2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうの聖教新聞  2008・9・30

★名字の言 ▼中部学生部主催の講演会で、中国・湖南師範大学の朱新建客員教授が語った。「池田先生のおかげで、どれだけわが国の多くの庶民が不安と恐怖から解放されたか」 ▼中ソが激しく対立していた1974年5月。池田会長(当時)は初訪中の折、ソ連の侵攻に…

きょうの聖教新聞  2008・9・29

★名字の言 ▼山の文学者・深田久弥氏は、人に人格があるように、山には“山格”があるという ▼氏の著書『日本百名山』を批評家の小林秀雄氏は、こう評した。山を人間なみに扱えるようになるには、どれほどたくさんの山々と、実地に付き合わなくてはならなかった…

きょうの聖教新聞  2008・9・28

★名字の言 ▼スポーツ、芸術、文化、読書、食欲・・・秋の冠は、ほかの季節より多いように思われる。秋は、農作物だけなく、人間にとっても、何事かを成就させる季節 ▼四季といえば通常、「春夏秋冬」の並びだが、成長を刻む人にとっては、冬に始まり、春、夏…

2008年10月号 大白蓮華  巻頭言

「励まし」は常勝の行進曲 創価学会名誉会長 池田 代作 いざ 共に 最高無上の 人生を 肩組み励まし 堂々 歩めや 「何が起こっても、その出来事は君の魂にとっては、とるに足らぬものである。君よりも偉大なものは誰もいない」 これは、インドの大詩人タゴー…

きょうの聖教新聞  2008・9・27

★名字の言 ▼日々を懸命に生きれば、必ず“壁”にぶつかる。その時、その壁とどう向き合うか。それによって、人生が決まってしまうといっても過言ではない ▼独創的な作品が高く評価されている作曲家・野村誠氏(第1回アサヒビール芸術賞受賞)。彼はあるインタ…

きょうの聖教新聞  2008・9・26

★名字の言 ▼きのう25日、国際保護鳥のトキ10羽が、「試験放鳥」の形で、新潟県・佐渡の大空に舞った。実に、27年ぶりの出来事である ▼美しいうす赤色の羽を持つトキ。コウノトリの仲間で、ドジョウやタニシ、サワガニ、バッタなどを食べる。エサは田ん…

きょうの聖教新聞 2008・9・25

★名字の言 ▼総務省発表の高齢者推計人口によると、70歳以上の人口が初めて2000万人を突破した。65歳以上の人口割合は、欧米諸国の伊19・7%、独18・8%、仏16・3%に対し、日本は20%を越えており最も高い水準になっている ▼東北大学加齢…

きょうの聖教新聞  2008・9・24

★名字の言 ▼陸上の短距離。スタートダッシュに最もふさわしい姿勢とは?「前足と後ろ足の間隔を空けない」ことだという。以前は「広げた方がいい」が常識とされていた。「常識破りの方法で記録を作った選手が現れると、その選手の方法が新しい常識になる。そ…

きょうの聖教新聞  2008・9・23

★名字の言 ▼東京・北区の座談会。友好対話に率先する婦人部の方に秘訣を尋ねると、「常に祈って対話しています」。ある壮年は「仕事も引退し、毎日3時間の唱題で一対一の対話に挑んでいます」と元気いっぱいだ ▼世界的な勇気の指導者の一人に、黒人の権利の…

きょうの聖教新聞  2008・9・22

★名字の言 ▼「銃剣もない 弾薬もない/ただ素朴な鼓と笛で/霊妙な宇宙の本質を奏でる/人々は胸奥の共鳴を禁じえないであろう/世界も平和の動機を発見するにちがいない・・・・」 ▼パレードの出発を前に、暗唱する少女たちの清らかな声が響いた。池田名誉会長…

きょうの聖教新聞  2008・9・21

★名字の言 ▼実りの秋。田んぼに目をやると、黄金色に耀く稲穂が秋風に揺れている。すでに稲刈りを終えている田もある。なぜ稲は、垂れ下がるほどの重い稲穂を支えられるのか。その秘密は、根にある。田に水が張られている間は、根はそれほど発達しない。そう…

小説「新・人間革命」  宝冠53  9月15日

ソ連の大地に別れを告げる時が来た。 山本伸一たち訪ソ団一行は空港に向かい、午後八時に、モスクワのシェレメチェボ空港を出発し、帰国の途に就いた。 伸一は、次第に高度を上げる飛行機の中で、一人の老人との対話を思い起こしていた。 この日の午後、「さ…

小説「新・人間革命」 宝冠52  9月13日

山本伸一の誓いのこもったあいさつが、参加者の胸に響いた。 「真の友好とは、その場限りのものではなく、将来にわたる、崩れざる友好でなければなりません。また、相互理解には、相互努力がともなうべきものであり、それがあってこそ、平和は達成されます。…

きょうの聖教新聞  2008・9・20

★名字の言 ▼「師匠とは、どういう存在ですか?」。池田名誉会長に第1号の名誉博士号を贈ったフィリピン国立イフガオ農林大学のゴヨハシ学長に、創価学園生が質問した ▼学長は「夢を実現するために師匠は必要です。誰からも学ぶことなく成功を得た人は存在し…

きょうの聖教新聞  2008・9・19

★名字の言 ▼懐かしい友人と久方ぶりに再会した。その対話ので“なるほど”と思ったことがある。友情には、五つの段階があるという。①新友②新友③信友④心友⑤真友、である ▼友と語り合うごとに互いを知り、出会いのドラマを深めていくことができる。自らの誠実な…

