【第20回】新しい人材を伸ばそう (2018.5.26)

仏になりやすき事は別のやう候はず、旱魃にかわけるものに水をあたへ・寒冰にこごへたるものに火をあたふるがごとし(上野殿御返事、1574ページ)
 
(通解)
(人がものを教えるということは、重い車に油を塗って回りやすくし、船を水に浮かべて進みやすくすることである。)
仏にたやすく成る道は、別なことではない。
旱魃の時に喉が渇いた者に水を与え、寒さに凍えている者に火を与えるようなものである。
 
同志への指針
学会は究極の「善知識」の世界だ。
“これほどまでに”と祈り、心を砕き、励ましてくれる父母たちがいる。
幾重にも良き先輩の触発がある。ゆえに、青年が輝き光るのだ。
今、男子部の大学校生も、女子部・学生部の地涌の人材群も躍動している。
後輩を自分以上に!――この大誠実が、自他共に「人間革命」しゆく推進力だ。