2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
★名字の言 ▼北海道の桜も、そろそろ見納め。根室、釧路、稚内等で、最後の身頃を迎えている。1月に沖縄で開花して以来、日本の“桜の季節”は4ヶ月を超えた ▼情報誌「北海道ウォーカー」(GW特大号(は、「北海道の絶景桜30」を特集。その1番目に、学会の…
★名字の言 ▼「不自由のなかにこそ、本物の自由へと至る道があるかもしれませんね」と青年は語った。山本兼一作『火天の城』(文春文庫)にふれての感想である ▼安土城を築く城大工たちの物語だ。織田信長の要求は、南蛮風の前代未聞の天守閣を。その難題を、…
★名字の言 ▼総京都青年部が、「5・3」を目指し、友人に本紙や、その切り抜きなどを手渡し、読んだ感想を寄せてもらう「聖教メッセージ運動」に取り組んできた ▼3ヶ月で、6万通を超すメッセージが寄せられた。「青年を励ます言葉が紙面にあふれており、希…
★名字の言 ▼「核兵器のない世界」を実現したいー米オバマ大統領の演説は、各国に波動を広げた。今、国際社会には核軍縮への新たな潮流が生まれつつある ▼そうした中、先月、オスロでSGI主催の“核兵器廃絶への挑戦展”が開かれた。「人間の精神性を高め、希望…
★名字の言 ▼東北は今、田植えの季節だ。岩手の農村部の友と懇談した折、「東北の米が、沖縄に救われたことがある」と聞いた ▼1993年の記録的な冷害。全国的に稲は凶作に見舞われた。中でも岩手県の稲作は壊滅的だった。多くの農家が、翌年のための種もみ…
新年会の席で、通信長が、海上保安庁警備救難部長からの電報を読み上げた。 「尾道丸の救助に対しては、悪条件にもかかわらず、沈着、冷静、的確な救助活動により、乗組員全員を救助されました。 これは船長以下乗組員一同の崇高な同僚愛と高度な技術のたま…
「だんぴあ丸」が「尾道丸」のSOSを受信してから四十二時間がたっていた。 沈没という、迫り来る死の恐怖のなかで耐え続けた「尾道丸」の乗組員。暴風雨のなかで、必ず救助するのだと、懸命に奮闘し抜いた「だんぴあ丸」の乗組員――。 海の男たちは、“魔の…
大崎哲也の言葉に、救助作業にあたっていた乗組員は、力強い声で答えた。 「大丈夫です。やらせてください!」 声には勢いがあった。最前線の人びとの、あふれる勢いこそ、成功の原動力である。 大崎は了解した。 スコールのなかで、救助作業は続いた。 「だ…
救命イカダに乗った船員たちは、必死にオールを漕ぎ、風下の「だんぴあ丸」に近づこうとしていた。しかし、イカダは「尾道丸」から離れず、「だんぴあ丸」との距離も縮まらなかった。 イカダより、船の方が速く流されてしまうためである。 やがてイカダは、…
「だんぴあ丸」と「尾道丸」の距離は、五百メートルほどであった。「尾道丸」から、救命イカダ三つが投下された。 「だんぴあ丸」の船長・大崎哲也には、気にかかっていたことがあった。それは、「尾道丸」の船長は、責任をとって、船に残ろうとするのではな…
午前零時を過ぎた。一九八一年(昭和五十六年)の元日となった。大崎哲也は新年を迎えたことも忘れ、題目を唱え続けた。彼は、一時間ほど、うとうとしただけで、この二日間、ほとんど寝ていなかった。 午前五時半、「尾道丸」の船長は、無線で、二時間後に退…
★名字の言 ▼円錐を横から見れば、三角に見える。それと同じように人生における出来事も視点によって異なる。一つの面から見れば正しいことも、ほかの面から見ると違う場合がある ▼派遣社員として奮闘する青森の男子部員。正社員を目指し、だれよりも懸命に働…
★名字の言 ▼毎年5月に開催される「プラハの春音楽祭」は、チェコの国民的作曲家・スメタナの交響詩「わが祖国」で幕を開ける ▼他国からの圧制に苦しむ祖国の人々を励ましたいと作曲された曲だ。当時、“愛する民衆に、生き抜く勇気を届けたい”との信念が、困…
★名字の言 ▼タクシー乗務員の教育係りを、長年やっている方によると、頻繁に事故を起こしたり、営業成績が伸びない人は、だいたい入社初日で分かるという。何も言わずに、まず洗車させてみる。それがいい加減な人は、何をやらせても結局、いい加減だからだそ…
今日は、新聞休刊日です。
