2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうの聖教新聞  2009・10・31

★名字の言 ▼知勇兼備の武将として、戦国の世に名をはせた立花道雪。九州の大名・大友家に仕えた。武勇たくましいだけでなく、士卒に対する態度は親が子に接するがごとくであった ▼道雪は常々、言っていた。士に弱い者はいない。もし弱い者がいたら、それは大…

きょうの聖教新聞  2009・10・30

★名字の言 ▼山形交響楽団の演奏会に足を運んだ時のこと。開演前、誰もいないステージに指揮者が現れた。何が始まるのかと思ったら、ユーモアを交えて演奏曲目の解説を始めた。プレ・コンサート・トークと呼ばれる企画。斬新だった ▼指揮者は飯森範親氏。演奏…

きょうの聖教新聞  2009・10・29

★名字の言 ▼「大変だったけれど、本当に楽しかったね」。取材した東京・葛飾区の副本部長夫妻が、ほほ笑みながら顔を見合わせた ▼結婚して、4畳半一間からの出発。貧しいながらも、自宅を広布の会場に提供した。朝は家族そろって勤行。折伏や会合の帰り、学…

きょうの聖教新聞  2009・10・28

★名字の言 ▼シナノ企画の新作映像「創立80周年へー勝利の凱歌」を座談会で鑑賞した。ブラジルSGIの「青年王者文化総会」(今年5月)の模様に胸を打たれた ▼インターネットを通じて、池田SGI会長が日本で見守る。伝言が届くと、メンバーの頬に歓喜の涙が流…

きょうの聖教新聞  2009・10・27

★名字の言 ▼小説家として駆け出しだった向田邦子さんが、小説『あ・うん』を本にして世に出す際、ある芸術分野の大家に題字を書いてほしいと切望したことがあった ▼文字の力を信じる人にとって、文字は、もはや、ただの文字ではない。目に映る文字の奥に深い…

きょうの聖教新聞  2009・10・26

★名字の言 ▼わが地域から巣立ったヤング・ミセスの婦人部員に、この夏、第1子が誕生した。久しぶりの再会。赤ちゃんを抱いた初々しくも頼もしい母の姿。幼いころから彼女を見守ってきた、同志の顔がほころんだ ▼彼女は嫁ぐ時、「理想の家庭は?」と尋ねると…

国際通信社IPS、池田SGI会長にインタビュー㊦ 2009-10-20/21

ビジョンは、行動を喚起する力になります。 ゆえに、核兵器廃絶というビジョンが核保有国であるアメリカによって提示されたことは、画期的なことでした。その上で重要となるのは、アメリカが示したビジョンについて、まずすべての核保有国が真剣に討議し、共…

国際通信社IPS、池田SGI会長にインタビュー ㊤2009-10-20/21

今こそ「核のない世界」に近づく時 このほど、世界150カ国以上にネットワークをもつ国際通信社IPS(インタープレスサービス)が、「今こそ『核のない世界』に近づく時」と題し、池田SGI(創価学会インタナショナル)会長へのインタビュー記事を配信し…

【第9回】 ルネサンスの巨匠 レオナルド・ダ・ビンチ   2009-10-18

努力なくして勝利の完成なし 「汝、奮起せよ!」「精神は鍛錬なしには堕落する」 ルネサンスの巨人は、そう鼓舞しているようであった。 1999年の11月3日。創価大学の本部棟に完成した、レオナルド・ダ・ビンチの像と、私は向き合った。 ブロンズ像の高さは…

きょうの聖教新聞  2009・10・25

★名字の言 ▼高さ20メートルのアーチ橋の写真が過日の本紙声欄に掲載された。熊本県山都町の通潤橋だ。築造は江戸時代。水の便が悪く、農業にも飲み水にも事欠く白糸台地で暮らす人々のために作られた水路橋 ▼深い渓谷に囲まれた白糸台地は豊富な川がそばに…

きょうの聖教新聞  2009・10・24

★名字の言 ▼「疾風に勁草を知る」とは中国・後漢王朝の初代皇帝、劉秀の言葉である。苦戦苦闘の連続にあって臣下は続々と離反していく。わずかに残った忠臣を顧りみて彼は言う。困難に直面してこそ人間の真価は輝くものだな ▼池田名誉会長を得た戸田第2代会…

きょうの聖教新聞  2009・10・23

★名字の言 ▼秋になると開拓魂がわき上がる。「山口開拓闘争」(1956年10月~翌年1月)を思い出すからだ。池田名誉会長が指揮した延べ22日間の闘争で、10倍の4000世帯に飛躍させた歴史的拡大は、いかに成されたか ▼当時、山口の会員は新入会者…

随筆 人間世紀の光 No.207 ㊦ 2009-10-17

「大座談会運動」がたけなわである。 この場で、私たちは、『大白蓮華』に掲載されている座談会拝読御書を学ぶ。今月は信・行・学の永遠の軌道を示された「諸法実相抄」の有名な御文である。 「……行学た(絶)へなば仏法はあるべからず、我もいたし人をも教…

随筆 人間世紀の光 No.207 ㊤ 2009-10-17

哲学の光 求道の炎 人間主義の真髄を学ぶ誇り 陰徳陽報──労苦は必ず幸福勝利の花に 太陽よ昇れ! 日蓮仏法を人類は渇仰 伝統の教学試験“師弟直結”の行学で勇み立て! 大聖人 我らを見つめて 全世界 三世の果てまで 広布に走れと それは、1998年(平成10年)…

巻頭言 11月号(2009年)

