2015-01-01から1年間の記事一覧
今の一念(いちねん)が、未来をつくる。 明年は「世界広布新時代 拡大の年」。 昭和31年、「大阪の戦い」「山口開拓指導」の拡大の歴史から60周年となる。 大阪の戦いで打ち立てた1万1111世帯の弘教。さらに山口開拓指導で切り開いた10倍の発展。全て…
大雪や荒天(こうてん)の中、聖教新聞を配達してくださっている尊(とうとう)き無冠(むかん)の友の皆様、本当にありがとうございます。くれぐれも、無事故第一でお願いします。大切な皆様方の健康とご多幸(たこう)を、毎日、懸命(けんめい)に祈って…
創立85周年を祝賀し、海外60力国・地域からSGI(創価学会インタナショナル)の代表が研修のため来日する。 皆で心から歓迎(かんげい)し、世界の尊(とうとき)き求道の友と新たな広布の拡大へ晴れ晴れと出発したい。 全世界に躍(おど)り出る地涌の菩薩の…
伝統の教学部任用試験(きょうがくぶにんようしけん)を目指(めざ)し、仏法の生命哲学を学ばれている皆様こそ、偉大な求道(きゅうどう)の哲学者である。多くの会友の方も受験されると伺(うかが)い、うれしい。共に研撰(けんさん)し、応援してくださ…
釈迦仏(しゃかぶつ)は・我(われ)を無量(むりょう)の珍宝(ちんぼう)を以(もっ)て億劫(おくごう)の間(あだ)・供養せんよりは・末代(まつだい)の法華経(ほけきょう)の行者(ぎょうじゃ)を一日なりとも供養(くどく)せん功徳は百千万億倍(…
孔子(こうし)は九思一言(きゅうしいちげん)・周公旦(しゅうこうたん)は浴(ゆあみ)する時は三度(みたび)にぎり食する時は三度はかせ給う、古(いにしえ)の賢人(けんじん)なり今の人のかがみなり (四条金吾御書、I175ページ) 〈通解〉 孔子…
過去の不軽菩薩(ふきょうぼさつ)は一切衆生(いっさいしゅじょう)に仏性(ぶっしょう)あリ法華経(ほけきょう)を持(たも)たば必ず成仏すべし、彼れを軽(かろ)んじては仏を軽んずるになるべしとて礼拝(らいはい)の行(ぎょう)をば立てさせ給(た…
青年は悩んでこそ成長 60年前の師走、戸田城聖先生は、翌年の ″大阪の戦い″に挑(いど)みゆく私に言われた。 「大ちゃん、人生は悩まねばならぬ。悩んで初めて信心もわかるんだよ。それで偉大な人になるんだ」と。 全てを見守ってくださっている師匠の励ま…
「随縁真如(ずいえんしんによ)の智(ち)」を発揮(はっき)せよ 社会は変化の連続である。変化に即応(そくおう)するとともに、時代の動きを先取(さきど)りして、価値を創造していくのが、創価の青年の本領(ほんりょう)である。 その源泉(げんせん…
真実の言葉ほど、胸に響くものはない。 体験が大切である。悩みと戦い、苦労して勝ち取った体験以上の真実はないからだ。 飾らず、繕(つくろ)わず、ありのままの信心の喜びを伝えれば、相手の生命に仏種(ぶっしゅ)が蒔(ま)かれる。 御聖訓には『この娑…
全国各地で、支部総会、地区総会が大成功で行われている。功徳の体験あり。希望の歌声あり。友情広がる有意義な集いとなり、うれしい限りである。 出会いは人生の花だ。信じ合える絆は宝だ。 私も、正義に生きる恩師・戸田先生との出会いが人生を決めた。苦…
日蓮が法華経の智解《ちげ》は天台・伝教には千万が一分《いちぶん》も及ぶ事なけれども難を忍び慈悲のすぐれたる事は・をそれをも・いだきぬべし(開目抄、202㌻) 通解 日蓮が法華経の法理を理解する智慧は天台大師や伝教大師には千万分の一にも及ばない…
母の讃歌を!女性の凱歌を! 創価学会名誉会長 池田大作 尊(とうと)き婦人部・女子部の健闘を伺(うかが)う度に、私は思う。 日蓮大聖人は、いかばかり喜ばれ、この女性たちをどのように讃(たた)え、励(はげ)ましてくださるであろうか、と。 御義口伝に…
種を蒔く誇り!育てる喜び! 創価学会名誉会長 池田大作 春夏秋冬、わが誉(ほま)れの農漁光部の同志の皆様方に、私は題目を送り続けている。海苔屋(のりや)に育った私には、農漁業の日々の御苦労が、深く偲(しの)ばれてならない。 「食は命」なり。自然…
広宣流布の祈りは、一切を勝ち開く。御聖訓通りの難の連続の中で、私は、ひたぶるに御本尊に祈り抜いてきた。 「無量無辺の広布の道を開いてみせる」「創価学会に威光勢力を与えたまえ」と。 嵐を越えて、今や慈折広布の大道は五大州に広がった。世界が創価…
