2017-06-24から1日間の記事一覧

池田先生がジャパンタイムズ紙に寄稿 (2017年6月14日)

市民社会の声を反映させ核兵器禁止条約の成立を アメリカ・ニューヨークの国連本部で明15日から始まる核兵器禁止条約交渉会議の第2会期に向けて、池田先生は6日付の英字紙「ジャパンタイムズ」に「禁止条約は核兵器のない世界へ可能性を開く」と題し、寄稿し…

【第68回】 「信」強き行動の知性たれ (2017.6.18)

今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と信受領納する故に無上宝聚不求自得の大宝珠を得るなり信は智慧の種なり (御義口伝、725ページ) (通解) いま日蓮と弟子檀那が南無妙法蓮華経と信じ唱えるが故に、自ずから求めずして、これ以上ない大宝珠を得るのである。…

【第12回】 前進! 正義の凱旋門へ (2017.6.20)

戸田城聖先生が、軍部政府との2年の獄中闘争を勝ち越え、出獄されたのは、東京・中野であった。 それは、昭和20年(1945年)の7月3日。巡りくるその日を前に、有縁の地へ走り、中野南文化会館を視察した(18日)。 会館には、朝から壮年部が意気…

【第11回】 栄光の大広布城を築こう (2017.6.8)

偉大なる「死身弘法」の師父・牧口先生の生誕日に、懐かしい荒川文化会館を訪れることができた(6日)。 昭和53年3月にこの師弟城が完成し、私が真っ先に行ったのは、戸田先生の追善法要(4月1日)であり、牧口先生の生誕謝恩の勤行会(6月6日)であ…

小説「新・人間革命」 雄飛 九 2017年6月24日

四月二十五日、山本伸一を団長とする訪中団一行は、北京を発ち、空路、広東省の省都・広州市を経て、桂林市を訪ねた。 翌日、車で楊堤へ出て、煙雨のなか、徒歩で漓江のほとりの船着き場に向かった。 霧雨の竹林を抜けると、河原にいた子どもたちが近寄って…

小説「新・人間革命」 雄飛 八 2017年6月23日

山本伸一との語らいで華国鋒主席は、十億を超える中国人民の衣食住の確保、とりわけ食糧問題が深刻な課題であるとし、まず国民経済の基礎になる農業の確立に力を注ぎたいと述べた。 農民の生活が向上していけば、市場の購買力は高まり、それが工業発展の力に…

小説「新・人間革命」 雄飛 七 2017年6月22日

絵画「チョモランマ峰」の寄贈にあたり、常書鴻・李承仙夫妻から、この絵を制作した文革直後の時代は、絵の具の品質が良くないので、末永く絵を残すために、描き直したいとの話があった。 山本伸一は、その心遣いに恐縮した。 新たに制作された同じ主題、同…

小説「新・人間革命」 雄飛 六 2017年6月21日

一九九〇年(平成二年)十一月、静岡県にあった富士美術館で、常書鴻の絵画展が開催された。 そのなかに、ひときわ目を引く作品があった。 特別出品されていた「チョモランマ峰(科学技術の最高峰の同志に捧ぐ)」と題する、縦三メートル余、横五メート ル余…

小説「新・人間革命」 雄飛 五 2017年6月20日

常書鴻が敦煌の莫高窟で暮らし始めたころ、そこは、まさに“陸の孤島”であった。 周囲は砂漠であり、生活用品を手に入れるには約二十五キロも離れた町まで行かねばならなかった。 もちろん、自家用車などない。 土レンガで作った台にムシロを敷いて麦藁を置き…

小説「新・人間革命」 雄飛 四 2017年6月19日

北京大学では、講演に引き続き、四川大学への図書贈呈式が行われた。 当初、山本伸一は、四川省の成都にある四川大学を訪問する予定であったが、どうしても日程の都合がつかず、ここでの贈呈式となったのである。 四川大学の杜文科副学長に伸一から、図書一…

【第67回】 迅速こそ責任感の表れ (2017.6.7)

貴辺此の病を受くるの理或人之を告ぐ予日夜朝暮に法華経に申し上げ朝暮に青天に訴う除病の由今日之を聞く喜悦何事か之に過ぎん (除病御書、1298ページ) (通解) あなたがこの病気にかかったことを、ある人から伺った。 病気平癒を日夜朝暮、法華経に申…