2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

創価大学・女子短大卒業式への池田先生のメッセージ 2017年3月19日

君らこそ黄金時代を開いた旗手 世界を照らす光たれ! 一、今、我らの創価教育は、新たな黄金時代を迎えております。 この黄金時代を先頭に立って開き築いてくれた旗手たちこそ、きょう巣立ちゆく卒業生の皆さんです。 晴れやかな門出を迎えた、創価大学43…

【第12回】 青年こそ地涌の旗頭なり (2017.3.15)

学会の庭で自身を鍛えよ 戸田先生は教えられた。 「創価学会は、仏意仏勅(ぶついぶっちょく)によって生じた団体なるがゆえに、 君たちの想像を超えて素晴らしき団体なのだ」と。 「広宣流布」即「世界平和」を目指し、縁深(えにしふか)き宝友とともに、 …

【第12回】 青年こそ地涌の旗頭なり (2017.3.15)

学会の庭で自身を鍛えよ 戸田先生は教えられた。 「創価学会は、仏意仏勅(ぶついぶっちょく)によって生じた団体なるがゆえに、 君たちの想像を超えて素晴らしき団体なのだ」と。 「広宣流布」即「世界平和」を目指し、縁深(えにしふか)き宝友とともに、 …

【第11回】  先駆の勇気が青年の誉れ (2017.3.1)

弾ける生命で栄光の峰ヘ 諸法実相抄(しょほうじっそうしょう)には、「地涌の菩薩のさきがけ日蓮一人なり」 「日蓮と同意(どいい)ならば地涌の菩薩たらんか」(御書1359、1360ページ)と仰せである。 人類の幸福勝利の道を聞かれた御本仏の「さきがけ」の…

【第56回】後継の魂を明々と燃やせ  (2017.3.14)

ただ世間の留難来(るなんきた)るとも・とりあへ給(たも)うべからず、賢人・聖人も此の事はのがれず(四条金吾殿御返事、1143ページ) (通解) ただ、世間(せけん)の種々の難(なん)が襲(おそ)ってきても、とりあってはいけない。賢人(けんじん…

【第6回】 未来部は宝 青年こそ希望 (2017.3.16)

「3・16」のこの日を、全世界の青年部・未来部のはつらつたる前進の息吹(いぶき)で迎え、うれしい限りだ。 先日の日曜日(12日)、東京・新宿区の大久保会館と若松会館を視察した。 朝から男女青年部がそれぞれに元気に集い合い、未来部の卒業部員会も、ご…

【第5回】 我らの宝城から幸福勝利の光 (2017.2.27)

待望の新会館が各地に誕生し、心からお祝いしたい。 わが学会の会館は、希望と幸福の宝処であり、平和と文化の大城である。 新時代の「二月闘争」で意気軒昂の東京・大田区の友からは、中心の文化会館が完成以来27年で来館者が述べ600万人になったと喜…

【第4回】 ああ感激の同志あり! (2017.2.11)

全国各地の大雪、暴風雪による被害にお見舞いを申し上げます。農作物への影響なども案じております。 いまだ寒さも厳しく、わが宝友の健康・長寿、なかんずく、聖教新聞を配達してくださっている「無冠の友」の皆さま方の絶対無事故を、さらに強盛に祈ります…

小説「新・人間革命」 大山 六十五 2017年3月20日

山本伸一のあいさつに与えられた時間は、十分にも満たなかった。 これまで本部総会では、伸一から広宣流布の遠大な未来構想や希望の指針が示され、また、社会、世界の直面するテーマに対して解決の方途を示す提言が発表されることも少なくなかった。 さらに…

小説「新・人間革命」 大山 六十四 2017年3月18日

山本伸一は、日本の広宣流布の揺るぎない基盤をつくり、各国・地域に仏法の種子を下ろし、幸福の緑野を世界に広げてきた。 学会の組織の布陣も、高等部、中等部、少年・少女部を誕生させ、広範な文化運動を推進するために、教育・国際・文芸の各部も設置した…

小説「新・人間革命」 大山 六十三 2017年3月17日

山本伸一の落ち着いた力強い声が、場内に響いた。 「私は、19歳で信仰いたしました。以来、今日まで約30年間、病弱であった私が入院一つせず、広宣流布のために戦ってくることができました!」 そして、それこそが、御本尊の威光の証明であることを訴え、196…

小説「新・人間革命」 大山 六十二 2017年3月16日

この日の総会には、いつもの学会の会合に見られる、あの弾けるような生命の躍動も歓喜もなかった。 広がる青空とは裏腹に、暗鬱な雲が皆の心を覆っていた。 運営にあたる幹部らは、僧たちを刺激するまいと、腫れ物に触るように、彼らの顔色に一喜一憂してい…

小説「新・人間革命」 大山 六十一 2017年3月15日

山本伸一は、前年の1979年(昭和53年)7月3日、男子部歌「友よ起て」を作詞・作曲して、後継の青年たちに贈った。 広布のロマンを 一筋に 打てよ鳴らせよ 七つの鐘を やがては誉れの 凱歌の世紀 花に吹雪に 友よ起て その歌詞にあるように、「七つの鐘」は鳴…

小説「新・人間革命」 大山 六十  2017年3月14日

山本伸一は、しみじみと思うのであった。 “戸田先生は、私という一人の真正の弟子を残した。 全生命を注ぎ尽くして、仏法を、信心を教え、万般の学問を授け、将軍学を、人間学を伝授し、訓練に訓練を重ねてくださった。 また、先生の事業が破綻し、烈風に立…

