。 どんな立場でも…

【第11回】  信心とは勇猛精進なり (2013.3.18)

我らの全ての戦いは、御本尊につながり、広宣流布につながり、信心につながる。 全部、功徳になる。これを深く確信していただきたい。 戸田先生は叫ばれた。 「大聖人は生涯、戦われたではないか。御書に『仏法と申すは勝負をさきとし』(1165ページ)と書い…

【第10回】 今世の使命を果たし抜け (2013.3.10)

戸田先生は言われた。 「大闘争心が広布の大精神である。これがまた、学会の精神なのだ。 日蓮大聖人から最大に賞讃され、大功徳を受ける資格のある人は、この大勇猛心の決意で進んだ人である」 自分自身の今世の使命を徹して果たしていく。生きて生きて生き…

【第9回】 あきらめない勇気を (2013.3.3)

〈未来部の友へ〉 私の一番大切な、そして大好きな未来部の皆さん、お元気ですか? 担当者の皆様も、いつもいつも、ありがとうございます。 アメリカのマーチン・ルーサー・キング博士は、「人間の平等」という夢に向かって、不当な人種差別と命をかけて戦い…

【第8回】 「温かい声」「確信の声」を (2013.2.23)

健康で、長生きをして、価値ある充実の人生を楽しんでいくのが、信仰の目的である。 健康は、自らの智慧と決心でつくるものだ。疲れをためないよう、また、季節の変化にも気をつけていくことだ。 「信心即生活」である。 学会活動は、心身共に健康になるため…

【第7回】 尊き同志に最敬礼を (2013.2.17)

励ましの絆が、今ほど求められている時代はない。 人間、誰しも絶望的になる時もある。しかし、それに耐え、乗り切っていけば、大事な成長の糧になる。 いわんや、妙法を唱えている人は、長い人生の上から見れば、必ず、全てが変毒為薬される。ゆえに、何も…

【第6回】 道を開くのは「真剣」の二字 (2013.2.11)

リーダーは、朗らかに、力強く、確信を持って、指導・激励していくのだ。 広宣流布は仏と魔との戦いだ。ゆえに、リーダーは、常在戦場の精神であるべきだ。気を抜くことなどできない。だからこそ、ありがたい。全てが仏道修行なのである。 皆に奉仕するため…

【第27回】 自分らしく輝け (2013.4.3)

今いる場所が使命の舞台 春4月──就職や進学、転居など、新たな環境で出発する人も多いだろう。どうか希望に燃えて、健康第一で前進していただきたい。 変化にとまどったり、期待と異なって落胆したり、人が羨ましく思えたりすることがあるかもしれない。し…

【第26回】 人間革命の劇を綴れ (2013.3.20)

仏法は「幸福になる源泉」 青春は、悩みとの連続闘争だ。 前進しているからこそ、悩みがある。 悩みがあるからこそ、成長できる。 御義口伝には、「煩悩の薪を焼いて菩提の慧火《えか》現前するなり」(御書710ページ)と説かれる。 すなわち、悩みを消し去…

【第25回】 “勝利の女王” 白蓮グループ  2013-3-6

学会と同志を守る「創価の花」に! 学会の会館を訪れる同志や友人の方々を、さわやかに出迎えてくれる。誰の目にふれなくとも誠実を尽くし、帰る方にも温かな声をかけて気づかい、無事故を呼びかけてくれる。 白蓮の乙女の清々(すがすが)しい振る舞いに、…

【第12回】 「チャレンジ」そして「チェンジ」! (2013.4.1)

目標は具体的に! 努力は朗らかに! アメリカ公民権運動の母ローザ・パークスさん 変化を起こすには、まず最初の一歩を踏み出すことを恐れてはいけない。失敗はただ一つ、やってみないこと。 名誉会長 新入生の皆さん、晴れの入学、おめでとう! みんな、待…

【第11回】 使命の翼を広げよう!  (2013.3.1)

「自分がやる」と決めれば力が出る 名誉会長 春3月は、旅立ちの月、希望の出発の月です。 私にとって、未来部の皆さんが見違えるように成長して、新たな一歩を踏み出していく姿ほど、心躍るものはありません。 ──メンバーは、この1年、「未来対話」を学び…

【第10回】 祈りは青春勝利の力  (2013.2.1付)

唱題と努力が不可能を可能に 非暴力の闘士 マハトマ・ガンジー 祈って成し遂げられないものはこの世界にない。 祈る人間には退却というものはない 名誉会長 寒い日が続いているね。皆さんが風邪をひかないように、「健康第一」で元気に勉学に励めるように、…

【第9回】 世界が君の本舞台  (2013.1.1)

私が開いた友情の大道を皆さんに託したい 未来学者ヘンダーソン博士 世界市民とは自分が今いる場所から可能な限りの行動を起こす人。 名誉会長 未来部の皆さん、新年、おめでとう! グングンと大樹に伸びていく皆さん方と新しい年を出発できることが、私は本…

小説「新・人間革命」 勇将 44 2013年4月4日

溝渕義弘は、妻の静恵に言った。 「私は、創価学会に入ったよ」 最初、彼女は、〝何か医学を研究する学会なのだろう〟と思った。しかし、ほどなく宗教団体であるとわかり、ショックを受けた。 やがてノイローゼを克服した義弘は、静恵にも入会を勧めた。 彼…

小説「新・人間革命」 勇将 43 2013年4月3日

高松講堂の建設予定地を視察した山本伸一は、高松市円座町にある溝渕義弘・静恵夫妻の自宅を訪問した。 竹垣の塀のある立派な家であった。夫は開業医で四国ドクター部長、香川県壮年部長に就いており、妻は婦人部の四国副指導長、香川県総合婦人部長をしてい…

小説「新・人間革命」 勇将 42 2013年4月2日

高松講堂の建設予定地で、寒風に吹かれながら、山本伸一は地元メンバーへの励ましを続けた。 「ここに高松講堂ができたあとは、その隣に、さらに新しい四国文化会館を造る計画で進んでいるんです。 つまり、ここは、四国創価学会の中心となっていく地なんで…

小説「新・人間革命」 勇将 41 2013年4月1日

四国文化会館に到着した山本伸一は、事務室や恩師記念室を回り、職員らと懇談した。 さらに、そこから高松市勅使町に向かい、高松講堂の建設予定地を視察した。 そこは、川沿いにあり、吹きさらしのなか、数十人の人たちが集まっていた。 「みんな学会の人だ…

小説「新・人間革命」 勇将 40 2013年 3月30日

正午過ぎ、山本伸一は、四国研修道場を出発し、高松市福岡町の四国婦人会館を訪問した。 婦人部の幹部から要請があり、訪問して、記念植樹を行うことになっていたのだ。 この会館は、婦人会館になる前は、高松会館といったが、かつては四国本部として、全四…