きょうの聖教新聞  2008・9・18

★名字の言 ▼今年はロシアの文豪トルストイの生誕180周年。それを記念して制定された「トルストイの時代」賞の第1号が、池田SGI会長に贈られることが決まった ▼授賞を発表したウラジーミル・トルストイ氏は文豪の玄孫。氏は今年、来日中の講演で、文豪が悩…

きょうの聖教新聞  2008・9・17

★名字の言 ▼「身はたとひ/武蔵の野辺に/朽ちぬとも/留め置かまし/大和魂」。獄中で、吉田松陰が門下生に綴った『留魂録』の冒頭に掲げられた辞世の句である ▼その中で彼は、お互いが「志」を同じくする大切さを訴える。「天下の大事を成功させるためには、天…

きょうの聖教新聞  2008・9・15

★名字の言 ▼人と人とのつながりを考える上で、「三角形」が大事だといわれる。普通、人間関係は一対一が基本だが、自分と相手のほかに、3人目を加える。しかも、その3人が互いに交流する関係だと、絆はさらに頑健になるという(『私たちはどうつながってい…

2008年9月10日付 聖教新聞 新時代第21回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-2

2008年9月10日付 聖教新聞 新時代第21回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-2 「民衆への脱帽」 一、アメリカの詩人ホイットマンは、詩集『草の葉』(初版)の序文に綴っている。 「大統領に対する民衆の脱帽ではなくて、民衆に対する大統領か…

きょうの聖教新聞  2008・9・14

★名字の言 ▼日本ユニセフ協会の大使を務めるアグネス・チャンさんは、世界中の子どもたちの過酷な状況を訴え続けている ▼8歳の時、自ら反政府軍に加わったスーダンの少年。不自由になった片足は「銃で撃たれた」と。イラクの母子病院には治療の薬さえない。…

Nuclear Arms Are No Longer "Necessary Evils"  Interview with Dr. Daisaku Ikeda, President of Soka Ga

(2) At the same time, it is impossible to imagine terrorist groups being deterred by nuclear weapons. For these reasons, relying on nuclear deterrence to achieve security objectives in today's world is a dubious proposition at best. We …

Nuclear Arms Are No Longer "Necessary Evils" Interview with Dr. Daisaku Ikeda, President of Soka Gak

Q&A: Nuclear Arms Are No Longer "Necessary Evils" Interview with Dr. Daisaku Ikeda, President of Soka Gakkai International (1) UNITED NATIONS, Aug 1 (IPS) - As citizens of Hiroshima and Nagasaki are painfully reminded of the horrors of …

核兵器は、もはや「必要悪」ではない 創価学会インタナショナル池田大作会長インタビュー

核兵器は、もはや「必要悪」ではない 創価学会インタナショナル池田大作会長インタビュー 2008/08/07 00:20:22 【国連IPS=タリフ・ディーン、8月1日】 広島、長崎市民が1945年8月の原爆の恐怖を思い出すこの時期、日本最大級の平和組織が核兵器廃絶へ…

小説「新・人間革命」 宝冠51 9月12日

午後一時半、ソ連対文連、モスクワ大学が主催する「さよならパーティー」に、山本伸一たち、訪ソ団一行が招かれて出席した。 会場は、森と池に囲まれた、モスクワ郊外のレストランであった。 まず、主催者を代表して、モスクワ大学のトローピン副総長があい…

小説「新・人間革命」宝冠50 9月11日

プロコフィエフ教育相との会談で山本伸一は、同省との間で進んでいる教科書交流について語った。 「各国の教科書が、他国の風俗などを、誤って伝えていることが少なくありません。 たとえば、日本の場合も、昔の風俗が、現代の日本の姿として紹介されている…

小説「新・人間革命」宝冠49  9月10日

クレムリンを後にした山本伸一たちは、モスクワ市内のレストランに急いだ。 午後六時半から、伸一と峯子が主催する食事会が予定されていたのだ。文化省、高等中等専門教育省、ソ連対文連、ソ日協会、モスクワ大学、モスクワ市など、お世話になった各界の来賓…

小説「新・人間革命」宝冠48  9月9日

コスイギン首相との会談では、日中平和友好条約の締結が進められようとしているなかでのソ連の対応について、首相が山本伸一に、率直に意見を求める一コマもあった。 伸一は答えた。 「何があっても、大局観に立って、悠々とすべてを見下ろすように様子を見…

小説「新・人間革命」宝冠47  9月8日

記念撮影のあと、山本伸一と同行の青年のうち一人が残り、コスイギン首相の執務室で会見が始まった。 ソ連側には、対文連のポポワ議長、ソ日協会のコワレンコ副会長、モスクワ大学のホフロフ総長らが同席した。通訳はモスクワ大学のストリジャック主任講師で…

小説「新・人間革命」  9月6日 宝冠46

山本伸一は話すにつれて、ますます言葉に勢いがみなぎっていった。 「私ども創価学会の平和運動は、まず、生命尊厳の仏法哲理を学び合うことから始まります。それは、本来、万人が等しく、尊極無上の仏の生命をもっているという思想です。 そして、互いが互…

2008年9月10日付 聖教新聞  新時代第21回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-1

2008年9月10日付 聖教新聞 新時代第21回本部幹部会での名誉会長のスピーチ 下-1 偉大なのは庶民の王者! われらは平和創造の先駆者 行動が仏法者の魂 デンマークの哲学者 「戦わずして勝とうとする者は愚か者」 前進なくして勝利なし! 一、前進…