2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

第34回 本部幹部会・信越総会への池田先生のメッセージ 2018年5月14日

御本仏は 流罪の佐渡も「常寂光の都」と 「さあ来い!」と試練に向かえ 本部幹部会の前日(12日)、長野研修道場を訪れたSGIメンバーが、信越の同志と記念のカメラに納まった。 「新たな人間革命のドラマを共に!」との誓いにあふれて 一、今、私は改め…

【第20回】新しい人材を伸ばそう (2018.5.26)

仏になりやすき事は別のやう候はず、旱魃にかわけるものに水をあたへ・寒冰にこごへたるものに火をあたふるがごとし(上野殿御返事、1574ページ) (通解) (人がものを教えるということは、重い車に油を塗って回りやすくし、船を水に浮かべて進みやすく…

小説「新・人間革命」 誓願 五十二 2018年5月26日

山本伸一は、九月二十一日、初めて韓国を訪問した。 ソウル市の中央日報社ビルの湖巌ギャラリーで開催される、東京富士美術館所蔵「西洋絵画名品展」韓国展の開幕式に、同美術館の創立者として出席するためである。 伸一は、韓国は「日本の文化の大恩人」で…

小説「新・人間革命」 誓願 五十一 2018年5月25日

一九九〇年(平成二年)夏、総本山では、学会の青年たちが、九月二日に行われる大石寺開創七百年慶祝記念文化祭の準備に、連日、汗を流していた。 この文化祭は、開創七百年の記念行事の幕開けとなるもので、十月には、慶讃大法要の初会、本会が営まれる。 …

小説「新・人間革命」 誓願 五十  2018年5月24日

山本伸一は、日蓮大聖人の仏法の法理を根幹に、世界に平和の大潮流を起こそうと、あらゆる障害を乗り越えながら、渾身の力を尽くしてきた。 また、広宣流布のために僧俗和合への最大の努力を払い、宗門の外護に全面的に取り組んでいった。 宗門では、一九八…

小説「新・人間革命」〉 誓願 四十九 2018年5月23日

山本伸一は、世界広布へ全力で突き進んでいった。時は待ってはくれない。 日本国内では、学会への恐喝及び同未遂事件で逮捕された、山脇友政の裁判も続いていた。 伸一は一九八二年(昭和五十七年)十月にも、その翌年にも、検察側証人として出廷していた。 …

小説「新・人間革命」 誓願 四十八 2018年5月22日

山本伸一もまた、一九八五年(昭和六十年)十月には、体調を崩し、精密検査のために大学病院に入院しなければならなかった。 青春時代に胸を患い、医師からは三十歳まで生きられないだろうと言われてきた体であったが、全力疾走の日々を送ってきた。 会長辞…

小説「新・人間革命」 誓願 四十七 2018年5月21日

山本伸一が、正信会僧らの理不尽な学会攻撃に対して、本格的な反転攻勢に踏みきり、勇躍、創価の同志が前進を開始すると、広宣流布の水かさは次第に増し、月々年々に、滔々たる大河の勢いを取り戻していった。 しかし、広布の征路は険しく、さまざまな試練や…

【第38回】御書は人生の羅針盤なり (2018.5.16)

御本仏の大境涯を拝して 伝統光る任用試験へ、教学練磨(れんま)の息吹(いぶき)が広がっている。 誰もが幸福をつかみ、勝利者となるための仏法である。 ゆえに、学会の教学は、万人(ばんにん)に開かれ、万人が喜びにあふれ て学べる哲理(てつり)なの…

【第19回】今日も歓喜の題目を (2018.5.18)

口に妙法をよび奉れば我が身の仏性もよばれて必ず顕れ給ふ、梵王・帝釈の仏性はよばれて我等を守り給ふ、仏菩薩の仏性はよばれて悦び給ふ​​​​​​​​​ (法華初心成仏抄、557ページ) (通解) 口で妙法をお呼びすれば、私たち自身の仏性も呼ばれて必ず現れる。 …

