2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうの聖教新聞  2009・5・31

★名字の言 ▼「日中友好を語る人は多いが、実際に行動し、担い手を育てた人は池田先生しかいません」。中国・河南師範大学の劉徳潤教授の言だ ▼97年に大阪の大学に留学。研究の合間を縫って、学会の座談会にも参加した。「皆さんが、中国出身の私を温かく歓…

きょうの聖教新聞  2009・5・30

★名字の言 ▼江戸時代、江戸は人口100万人を超える大都市だった。さぞ、ごみ問題が深刻だったのではと思ったが、実はそうではない ▼古紙や古鉄は再利用。生ごみや排泄物は、畑の肥料として活用していた。農村地域から薪を積んで江戸に来た船は、大量の“肥…

きょうの聖教新聞  2009・5・29

★名字の言 ▼日々のニュースで、新型インフルエンザをめぐる状況が伝えられる。変化、変化の連続だ。その中で、感染を予防するには、手洗い・うがいの励行を続け、ウィルスを寄せ付けないことが大事なってくる ▼ウィルスを拡散させないことも重要だ。最近、徹…

きょうの聖教新聞  2009・5・28

★名字の言 ▼老舗とは、昔から長く続いている店のこと。語源を調べると、「仕似せる」から出た言葉だ。「文字通り先祖から受け継いだ商売<まねる>意。ある点では、独創的の反対で、家業をできるかぎり忠実に守ること」が原意という(杉本つとむ『語源海』)…

きょうの聖教新聞  2009・5・27

★名字の言 ▼「撮影者の心が、直接に見る者の心に届くのです。池田先生が心で撮られた写真を見る時、鑑賞者が見るのは単なる作品ではなく、先生の心なのです ▼中国・大連市で開催中の「自然との対話ー池田大作写真展」。来賓の崔学森副所長(遼寧師範大学・池…

きょうの聖教新聞  2009・5・26

★名字の言 ▼あるファストフード企業。客が注文してから商品を受け取るまので待ち時間を1秒短縮すると、年間8億円の増収になると試算した。客も喜ぶ。だからこそ、スピードにこだわっているという(原田泳幸『ハンバーガーの教訓』) ▼「時は金なり」である…

きょうの聖教新聞  2009・5・25

★名字の言 ▼「一生懸命、表現のもっと豊かな女優になりたいと思います」-今月9日、自身の89歳の誕生日に、舞台「放浪記」の2000回上演を達成した直後の、森光子さんの言葉だ。国民的な大女優とは思えない謙虚で前向きな一言に、感銘を受けた ▼森さん…

小説「新・人間革命」  5月29日 波濤39

「動物的な力だけをくらべるならば、女性が男性よりも劣るのは明らかでありますが、力の意味を“道徳的な力”とする場合には、女性は男性にくらべて計り知れない偉大な力を持つものであります。もし、非暴力が人類の守るべき教義であるならば、女性は未来の創…

小説「新・人間革命」  5月28日 波濤38

「波濤会」の写真展は、国内で着実に回を重ねる一方、一九九四年(平成六年)の十一月には、フィリピン・マニラ郊外のフィリピン大学で第二回の海外展が開催された。 山本伸一は、この写真展に、自分の撮った写真十点を特別に出展した。 以後、海外展は、中…

小説「新・人間革命」  5月27日 波濤37

「波濤会」メンバーから、「極東大学では、『波濤会』の写真展を開催しようと言っております」との報告を聞き、戸惑ったのは、学会本部の首脳たちであった。 極東大学に打診する前に、学会本部とよく連携を取り、一つ一つ判断を仰いで事を進めるのが、鉄則で…

小説「新・人間革命」  5月26日 波濤36

一九八九年(平成元年)の四月、山本伸一は、ソ日協会会長を務める、ソ連のY・M・ボリメル海運大臣と聖教新聞社で会談した。 その折、伸一は、「波濤会」メンバーの活躍を紹介したのである。 「貴国と日本の相互理解のためには、さまざまな文化交流を図っ…

小説「新・人間革命」  5月25日 波濤35

山本伸一は、「波濤会」の第二回の写真展が開幕した七月二十日、横浜の神奈川文化会館を訪問していた。 この日、彼は、「波濤会」の代表を会館に招いて共に勤行し、翌日には、短時間であったが、出発前に代表と懇談した。 船員の制服に身を包んだ、メンバー…

小説「新・人間革命」  5月23日 波濤34

展示された写真は、迫力にあふれていた。 台風で荒れ狂う海原を突き進む船、カリブ海に懸かる虹、寒波の襲来で氷結したアメリカ・チェサピーク湾、アフリカ南端の海に昇る旭日もあった。パナマ運河、スエズ運河を行く船の風景もあった。 また、インドネシア…

きょうの聖教新聞  2009・5・24

★名字の言 ▼「ジョウセイ・トダ」。池田名誉会長の恩師・戸田城聖第2代会長の名前が、会場から高らかに響きわたった。18日に行われた、名誉会長に対する英国クィーンズ大学の名誉博士号授与式 ▼グレッグソン学長は授賞の辞で、名誉会長が戸田会長に師事し…

きょうの聖教新聞  2009・5・23

★名字の言 ▼新型インフルエンザに関心が高まっている。弱毒性なため、重症化する危険性は低いとみられるが、糖尿病などの持病がある人や高齢者、子ども、妊婦は十分な注意が必要だ。国内の感染拡大を最小限にするため各人が予防に努めたい ▼今、大事なことは…

