きょうの聖教新聞  2009・10・16

★名字の言

▼壮年部「太陽会」の研修会。年齢を尋ねると、「32歳」「43歳」と、皆さん、明らかに実年齢よりも若い申告だ。「年齢より30歳若い心で!」との池田名誉会長の指導を、ほほ笑ましく実践していたのだった

▼その中に、入会3年半の友がいた。61歳の元中学教師。31年前、学会員の妻と結婚した。妻の信仰に理解を示しながらも、自らは入会しようとは思わなかった。「二人の間には、常に一本の川が流れていた」と振り返る。妻は、夫と共に学会活動ができるようにと祈り続けた

▼28年たった3年半前、定年を間近に控え、生き方を見直そうと思った。心のどこかで入会を拒んでいた強情な自分を一度、捨てようーそう決意して、「自分のほうから『川』を渡ったのです」

▼今は、壮年部の先輩から励ましを受け、学び、活動する日々。「人のために動けるということが、本当にうれしい」と語る。新たな舞台での勝利を誓う姿は、青年そのものであった

▼「新しい人材を育てよう」と、青年を育成することは大事だ。加えて、人生の荒波を越えたからこそ、学会活動の意義を見いだせる人もいる。次代を担う人に必要なのは、単なる年齢の若さではない。常に挑戦しようとする心の若さである。 ( 扶 )

★小説「新・人間革命」の一節を刻む
 韓国 華川郡「世界平和の鐘公園」にSGI会長の記念碑が完成
 平和ほど、尊きものはない。
 平和ほど、幸福なものはない。
 平和こそ、人類の進むべき、
 根本の第一歩であらねばならない。

★わが友に贈る
 近隣の友を大切に!
 元気に明るく
 語らいを広げよう
 小さな積み重ねが
 大信頼の波を生む。