「だんぴあ丸」の船長・大崎哲也の、しばらく様子を見てはどうかとの呼びかけに、「尾道丸」の船長・北川翔は答えた。 「了解しました」 しかし、待てる限度は正午までだという。 「尾道丸」は、今のところ傾きもなく、浸水率も小さい。沈没が差し迫っている…
「尾道丸」の救助が成功するかどうかは、シケがいつ収まるか、また、「尾道丸」の乗組員が、沈没の恐怖と戦い、どこまで冷静に、待つことができるかにかかっていた。 救助方法の協議を終え、「尾道丸」の様子を見に行こうとした船長の大崎哲也の、肩を叩く人…
「尾道丸」の遭難現場に急行する「だんぴあ丸」に、巨大なビルのような青波が襲いかかって来る。砕け散るしぶきは、マストよりも高かった。救助活動の対応を間違えれば、二重遭難の危険性が高い。 大崎哲也は、無線の交信を通して、「尾道丸」の船体は、水平…
★名字の言 ▼「勝つために、競って、競って、競い続けている。それが私の人生なんです」。「女性スポーツ史上最強」といわれた米国のベーブ・ディドリクソン・ザハリアリス選手の言葉である ▼万能の選手。ロサンゼルス五輪(1932年)では、槍投げと80メ…
ビクトル・ユゴーは記している。 「逆境にぶつかっても笑顔を見せる、というのが海で指揮をとるものの常なのだ」(注=4面) 危機的状況を脱しきれるかどうかは、すべて船長の采配にかかっている。特に極限状況下では、リーダーの姿が皆の心を左右する。 だ…
★名字の言 ▼日本で、もっとも高い富士山は、いにしえより多くの人が、その雄大さ、美しさを記してきた。日本最古の和歌集『万葉集』には、富士を詠んだ歌が、いくつも収められいる ▼平安時代に編まれた『古今和歌集』にも、富士が登場する。興味深いのは、藤…
家族勤行会は、「波濤会」のメンバーをはじめ、その夫人、子どもなどが参加し、学会本部の師弟会館で、晴れやかに、にぎやかに、和気あいあいと行われた。 この勤行会で、大きな感動を呼んだのが、「波濤会」第六期生の大崎哲也が行った、難破船の救助活動の…
★名字の言 ▼嵐の昭和54年(1979年)前後、数々の学会歌が誕生。その歴史を綴ったシナノ企画のビデオ「歓喜の歌声 師子の舞」が感動的だ ▼DVD版には資料映像がついており、名誉会長の「威風堂々の歌」の指揮に合わせ、皆で歌うことができる。東京のある…
★名字の言 ▼映画「イントゥ・ザ・ワイルド」(ショーン・ペン監督)は、純粋無垢な若き魂の彷徨を描く。裕福な家庭に育ち、大学を優秀な成績で卒業した青年が、ある日、家族と別れ、荒野へと旅立つ。そして、アラスカの地で命果てるまで・・・。実話である ▼…
★名字の言 ▼新緑が目にまぶしい。夏に大輪をつけるヒマワリも今は小さな若葉。静かに成長の歩みを進めている。人も植物も若い芽を大切に育てたい。若い人の良さは決意や心が熱く前向きなこと。反面、未熟さからの失敗も。この両面を踏まえ、どう育成していく…
★名字の言 ▼「初めて仏法対話ができました」-男子部の会合でのこと。入会間もない友の初々しい報告に、盛んな声援が送られた ▼彼は、幼いころから軽度の発達障害と闘ってきた。小・中・高校と、いじめに遭った。自分に自身がもてず、他人とのかかわりを避け…
★名字の言 ▼4月20日の聖教新聞創刊記念日に、各地の新聞に掲載された本紙の全面広告。愛知・設楽町の写真が反響を呼んでいる。新緑の木々の葉を縫って、水しぶきをあげて流れ落ちる滝の写真だ ▼撮影場所は、奥三河の豊川の源流。きららの森と呼ばれる段戸…
★名字の言 ▼戦で敵と相対した時、いかに勝つか。宮本武蔵は、「三つの先」に焦点を当てる ▼戦いでは大別して、自分から責める場合、敵から攻めてくる場合、同時に攻め合う場合の三つがある。いずれも、常に「先」、つまり、主導権を握ることが肝要と力説。武…
5.3元初の菩薩 戸田先生は語られました。 「私は、信心には自信がある。不肖な私だけれども、日蓮大聖人様のお使いとして、七百年後の今日きたのでありますから、創価学会なんてインチキだ、でたらめだというなら、言わせてやろうではありませんか。 どんな結果…
仏勅の「創価の一門」を護れ 「正義」の30年の大勝利宣言 師の名を世界に宣揚した誇り! 米ガイヤ博士「SGIの民衆連帯に人間主義の開花を見た」 御聖訓 願<は我が弟子等は師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ、過去遠遠劫より已来日蓮がごとく身命をす…