池田先生と共に 新時代を進む

【第6回】励ましの春風を友へ地域へ (2019.3.25)

「創価桜」の春が来た!“桜守”の方々の丹精に応えて、年輪を重ねた総本部の「青年桜」も開花した。 桜を愛でられた御本仏は、「十界互具」の譬えとして「木中の花」と表現されている(御書242ページ)。 冬の木には花が潜んでいるとは見えないけれども、…

【第5回】我ら地涌の絆は無敵なり (2019.3.5)

季節の変わり目で天候が不順な中、聖教新聞を配達してくださる「無冠の友」の方々の健康と絶対の無事故を強盛に祈る日々である。 友の幸福のため、労苦をいとわず奮闘する創価家族に、御本仏の御照覧はいかばかりであろうか。 先般、草創から不退の信心を貫…

【第4回】朗らかに誓いの友と春の曲 2019年2月24日

心に太陽を抱く女性が輝くところ、家庭も地域も社会も、晴れわたる。 熱原の法難の中、勇敢に戦う南条時光の一家には経済の困窮や家族の急逝等、厳しい試練が打ち続いた。しかし母は負けなかった。 日蓮大聖人は、苦難の冬を乗り越えゆく母を労い、讃えつつ…

【第3回】 大聖人直結で恩師の如く 2019年2月13日

この世界から「悲惨」の二字をなくしたい──これが戸田先生の熱願であった。 恩師のお心を継ぐ、全国、全世界の宝友が勇んで広布に走る中、数え年120歳の誕生日を迎えられた。 あの豪毅な笑顔を胸に浮かべつつ、尽きせぬ師恩へ感謝の勤行・唱題を行った。 …

【第2回】 対話の花を地域に世界に 2019年1月15日

年頭から全国各地、元気いっぱい、勢いを増して前進している様子を、何よりうれしく聞いている。 思えば、あのトインビー博士は、2年越しの語らいの最後に、40歳ほど若い私の手を強く握り締め、未来を開く「平和への対話」を託してくださった。 博士の声…

〈池田先生と共に 新時代を築く〉 2019年1月5日

健康・福徳・勝利の一年に! 全世界の宝友と「創価勝利の年」を勇躍出発できた。 雪が降り積もる中、勇んで新年勤行会に大勢の友が集われた地域もある。 未入会のご家族も一緒に仲睦まじく参加されたり、新入会の凜々しき若人を皆で祝福したりと、歓喜あふれ…

【第33回】 ロマンの青春凱歌の人生 (2018.12.8)

女子部の訪問ロマン総会が、日本全国で楽しく、にぎやかにスタートした。 さあ、友のもとへ! 祈って動けば、希望のドラマが始まる。 ロマン輝く青春の語らいが生まれる。 友情の花園と咲き薫る。 「常にかたりあわせて」(御書900ページ)と仰せ通りの華…

【第32回】君よ忘るな勝利の絆を (2018.10.21)

若人の歌声が響くところ生命の躍動は広がる。 私も、学会歌のCDに耳を傾けない日は一日としてない。 先日の中国総会では、心凜々しき鳳雛たちが未来部歌「正義の走者」をスクラム組んで歌ってくれた。 歌詞に刻んだ『走れメロス』の物語は、「友と友の間の…

【第31回】人間革命の「旭日」と光れ! (2018.9.22)

実りの秋。地震、台風、豪雨等の相次ぐ被災で、農漁光部の宝友のご苦労が偲ばれる。 御書に「食を有情に施すものは長寿の報をまねき」(1296ページ)と仰せのように、わが尊き同志の健康長寿、大福徳を強盛に祈る日々である。 25年前、小説『新・人間…

【第30回】人間革命の勇気の舞を 2018年6月25日

大阪北部の地震から1週間。不自由な生活を余儀なくされている方々に心よりお見舞いを申し上げたい。 世界の希望の錦州城なればこそ、「わざはひも転じて」(御書1124ページ)との御聖訓のままに「変毒為薬」の勇気の行進を、どうか、お願いします。 あ…