人材を育てる人が、真の人材である。 戸田先生は支部長に対して「絶えず“人物”を見つけ、育てることに心を砕いてもらいたい」とよく言われていた。 自分が率先して力を発揮するとともに、どれだけの人を見いだし、育て、広宣流布へ向かわせることができるか…
さわやかな対話の秋が来た。昼は太陽の光を燦々と浴びて、夜は満天の星々と語りながら、我らの広宣流布の長征は進む。 戸田先生は、よく壮大な天文学の話をされながら、「科学が進歩すればするほど、仏法の法理の正しさが証明される」と達観しておられた。 …
秋の彼岸に当たり、私も、亡くなられたご家族の方々、そして広宣流布に連なる全ての方々の先祖代々の追善回向を懇(ねんご)ろに行い、三世永遠にわたる安穏と福徳を、心から祈念させていただいている。 題目の光は全宇宙に届く。慈愛と励ましの祈りは、友の…
納得と共感から前進の力が 創価の友は、全員がかけがえのない人材だ。 御聖訓に「皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱えがたき題目なり」(御書1360㌻)と仰せではないか。ゆえに、リーダーは一人一人が地涌の自覚に立てるよう、励ますことだ。 大切なのは、納得…
スピードに人間性が光る 戦いは「スピード」と「確実性」で決まる。学会は、この早さと真心で勝ってきた。 友への激励も、時を失してはならない。迅速に声をかけ、手を打っていくのだ。そこに、リーダーの人間性が光る。 もちろん、慌てて雑になってはならな…
いかにわろくとも・わろきよし人にも又上《かみ》へも申しさせ給うべからず候、よきところ・よきところと申し給はば又かさねて給はらせ給うべし(四条金吾殿御返事、1183㌻) 通解 たとえどんなに悪い土地であっても、悪いということを、他人やまた主君に言…
法華経の行者は信心に退転無く身に詐親《さしん》無く・一切法華経に其《そ》の身を任せて金言の如く修行せば、慥《たしか》に後生《ごしょう》は申すに及ばず今生《こんじょう》も息災延命にして勝妙《しょうみょう》の大果報を得《え》・広宣流布大願をも…
紅染まる 海原に 船出の銅鑼は 轟きぬ 波浪を越えて いざや征け 世界広布の 先駆けと 海鳥の島 椰子の島 燃える火の島 巌島 いずこも使命の 天地なり 常寂光の 都なり 無情仕打ちの 烈風猛る 悔し涙の 日々ありき われは祈らむ ひたすらに 嵐に向かい 師子立…
初の離島本部総会に集った人びとは、第二回の総会を目標に、意気軒昂に各島々へ帰っていった。 第二回総会は、一九七九年(昭和五十四年)十月、前回を上回る百三十五島から八百人の代表が喜々として東京戸田記念講堂に集い、盛大に開催された。 しかし、会…
「開目抄」の一節を拝した山本伸一は、力を込めて語った。 「どうか、この御文を、直接、御本仏・日蓮大聖人から自分に賜ったものと受けとめていただきたい。 どんな大難があったとしても、疑ったり、嘆いたりすることなく信心を貫いていけば、必ず成仏でき…
参加者は皆、真剣な表情で、山本伸一の話に耳をそばだてていた。 「太陽は一つであっても、ひとたび天空に躍り出れば、すべて明々と照らし出されていきます。 同様に、信心強盛な一人の学会員がいれば、島全体が希望に包まれ、歓喜に満たされていきます。 ど…
山本伸一は、離島の同志に寄せる自らの思いを語っていった。 「皆さん方の愛する島へ、勇んで馳せ参じ、共に島の発展のために、福運の歴史を築きたい ――それが、かねてからの私の願いであり、その気持ちは、今なお、いささかたりとも変わっていないことを知…
山本伸一は、言葉をついだ。 「広宣流布の旅路が、険難であるのは当然です。しかし、何があろうが、紛動されないで、退転しないで、どこまでも、私と一緒に、使命の大道を歩み通してください! では、全員で万歳を三唱しましょう。 離島本部の万歳であり、各…
一九七八年(昭和五十三年)十月七日、山本伸一は、離島の婦人部の代表らと懇談したあと、第一回離島本部総会の会場である創価文化会館五階の広宣会館へ向かった。 会場は、全国百二十の島々から集った代表で埋まり、求道の熱気に包まれていた。 皆、固唾を…
山本伸一は、「龍郷支部歌」をもう一度聴いた。 それから、「では、今度は、ぼくの作った歌を聴いてよ」と言って、東京、関西などの方面歌のテープをかけた。 その音楽の流れるなか、伸一は奄美の同志に贈るために、激励の色紙を書いた。 「友よ起て 此の世…