2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧
いうならば三障四魔必ず競い起るべしと・しりぬ、二辺の中には・いうべし(開目抄、200ページ) (通解) (経文に照らし合わせたところ、謗法呵責を言わないならば、来世は必ず無間地獄に堕ちる)言うならば、三障四魔が必ず競い起こるということが分かっ…
「立宗宣言」の佳き日に当たり、御本仏・日蓮大聖人に尽きせぬ報恩感謝を込めて御聖訓を何編か拝したい。 創価の師父である牧口先生、戸田先生も大切にされていた御金言である。 まず千日尼への御文――「悲母の恩を報ぜんために此の経の題目を一切の女人に唱…
SGI会長の山本伸一の言葉に、ゴルバチョフ大統領もユーモアで返した。 「会長のご活動は、よく存じ上げていますが、こんなに“情熱的”な方だとは知りませんでした。 私も率直な対話が好きです。 会長とは、昔からの友人同士のような気がします。 以前から…
山本伸一は、各国の指導者との対話にも力を注いだ。 それが、世界平和を実現する道になり、また、学会への理解を促し、その国の同志を守ることにもつながっていくからだ。 1985年(昭和60年)には、来日したインドのラジブ・ガンジー首相を、東京・港区の迎…
勤行会の参加者のなかに、日に焼けた顔をほころばせる、ドミニカ広布の尊き先駆者たちの姿があった。 山本伸一は、笑顔を向けながら、語っていった。 「広宣流布の道を切り開いてこられた皆様が、御本尊の無量の功力を満身に受けつつ、朗らかに、また強く、…
山本伸一は、ペルー滞在中、一万人が集っての第一回ペルー世界平和青年文化祭にも出席し、あいさつをした。 「皆さんは、青春を勝利で飾られた。 私は、皆さんの心の奥深く手を差し伸べ、真心と愛情の、固い、固い、握手を交わしたい。 文化は一国の華である…
山本伸一は、二十六日、「二十一世紀の大地に平和の賛歌」をテーマに行われたブラジル大文化祭に出席した。 席上、フィゲイレド大統領からのメッセージが紹介された。 そのなかで大統領は、ブラジル創価学会が文化、教育、体育、さらには世界の平和への活動…
山本伸一は、一九七四年(昭和四十九年)にもブラジル訪問を予定していたが、ビザ(査証)が出ず、実現できずに終わった。 ブラジルの同志は、自分たちの力が及ばぬために、学会への誤解を晴らせなかったことを悔やんだ。 “さらに、さらに、学会理解のための…
5・3「創価学会の日」「創価学会母の日」を祝賀 草の根の連帯の力で新たな平和の潮流を開け 池田先生が讃嘆のメッセージ 原田会長、永石婦人部長が12カ国・地域の代表と出席 福光の創価女性を仰ぎ見よ 全国婦人部グループ長大会 部の歌「母の曲」を高ら…
「心の変革」が社会を変える 御聖訓「心の一法より国土世間も出来する事なり」 壮大なる実験証明へ共戦の大行進 雪の戸田記念墓地公園を訪れ、世界広布の誓いを新たにした海外の同志を、戸田先生の立像が見つめる。 池田先生はこれまで11度にわたって厚田…
日蓮大聖人の仏法は、「人間」を最高に強く賢くし、「心」を豊かに鍛え上げる「生命変革の哲理」だ。 御書の一文字一文字は、人間の根源の力を引き出すための仏の金文字である。 御書は、民衆が永遠に勝ち栄えゆくための「勝利への源泉」なのである。 教学が…
山本伸一は、民衆に深く根を張り、仏法の平和思想、人間主義の思想を、世界に伝え弘めていく広宣流布の運動を、着実に展開していくことこそが、恒久平和の揺るがざる基盤を築く要諦であると考えていた。 民衆の力、草の根の力こそが、確かな反戦・反核の世論…
向学の炎を明々と燃やせ 一、わが創価教育の父・牧口先生は、20世紀の初めに発刊した独創的な大著『人生地理学』で、地球という星を多次元から捉える視点を示していました。 そこには、人類が結合しゆく未来を展望しつつ、南極を中核として南半球を俯瞰す…
連載「世界宗教の仏法を学ぶ」では、池田先生の指導や励ましを教学のテーマ別に紹介。併せて、それらに関する仏法用語や日蓮大聖人の御書などを紹介します。第3回のテーマは「弘教」です。 小説「新・人間革命」第13巻「北斗」の章 今度は、壮年が指名され…
正義の大哲学を語り抜け 1253年(建長5年)の4月28日、日蓮大聖人は、御年(おんとし)32歲で「立宗宣言」され、妙法弘通(みょうほぐつう) の大闘争(だいとうそう)を開始された。 「今(いま)日蓮が唱(とな)うる所(ところ)の南無妙法蓮華経は末法一万…