【第29回】学ぶ誇り! 生命の大歓喜を (2018.5.22)

先師・牧口常三郎先生が誕生した6月が巡り来る。 先生が57歳の年(昭和3年)に、広布の戦いを開始されて、今年で90周年となる。 仏法対話の折に、先生がよく語られた一言がある。 「信仰に入るのではない。信仰の世界へ出るんだよ」 すなわち、正しい…

【第28回】新しき地涌の人材の大陣列を (2018.4.28)

「立宗宣言」の佳き日に当たり、御本仏・日蓮大聖人に尽きせぬ報恩感謝を込めて御聖訓を何編か拝したい。 創価の師父である牧口先生、戸田先生も大切にされていた御金言である。 まず千日尼への御文――「悲母の恩を報ぜんために此の経の題目を一切の女人に唱…

【第27回】清新な決意で清新な出発を (2018.3.24)

戸田城聖先生のご命日を前に、桜が咲き薫る青山墓地周辺を車で回り、恩師を偲んだ(3月23日)。 60年前、先生をお見送りした道の桜並木も年輪を刻んで、王者の風格を湛えていた。 最晩年、「もう何もいらない。ただ人材が欲しい」と言われていた先生で…

【第26回】大願へ! 大きく立ち上がれ (2018.2.16)

記録的な豪雪の福井、石川、富山をはじめ新潟、そして東北、北海道など各地の友の無事安穏を日々、祈っております。 特に、聖教新聞の配達をしてくださる尊き無冠の友の皆さまのご苦労はいかばかりか。 どうか、絶対に無理をされず、くれぐれも安全最優先で…

【第25回】人材の大城を! 励ましは力 (2018.1.22)

わが男女青年部が、日本中、世界中、いずこでも生き生きと躍動している。 伝統の欧州教学研修会も中核を担ってくれているのは、凜々しき青年部である。 日本では、男子部の新たな大学校が意気軒高に発足した。 地涌の若人の本領は、舞を舞うが如く、勇んで学…

【第24回】「今年こそ」と誓願の祈りを (2018.1.5)

新たな「栄光」の一年を、全世界の宝友と晴れやかに出発することができた。 総本部はじめ創価の城は千客万来の賑わいであり、深き志に感謝は尽きない。 無事故の運営に全力で当たってくれた役員の友の献身も、何と気高いことか。 各地の新年勤行会では、青年…

【第23回】信心は幸福と勝利のために (2017.12.18)

この一年、聖教新聞を配達しておられる無冠の友をはじめ、広布の会場を提供くださっているご家族の皆さま。 創価班、牙城会、白蓮グループ、王城会、香城会、また会館守る会、一日会館長の創価宝城会の皆さま。新聞長、教宣部等の皆さま。 そして、生老病死…

【第22回】世界の友と人間革命の行進 (2017.11.16)

全国、全世界の同志と共に、晴れ晴れと創立の日を迎えることができ、これほどうれしいことはない。 栄光の未来を開く宝友の幸福勝利と無事安穏、そしてSGIの大発展を祈って、広宣流布大誓堂で勤行・唱題した(13日)。 総本部も一段と整い、人間主義の…

【第21回】誓願の青春スクラムは堂々 (2017.11.6)

「青年拡大の年」の総仕上げへ、日本も、世界も、若人が力強く邁進している。 仏法源流のインドでは、男女青年部が10万を突破する地涌の大連帯を築いた。 釈尊、そして日蓮大聖人が、いかばかりお喜びか。 創立の月・11月は、「男子部の日」(5日)、「女子…

【第20回】苦楽を共に不屈の信心で (2017.10.30)

相次ぐ台風の被害に心よりお見舞い申し上げます。各地の皆さまの無事安穏を、また早期の復旧を、さらに被災された方々の変毒為薬を強盛に祈ります。 そして尊き配達員の宝友が日々、健康で、絶対無事故であるよう、妻と真剣に題目を送っています。 「月月・…

