きょうの聖教新聞  2008・9・17

★名字の言

▼「身はたとひ/武蔵の野辺に/朽ちぬとも/留め置かまし/大和魂」。獄中で、吉田松陰が門下生に綴った『留魂録』の冒頭に掲げられた辞世の句である

▼その中で彼は、お互いが「志」を同じくする大切さを訴える。「天下の大事を成功させるためには、天下の有志の士と互いに志を通じなければならない」。そhして、わが理想の実現を愛弟子に託す。「同志諸君、切に頼む。頼むぞ」

▼『留魂録』を書き終えた翌日、松蔭は30歳の生涯を閉じる。だが、彼の「魂」は消えない。『留魂録』を読んだ高杉晋作、久坂玄端など、後事の一切を託された松蔭の弟子たちが、師の魂の叫びを胸に陸続と立ち上がり、新たな歴史を切り開く原動力となった

▼御聖訓に「吼とは師弟共にと唱うる所の音声なり」(御書748ページ)と。師の叫びに応じて、弟子が声を上げていく。この「師子吼」が社会に轟き渡るとき、時代を揺り動かす力となる

▼池田名誉会長は語っている。「『頼むぞ』-戸田先生は言われた。ゆえに私が立ち上がった。先生の教えのままに走り抜いた。全身全霊で先生の偉大さを宣揚し、証明してきた」

▼池田門下として、心一つに勝利の結果を残していきたい。それが、師への「報恩」の道と確信して。 ( 芯 )

★世界最大の熱帯雨林を擁するブラジルのアマゾナス州から池田SGI会長に特別顕彰
 ブラジル独立記念日の式典で授与 州立池田学園の生徒たちも祝福
 ブラガ州知事 「博士は州の発展に寄与した模範の日本人」
        「青年の育成に多大な貢献」

★わが友に贈る
 
 リーダーは
 生命の勇者たれえ!
 生命の役者たれ!
 張り切って進むのだ。
 皆の勇気を目覚めさせよ!