負けじ魂の翼を広げ この春、新出発した若人に、心からのエールを送りたい。 進学、就職など、望んだ道には進めなかった友や、思い描いた理想とのギヤップにたじろぐ友もいるだろう。 しかし、仏法は現当二世(げんとうにせ)だ。 常に”今ここから”希望を湧…
努力と挑戦の根を深く 歴史に輝(かがや)く世界青年部総会を通し、草木(そうもく)が萌(も)え出ずる如(ごと)く、新たな地涌(じゆ)の若人たちが力強く躍(おど)り出ている。創価の青年の連帯は、一段と大きく多彩(たさい)に広がった。本当にありが…
滅せる梵音声かへって形をあらはして文字と成って衆生を利益するなり(木絵二像開眼之事、469ページ) (通解) 釈尊が亡くなって、すでに減んでしまった仏の声が、かえって形を現して文字となって、人々に利益を与えるのである。 同志への指針 文字には衆…
イギリスの理事長であったレイモンド・ゴードンは、フォークランド(マルビナス)戦争の翌年となる一九八三年(昭和五十八年)の十一月、「聖教新聞」紙上で、その時の様子を、こう語っている。 「大半のメンバーは、この戦争が一日も早く終わるようにと、心…
日蓮大聖人がめざされたのは、苦悩にあえいできた民衆の幸せであった。 そして、日本一国の広宣流布にとどまらず、「一閻浮提広宣流布」すなわち世界広布という、全人類の幸福と平和を目的とされた。 この御精神に立ち返るならば、おのずから人類の共存共栄…
軍部政府が強要する神札を公然と拒否することは、戦時中の思想統制下にあって、国家権力と対峙し、思想・信教の自由を貫くことである。 それは、文字通り、命がけの人権闘争であった。 事実、牧口常三郎は、逮捕翌年の一九四四年(昭和十九年)十一月十八日…
一九八三年(昭和五十八年)五月、SGIは国連経済社会理事会(ECOSOC)の、協議資格をもつNGOとして登録された。 また、この年の八月八日、SGI会長である山本伸一に「国連平和賞」が贈られ、東京・渋谷区の国際友好会館(後の東京国際友好会館…
戸田城聖は、かつて山本伸一に語った。 「人類の平和のためには、"具体的"な提案をし、その実現に向けて自ら先頭に立って"行動"することが大切である」 「たとえ、すぐには実現できなくとも、やがてそれが"火種"となり、平和の炎が広がっていく。 空理空論は…
法華経流布あるべきたねをつぐ所の玉の子出で生れん目出度覚え候ぞ、色心二法をつぐ人なり(四条金吾女房御書、1109ページ) (通解) 法華経が流布していく種を継ぐ、玉のような子どもが生まれるであろう。 まことにめでたいことである。 (その子は)色…
今日も聖教と共に! 同志と共に 心を結ぶ「善と真実」の言葉を放て! 私と妻の一日は、朝、聖教新聞を配達してくださる「無冠の友」の皆様に、感謝を込めて、唱題することから始まる。 そして夜は、翌朝の絶対無事故と健康を祈ることで結ばれる。 わが胸には…
「現代世界の核の脅威」展は、「広島・長崎原爆被害の概要」「現代の核兵器の実態」「軍縮と開発」の三部構成となっていた。 このうち「広島・長崎原爆被害の概要」では、被爆後の焦土と化した両市の写真などとともに、広島の原爆ドームの模型、焼けた衣類、…
平和文化祭は、関西や中部などの方面にとどまらず、引き続き、各県ごとに開催され、平和意識啓発の一つの運動として、新しい流れをつくっていくことになる。 この一九八二年(昭和五十七年)は、創価学会が世界平和の実現のための運動に、これまでにも増して…
世界平和文化祭では、「きらめく瞳」と題する女子中・高等部員の希望弾むリズムダンスもあった。 「羽ばたき」という男子中・高等部員のマスゲームでは、明日に向かう若々しい力が躍動した。 男子部のグラウンド人文字は、恒久平和建設への誓いを込めて、「…
九月十八、十九の両日には、第二回世界平和文化祭が、「平和のルネサンス」をテーマに掲げ、埼玉県所沢市の西武ライオンズ球場で盛大に開かれた。 前年の六月、アメリカのシカゴ市郊外のローズモント・ホライゾンで第一回世界平和文化祭が行われてから一年三…
最後にマイクに向かった山本伸一は、「平和の輝きと響きと力の文化祭」であったと賞讃し、岐阜、愛知の県知事をはじめ、来賓に心から謝辞を述べ、簡潔にあいさつした。 「有意義に充実の人生を生きていくには、常に、根本に立ち返って、進むべき道を考えるこ…