【第34回】 広布の苦労に福徳は無量  (2015.11.14)

創立85周年を祝賀し、海外60力国・地域からSGI創価学会インタナショナル)の代表が研修のため来日する。
皆で心から歓迎(かんげい)し、世界の尊(とうとき)き求道の友と新たな広布の拡大へ晴れ晴れと出発したい。
全世界に躍(おど)り出る地涌の菩薩の陣列(じんれつ)を、牧口先生、戸田先生がどれほどお喜びであろうか。
戸田先生は、「創価学会は、仏意仏勅(ぶついぶっちょく)によって生じた団体なるがゆえに、君たちの想像を超えて素晴らしき団体なのだ」と、力を込めて語られた。
我らは久遠からの同志だ。万人の成仏という、人間として最高の使命と責任を持って、末法に生まれてきたのだ。
「皆地涌の菩薩の出現に非(あら)ずんば唱(とな)へがたき題目なり」(御書1360ページ)である。それを自覚したとき、胸中に無上の歓喜と光栄が浪々(こんこん)と湧(わ)き上がる。
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全国、また世界各地で、喜びの弘教(ぐきょう)が上げ潮の勢(いきお)いだ。
「行学の二道」に励(はげ)む頼(たの)もしい後継の人材群も育っている。
 平和・文化・教育の光を広げ、励ましの社会をつくりゆく人間主義の大連帯は、異体同心(いたいどうしん)で築き上げた金字塔である。