【第19回】正義の走者は“澎湃”と! (2017.10.14)

我ら創価家族には、偉大な正義の源流がある。 戦時中、軍部政府の弾圧にも断じて屈しなかった殉教の師父・牧口先生が、獄中で最後の葉書を綴られたのは、昭和19年(1944年)の10月13日であった。 御本仏御入滅のこの日、先生は「三障四魔ガ紛起ス…

【第18回】 心を結べ!仏縁を幾重にも (2017.10.9)

わが師の笑顔が浮かぶ。戸田先生が放たれた「原水爆禁止宣言」より60年――。 歴史を画する「核兵器禁止条約」が国連で採択され、その発効へ力強く尽力されるICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)に、今年のノーベル平和賞の授賞が決定した。 広島・長崎…

【第17回】「師子王の心」で勇敢に!! (2017.10.2)

御本仏・日蓮大聖人が、「立正安国論」を認められ、民衆の安穏と世界の平和への道を示されたのは、文応元年(1260年)である。 それから満700年、第3代会長に就任した私は、直ちに関西を訪れ、そして北海道・東北・関東から九州・沖縄まで日本全国を…

【第16回】不二の愛弟子を勝ちまくれ (2017.9.12)

広宣流布の新しいリーダーが、各地で躍り出ている。 日蓮大聖人は、「教主釈尊の勅宣を頂戴して此の国に来れり」(御書1121ページ)と仰せになられた。 我らは、御本仏から頂戴した使命を担い、それぞれの宿縁の国土に来たのだ。 この一点を深く自覚すれば、…

【第15回 】核兵器の廃絶へ連帯を強く (2017.8.6)

私が師・戸田城聖先生に初めてお会いしたのは、終戦から2度目の夏。 父母が復員を待ちわびていた長兄の戦死の公報が届いた、2カ月半後のことであった。 命を賭して軍部政府と戦い抜かれた先生を信じて、19歳の私は、創価の平和闘争に身を投じた。 戦争は…

【第14回 】世界に轟け! 常勝不敗の魂 (2017.7.17)

「東京凱歌」――この書を私が記したのは、昭和58年であった。5月3日を祝賀し、八王子の東京会館の完成を記念して書き留めた。 今その地には殉教の先師を宣揚する東京牧口記念会館が立つ。 先師に捧げる「東京凱歌」「創価の凱歌」を轟かせてくれた全同志…

【第13回】 勇気の言論で平和と幸福を (2017.7.7)

全同志の祈りと団結で勝ち開いた「立正安国」の凱歌(がいか)こそ、牧口先生と戸田先生への何よりの報恩(ほうおん)であろう。 7月6日は、両先生が、戦時中の法難で、軍部政府に逮捕された日である(昭和18年)。 74星霜を刻んだこの日、私は総本部の恩師…

【第12回】 前進! 正義の凱旋門へ (2017.6.20)

戸田城聖先生が、軍部政府との2年の獄中闘争を勝ち越え、出獄されたのは、東京・中野であった。 それは、昭和20年(1945年)の7月3日。巡りくるその日を前に、有縁の地へ走り、中野南文化会館を視察した(18日)。 会館には、朝から壮年部が意気…

【第11回】 栄光の大広布城を築こう (2017.6.8)

偉大なる「死身弘法」の師父・牧口先生の生誕日に、懐かしい荒川文化会館を訪れることができた(6日)。 昭和53年3月にこの師弟城が完成し、私が真っ先に行ったのは、戸田先生の追善法要(4月1日)であり、牧口先生の生誕謝恩の勤行会(6月6日)であ…

【第10回】 誓春凱歌の花を爛漫と (2017.5.28)

わが女子部の友が「凱歌の花」の拡大月間と掲げて、はつらつと前進している。 創価の太陽・婦人部と共に、幸福と友情の対話を明るく賢く織り成す姿を、御本仏がいかばかりお喜びくださることか。 「乙御前は、さぞかし成長されたことでしょう。どんなに聡明…