小説「新・人間革命」大山 五十九 2017年3月13日

1951年(昭和26年)の1月6日、万策尽きた戸田城聖が書類整理をしながら語った言葉は、山本伸一には“大楠公”に歌われた楠木正成の心情と重なるのであった。 正成涙を打ち払い 我子正行呼び寄せて 父は兵庫に赴かん 彼方の浦にて討死せん いましはここ迄来れど…

【第17回】  東北は世界の希望 2017年3月11日

不屈の魂の「人材城」は厳たり 新しき民衆の連帯に「福光の春」 今、私は、妙法で結ばれた創価家族の縁の深さを嚙み締めております。 それは、生死を超えて「常楽我浄」の生命の旅を共々に続ける絆です。 御本仏・日蓮大聖人は遠く離れた門下へ、「我等は穢…

小説「新・人間革命」 大山 五十八 2017年3月11日

戸田城聖の目は、広宣流布の未来を見すえていた。 その未来へ、創価の魂の水脈を流れ通わせるために、彼は、山本伸一という一人の弟子に、後継者として一切を託そうとしていたのである。 伸一には、その師の気持ちが痛いほどわかった。戸田は、再確認するよ…

小説「新・人間革命」 大山 五十七 2017年3月10日

学会は、「創価学会仏」なればこそ、永遠なる後継の流れをつくり、広宣流布の大使命を果たし続けなければならない。 山本伸一は、強く自分に言い聞かせた。 “断じて、人材の大河を開いてみせる!” 彼は、一九五一年(昭和二十六年)の一月六日、恩師・戸田城…

小説「新・人間革命」 大山 五十六 2017年3月9日

法華経の不軽品に、「威音王仏」という名前の仏が登場する。 この仏は、一人を指すのではない。 最初の威音王仏の入滅後、次に現れた仏も「威音王仏」といった。 そして「是くの如く次第に二万億の仏有し、皆同一の号なり」(法華経五五六ページ)と記されて…

小説「新・人間革命」 大山 五十五 2017年3月8日

山本伸一は、静岡研修道場で、世界の平和を推進するために、各国の指導者、識者らとの今後の交流や、文明・宗教間の対話をいかにして進めるべきかなど、深い思索を重ねていった。 また、その間に、学生部や婦人部、地元・静岡県の代表とも懇談の機会をもち、…

小説「新・人間革命」 大山 五十四 2017年3月7日

最後に十条潔は、胸の思いをありのままに語っていった。 「私自身、山本先生のこれまでの指導を深く心に刻み、模範の実践を展開していくとともに、組織の最前線で戦ってこられた皆さんから、信心を学んでまいります。 したがって、どうか会長だからといって…

小説「新・人間革命」 大山 五十三 2017年3月6日

山本伸一に続いて、最後に新会長の十条潔がマイクに向かった。彼は、率直に自身の心境を語っていった。 「数年前から山本先生は、『次はあなたたちが力を合わせて、学会を推進していくのだから、すべてにわたって、力を磨いていくように』と言われておりまし…

【第55回】 「師子王の心」で勝ち進め! (2017.3.2)

願くは我が弟子等は師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ (閻浮提中御書、1589ページ) (通解) 願わくは、わが弟子等は師子王の子となって、群狐に笑われることがあってはならない。 同志への指針 師子王は百獣を恐れない。 大聖人の正統として、…

小説「新・人間革命」 大山 五十二 2017年3月4日

山本伸一の言葉には、次第に熱がこもっていった。 「広布の旅路には、さまざまな出来事がある。変遷もある。幹部の交代だって当然あります。そんなことに一喜一憂するのではなく、ひたすら広宣流布に邁進していくんです。 それが学会精神ではないですか! 『…

小説「新・人間革命」 大山 五十一 2017年3月3日

本部幹部会で山本伸一は、新会長の十条潔の登壇に先立ってあいさつした。 マイクに向かうと、皆、緊張した面持ちで凝視した。 「そんな怖い顔で睨みつけないで。新会長誕生のお祝いなんだから。 それに、私も十九年間、会長として頑張ってきたんですから、笑…

小説「新・人間革命」 大山 五十 2017年3月2日

激動の一夜が明けた四月二十五日 ──「聖教新聞」一面で、「“七つの鐘”を総仕上げし新体制へ」との見出しで、新会長に十条潔、新理事長に森川一正が就任し、学会は新体制で出発することが発表された。 また、会長を辞任した山本伸一は名誉会長となり、併せて…

小説「新・人間革命」 大山 四十九 2017年3月1日

四月二十四日の夜更け、山本伸一は日記帳を開いた。この一日の出来事が、次々に頭に浮かび、万感の思いが込み上げてくる。 “本来ならば、二十一世紀への新たな希望の出発となるべき日が、あまりにも暗い一日となってしまった。 県長会の参加者も皆、沈痛な表…

小説「新・人間革命」大山 48 2017年 2月28日

山本伸一が聖教新聞社を出て、自宅に向かったのは、午後10時前のことであった。 空は雲に覆(おお)われ、月も星も隠れていた。 これで人生ドラマの第一幕は終わったと思うと、深い感慨が胸に込み上げてくる。 すべては、広布と学会の未来を、僧俗和合を、愛…

小説「新・人間革命」大山 47 2017年 2月27日

山本伸一は、記者団の質問に答えて、今後の自身の行動について語っていった。 「学会としては、世界の平和をめざし、仏法を基調として、さらに幅広い平和運動、教育・文化運動等を展開していきます。 私は、その活動に時間をあて、行動していきたいと考えて…

女性の力は社会の希望 (2017.2.26)

女性の力は社会の希望 (2017.2.26) 新たな社会の希望の活力は、女性のソフト・パワーである。 女性の知恵が発揮されれば、職場であれ、地域であれ、 創造性が漲り、 調和が図られていく。 女性が安心して伸びやかに働ける社会を皆で作っていくことが大切で…