【第18回】婦人部に功徳と幸福あれ (2018.5.8)

いまは法華経をしらせ給いて仏にならせ給うべき女人なり (乙御前母御書、1222ページ) (通解) 今、(あなたは)法華経を慕われているので、必ず仏におなりになる女人である。 同志への指針 妙法と共に生きる女性が、不幸になるわけがない──御本仏の大慈…

小説「新・人間革命」〉 誓願 四十六 2018年5月19日

ソ連の崩壊にともない、エリツィン率いるロシア共和国は、ロシア連邦となり、旧ソ連の国際的な諸権利等を継承するが、財政危機など、前途は多難であった。 また、東側陣営であった国々は自由を手に入れたが、ユーゴスラビアをはじめ、アゼルバイジャン、アル…

小説「新・人間革命」 誓願 四十五 2018年5月18日

予言者の語った二つの道の一つ目は、「圧政によって王座を固めること」であった。 そうすれば、王権の継承者として、強大無比な権力が与えられ、その恩恵に安住できる。 そして、二つ目は、民に自由を与えることであり、それは「受難の厳しい道」である。 な…

小説「新・人間革命」 誓願 四十四 2018年5月17日

保守派指導者によるクーデターは、ロシア大統領のエリツィンが打倒を呼びかけ、民主化を求める民衆がこれに続き、鎮圧された。 解放されたゴルバチョフが、モスクワに戻ると、既に実権はエリツィンに移り、その流れは、加速していった。 一九九一年(平成三…

小説「新・人間革命」 誓願 四十三 2018年5月16日

軍縮への流れをつくり、ソ連国内の経済再建、民主化への政治改革を打ち出したゴルバチョフは、一党独裁から複数政党制の容認、大統領制の新設など憲法改正を行い、一九九〇年(平成二年)三月、ソ連の初代大統領に就任した。 同年、その平和への偉大な貢献に…

小説「新・人間革命」 誓願 四十二 2018年5月15日

ゴルバチョフは、膠着した状況にあったアフガニスタンからの撤兵を決断した。 一九八七年(昭和六十二年)十二月、米ソ間で、軍事史上画期的なINF(中距離核戦力)の全廃条約が調印された。 また、ソ連の改革は東欧の国々にも及び、自由と民主の潮流は一…

小説「新・人間革命」  誓願 四十一 2018年5月14日

戦争を行うのは人間である。 ならば、人間の力でなくせぬ戦争はない──山本伸一は、そう強く確信し、第二次訪中を果たした。 周恩来総理は、彼との会見を強く希望し、入院中であるにもかかわらず、医師の制止を振り切って、迎えてくれた。 伸一は、中ソの和平…

【第4回】 持続の信心――日々、新たな決意で出発 ​(2018.5.9)

小説「新・人間革命」第26巻「奮迅(ふんじん)」の章 「『さあ、出発しよう! 悪戦苦闘(あくせんくとう)をつき抜けて! 決められた決勝点は取り消すことができないのだ』 これは、ホイットマンの詩集『草の葉』にある、有名な一節であります」 集った青年…

友情こそ人生の最高の宝 2018年5月13日

友と会い、語る。 一緒に悩み、考える。 すると心中には、限りない慈しみと知恵が湧く。 それが思いきった実践となっていく。 いつしか生命は、ダイナミックに回転を始める。 「友情」が、生命にみずみずしい触発を与えているのだ。 人格と人格、魂と魂で結…

永遠なれ創価の大城 池田大作〉31 五月の空に栄光の虹 2018年5月10日

世界に鳴り響け広布大願の鐘 皆で最高に楽しき婦人部総会を! 若葉がまぶしい東京・千代田区西神田の街角。戦後間もない頃、この一角に草創の学会本部があった(4月30日、池田先生撮影) 「創価学会の日」の五月三日、本年は「創価学会母の日」の制定から…