さあ第一線へ! 対話の金の波を 創価学会名誉会長 池田 大作 あの人も またこの人も 久遠より 励まし合いたる 菩薩の集いか 「友人の真心の励ましは、闘争心を贈り、困難と悲嘆を克服する活力を贈ってくれる」 これは、ブラジルの文豪アウストレジェロジロの…

きょうの聖教新聞  2009・10・22

★名字の言 ▼米国南西部にあるナガホ国をご存じだろうか。日本の6分の1ほどの土地に先住民族ナバホの人々が住み、自治政府や議会を持つ。この地に8月末、アメリカSGIの地区が初めて結成された ▼米国では多くの先住民が抑圧と差別の歴史を経験してきた。加…

きょうの聖教新聞  2009・10・21

★名字の言 ▼「御本尊を信じるって、どういうことですか」-未来っ子から鋭い質問が飛んだ。壮年・婦人のメンバーが、ほほ笑みつつ、ひざを乗り出した ▼日蓮大聖人の御本尊は、大宇宙と一体の人間生命をあらわしたもの。そこには、どんな困難にも負けない「仏…

きょうの聖教新聞  2009・10・20

★名字の言 ▼夏目漱石は代表作『こころ』で、揺れ動く人間の心を綴った。「人間は誰でもいざという間際に悪人になる」との話を聞いて、押し黙った青年に、登場人物の先生が言った。「君の気分だって、私の返事一つですぐ変わるじゃないか」と ▼人の心ほど、移…

きょうの聖教新聞  2009・10・19

★名字の言 ▼各地で大座談会運動が活発だ。「疑問に思っていることや、何か聞きたいことはありませんか」。座談会で中心者が呼びかけると参加者から次々と声が上がった ▼ある青年は「仕事が忙しくて、学会の活動が思うように参加できません」と。それに対し、…

きょうの聖教新聞  2009・10・18

★名字の言 ▼法華経には現在残っている漢訳だけで3種類ある。なかでも、羅什三蔵訳「妙法蓮華経」が最も愛されてきたことは有名である。それは一つに「いちばん文章が美しいから」だといわれる ▼法華経に限らない。中国の古典「春秋」の注釈書にも3種類ある…

【第28回】 仏法即社会  2009-10-8

人生に勝つ信仰 信心の眼で賢く勇敢に 御聖訓 「天晴れぬれば地明かなり 法華を識る者は世法を得可きか」 (観心本尊抄、254㌻) わが師・戸田城聖先生は、語られました。 「強く正しき信仰は、必ず幸福をもたらす。断じて明朗な人生が開かれることを確信せ…

きょうの聖教新聞  2009・10・17

★名字の言 ▼「あの地区部長のようになりたい」-本年、青年部を卒業し、地区部長の任命を受けた壮年部の友が語ってくれた ▼学会活動に熱心ではなかった頃、何度も足を運んでくれたのは地区部長だった。「座談会に出ようよ」。聖教新聞を広げては「池田先生の…

きょうの聖教新聞  2009・10・16

★名字の言 ▼壮年部「太陽会」の研修会。年齢を尋ねると、「32歳」「43歳」と、皆さん、明らかに実年齢よりも若い申告だ。「年齢より30歳若い心で!」との池田名誉会長の指導を、ほほ笑ましく実践していたのだった ▼その中に、入会3年半の友がいた。6…

きょうの聖教新聞  2009・10・15

★名字の言 ▼先日、マレーシア公開大学のジーン・アブドゥラ総長が、創価女子短期大学を訪問。「未来の世代の育成のために」と題した記念講演には、多くの女子学生が集った ▼昨年5月にも同大学を訪問した総長は、次のように語っている。「真の知識人とは何か…

きょうの聖教新聞  2009・10・14

★名字の言 ▼キンモクセイの季節。道ばたで、ふと感じる甘い香りが心地よい。モクセイは別名「九里香」とも。その名の通り、秋風に乗って香りは遠く広がっていく ▼どんなに香りの良い花があっても、「花の香りは風に逆らっては進んで行かない」。釈尊はこう語…

きょうの聖教新聞  2009・10・13

今日は、新聞休刊日です。

きょうの聖教新聞  2009・10・12

★名字の言 ▼「創立者の励ましに応えることができて本当にうれしい!」。新潟国体の柔道成年女子の部。新潟県代表チームで出場し、優勝を決めた創価大学1年生の女子柔道部員が語っていた ▼彼女が創価大学を志そうと思ったきっかけは、高校3年生だった昨年夏…

きょうの聖教新聞   2009・10・11

★名字の言 ▼小学生の娘宛てに、切手のない封書が届いていた。娘と一緒に開けてみると、いつも来てくれる地区婦人部長からの手紙。そこには、座談会で御書を拝読してほしいとの依頼が、丁寧に述べられてあった ▼つい、親伝いに依頼して済ませがちなことだが、…

きょうの聖教新聞  2009・10・10

★名字の言 ▼10歳の少女が、もじゃもじゃ頭のおじいさんから算数を教わっていた。母親が恐縮していると、老人は優しく語った。「私はお嬢さんとお話をすることによって、お嬢さんが私から学んだ以上のことを学んだに違いない」(フィリップ・フランク著『評…

きょうの聖教新聞 2009・10・9

★名字の言 ▼「祈ってきた悩みが解決しました」と、うれしい連絡を受けた。相談に乗ったのは7月。今いる場では実家が遠く、何かあった時に不安。転職してでも実家の近くに移りたい、と。それに対し、今は焦ることなく、学会男子部らしく信心根本に解決してい…