きょうの聖教新聞  2009・5・22

★名字の言 ▼最近、小学生の間で国語辞書がブームになっているという。電子辞書の普及などで下火になっていたが、手でページをめくったり、付箋を張ったりもできる。そんあ紙製ならではの特長が魅力のようだ ▼辞書に限らず、紙は多様な可能性を発揮する。例え…

きょうの聖教新聞  2009・5・21

★名字の言 ▼建物の破片700点が並ぶ「建物のカケラ」展を訪ねたことがある。展示された破片は、手塚治虫が住んだアパートの外壁、美空ひばり邸の鉄扉の飾り、巣鴨プリズンのれんが等々、年代も場所も様々だ ▼カケラを集めた一木努氏は「小さな破片となって…

きょうの聖教新聞  2009・5・20

★名字の言 ▼「池田名誉会長は、『山陰』を『山光』と呼んでくださった。あれから25年、名称のみならず、私たちの心も、明るく軽やかになりました!本当に素晴らしい慧眼です」。島根県書店商業組合の首脳の言葉である ▼名誉会長は、1984年(昭和59年…

きょうの聖教新聞  2009・5・19

★名字の言 ▼今月3日、ブラジルSGIの青年文化総会が盛大に開催された。本紙で紹介された2万人の同志の集いに驚きと感動を覚えた方も多かったであろう。韓国SGIの友も青年勝利大会を開催し、意気軒昂だ ▼本年「青年・勝利の年」に入ってからだけでも、ペルー…

きょうの聖教新聞  2009・5・18

★名字の言 ▼「憲法週間」のある5月。あらためて国の根本法を考えたいと、一書を手にとった。大幅な加筆を経て20年ぶりに発刊された『日本国憲法の誕生』(古関彰一著 岩波書店)である ▼新たな研究成果も参考になったが、憲法の「口語化」に感慨を覚えた…

小説「新・人間革命」  5月22日 波濤33

山本伸一からの伝言を聞いた「波濤会」のメンバーは、燃えた。 写真展は、「波濤を越えて――働く海の男の写真展」のタイトルで、一九八七年(昭和六十二年)七月十二日から十九日まで、横浜にある、日本丸メモリアルパークの訓練センターで開催されることが決…

小説「新・人間革命」  5月21日 波濤32

「波濤会」のメンバーのなかから、『聖教グラフ』の「波濤を越えて」に連載された写真のパネルを展示し、写真展を開いてはどうかという意見が出された。 “不況で低迷する日本の海運業界を勇気づけたい”“船員たちに、「海の男」の気概を忘れず、人生のあらゆ…

小説「新・人間革命」  5月20日 波濤31

山本伸一が、予見していたように、さらに厳しい現実が日本の海運業界を襲った。 一九八五年(昭和六十年)九月のG5(先進五カ国蔵相・中央銀行総裁会議)で、ドル高修正に向けて協調介入をとっていくことが合意された。 いわゆる「プラザ合意」である。そ…

小説「新・人間革命」  5月19日 波濤30

山本伸一は、さらに、「新池御書」の「始より終りまで弥信心をいたすべし・さなくして後悔やあらんずらん、譬えば鎌倉より京へは十二日の道なり、それを十一日余り歩をはこ(運)びて今一日に成りて歩をさしをきては何として都の月をば詠め候べき」(一四四…

【第14回】女人成仏の宝冠   2009-5-10 下

わが胸に仏菩薩が 人生の使命の劇は千差万別です。 病気のお子さん慈しむ母もおられる。 毅然と単身で活躍する女性もおられる。 お子さんがおられず、地域の未来部をわが子の如く励ましてくださるご家庭もある。 夫やお子さんに先立たれ、その分まで気高き歴史…

【第14回】女人成仏の宝冠   2009-5-10

【第14回】女人成仏の宝冠 2009-5-10 創価の母に永遠の感謝 平和学者「決意に輝く皆様は世界の希望」 気高き境涯の「幸福博士」万歳! 御聖訓 法華経の師子王を持つ女人は一切の地獄・餓鬼・畜生等の百獣に恐るる事なし(千日尼御前御返事、1316ページ) 母の日に…

小説「新・人間革命」  5月18日 波濤29

“魔の海域”での、「だんぴあ丸」による「尾道丸」の救助活動は、その後、何度か、テレビのドキュメンタリー番組などに取り上げられた。 二〇〇三年(平成十五年)五月には、無名の日本人による戦後の画期的な社会貢献事業などを扱ってきた、NHK総合テレビ…

小説「新・人間革命」  5月16日 波濤28

人の幸福を願う必死の祈りは必ず通じる。 日蓮大聖人は「大地はささばはづ(外)るるとも虚空をつなぐ者はありとも・潮のみ(満)ちひ(干)ぬ事はありとも日は西より出づるとも・法華経の行者の祈りのかな(叶)はぬ事はあるべからず」 (御書一三五一ペー…

きょうの聖教新聞  2009・5・17

★名字の言 ▼話があまり上手でない人は「聞き上手」を目指せばよいと、あるアナウンサーは言う。聴く姿勢を持てば、話の中身が豊かになり、相手は自然と引き込まれていくというのだ ▼具体的なアドバイスが三つある。①相づちに一言添える。「なるほど」と言っ…

きょうの聖教新聞  2009・5・16

★名字の言 ▼座談会で婦人部の友が、しみじみと語っていた。「今年で入会50年なんです。かつて池田先生が学会歌の指揮を執ってくださったことが忘れられなくてね。今でも私は先生のことを聞くだけで、元気が出るんですよ」 ▼人生の荒波も、すべて勝ち越えて…