小説「新・人間革命」〉 誓願 四十 2018年5月12日

世界は激動している。動かぬ時代もなければ、変わらぬ社会もない。氷結したように見える事態にも、雪解けの時は来る。 山本伸一は、人類の歴史は、必ずや平和の方向へ、融合の流れへと向かっていくことを強く確信していた。 いや、“断じて、そうさせていかね…

小説「新・人間革命」 誓願 三十九 2018年5月11日

山本伸一は、第三代会長辞任から十余年、世界平和の道が開かれることを願い、広宣流布の大潮流をつくらんと、走りに走り、語りに語ってきた。 そのなかで世界は、一つの大きな転機を迎えようとしていた。東西冷戦の終結である。 世界を二分することになる、…

小説「新・人間革命」 誓願 三十八 2018年5月10日

山本伸一は、広宣流布に駆ける全世界の尊き同志を励まし、活動の指針、人生の指針を示すためにも、詩を贈り続けた。 一九八一年(昭和五十六年)のヨーロッパ、北米訪問の折に、フランス青年部、アメリカ青年部に、また、大分・熊本等の指導では全青年部に「…

小説「新・人間革命」 誓願 三十八 2018年5月10日

山本伸一は、広宣流布に駆ける全世界の尊き同志を励まし、活動の指針、人生の指針を示すためにも、詩を贈り続けた。 一九八一年(昭和五十六年)のヨーロッパ、北米訪問の折に、フランス青年部、アメリカ青年部に、また、大分・熊本等の指導では全青年部に「…

小説「新・人間革命」 誓願 三十七 2018年5月9日

山本伸一が会談したのは、各国の大統領や首相などの指導者にとどまらず、学術・芸術・教育関係者など多岐にわたり、しかも、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、北・中・南米、アフリカと全世界に及んでいる。 一九九〇年(平成二年)の十二月から、翌年前半に…

小説「新・人間革命」 誓願 三十六 2018年5月8日

マンデラ副議長と山本伸一の語らいは弾み、予定された五十分の会見時間は、瞬く間に過ぎた。会談を終え、共に歩みを運びながら、伸一は言った。 「偉大な指導者には迫害はつきものです。これは歴史の常です。 迫害を乗り切り、戦い勝ってこそ偉大なんです。 …

小説「新・人間革命」  誓願 三十五 2018年5月5日

マンデラ副議長に贈る詩を、通訳が朗読し終えると、山本伸一は立ち上がって、“人権の闘士”と固い握手を交わした。 感動の面持ちで、伸一の手を握る副議長に、伸一は言った。 「『同志』が、日本にもいることを忘れないでください。世界にもいます。 後世に、…

小説「新・人間革命」  誓願 三十五 2018年5月5日

マンデラ副議長に贈る詩を、通訳が朗読し終えると、山本伸一は立ち上がって、“人権の闘士”と固い握手を交わした。 感動の面持ちで、伸一の手を握る副議長に、伸一は言った。 「『同志』が、日本にもいることを忘れないでください。世界にもいます。 後世に、…

「創価学会の日」制定30周年の「創価学会母の日」 2018-5-3

師弟の原点 歓喜と誓いの「5月3日」 池田先生が全同志に和歌贈る 若人の 伸びゆく姿に 広布あり 地涌の薫風 五月の地球に 草の根の 母が語らう 大地から 幸の人華も 平和の園も 時は来ぬ 随力弘通の 誓いをば いざや果たさむ 不二の我らは きょう5月3日…

【第37回】人材育成が一切の根本 (2018.5.2)

励ましが前進の力 毎月の「励まし過間」では、 若きリーダーが率先(そっせん)して最前線に打って出てくれている。 会えば、心がつながる。思いが伝わる。絆(きずな)が強まる。 日蓮大聖人は、「書は言(ことば)を尽(つく)さず言は心を尽さず事事見参…