【第5回】 我らの宝城から幸福勝利の光 (2017.2.27)

待望の新会館が各地に誕生し、心からお祝いしたい。
わが学会の会館は、希望と幸福の宝処であり、平和と文化の大城である。
新時代の「二月闘争」で意気軒昂の東京・大田区の友からは、中心の文化会館が完成以来27年で来館者が述べ600万人になったと喜びの報告があった。
恩師の事業が苦境にあった渦中に、私はお約束した。「広宣流布の立派な城を日本中、世界中に立てますから、ご安心ください」と。
今、各会館に嬉々として集い来る創価の宝友たちを戸田先生は、会心の笑顔で見守られているであろう。
 
寒い日々も、広布の道場を厳然と守ってくださる、創価班、牙城会、白蓮グループをはじめ、会館守る会、婦人部の香城会、一日会館長の創価宝城会など、尊き陰徳の方々に感謝は尽きない。
無料の陽報に包まれゆくことを深く確信する。
とりわけ、3月5日の壮年部の結成記念日を前に、王城会の皆さん方の奮闘に厚く御礼を申し上げたい。
多忙な中、懸命にやりくりしての厳護の着任とともに、澎湃と躍り出る地涌の勇士の先陣を切る大活躍も、よく伺っている。
「王城会」――何と誇り高き名前であろうか。
日蓮大聖人は、「王」の意義について「天・地・人を貫きて少しも傾かざるを王とは名けたり」(御書1422㌻)と仰せになられた。
何ものにも揺るがず、正義の学会を抜く「黄金柱」と合致する力用である。
わが信頼する王城会の盟友たちよ!民衆に尽くし、民衆から仰がれ慕われゆく真正の「人間王者」として、一人ももれなく、健康で大勝利の人生を、威風堂々と飾ってくれたまえ!
 
地域の宝の個人会場、個人会館を提供くださっているご家庭に、皆で深謝したい。心して大切に礼儀正しく、使わせていただこう。
牧口先生は、座談会の折々、会場のご家族に丁重に挨拶をなされていた。私の妻も、大田区の実家で、幼き日に命に刻んだ牧口先生の振る舞いを、たゆまぬ前身の力としている。
御聖訓には「かかる濁世には互いにつねに・いゐあわせてひまもなく御世ねがわせ給い候へ」(御書965㌻)と仰せである。
創価の城は、皆が永遠の幸福を開く宝城だ。この城と共に地域も栄える。この城から、勝利の人材を一段と送り出そうではないか!