2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

【第3回】  信心は全てを好転させる力  (2014.1.19)

支え合い、励まし合う人間の絆ほど尊いものはない。 かけがえのない一人の友を救う。自分と縁した一人一人に、勇気と希望を贈り、共に人間革命のドラマを綴っていく。それこそが、最高の生命の勲章と輝く。 わが同志の涙ぐましい奮闘は、どんなに讃えても足…

正義 20 2014年 1月25日

創価学会は、一九五二年(昭和二十七年)八月二十七日に都知事の認証を受け、九月八日に登記を終えて宗教法人「創価学会」が発足した。 これによって、在家信者による未聞の宗教運動の大道が開かれたのである。 つまり、創価学会は、独自の責任のもとに自立…

正義 19 2014年 1月24日

創価学会は、宗教法人設立の準備に着手し、宗教法人法に基づき、一九五一年(昭和二十六年)十一月一日付「聖教新聞」に設立公告を掲載した。 十二月半ば、宗門は、戸田城聖に総本山の宗務院へ来るように伝えてきた。 戸田は、著しく体調を崩していたが、総…

正義 18 2014年 1月23日

宗旨建立七百年慶祝記念大法会が行われた一九五二年(昭和二十七年)、創価学会は、九月八日に独自の宗教法人として発足する。 戸田城聖は、前年五月に、第二代会長に就任して以来、学会として宗教法人を設立しなければならないと考えてきた。 それは、一つ…

正義 17 2014年 1月22日

学会が、「神本仏迹論」を唱えた笠原慈行の誤りを正したことに対して、宗会は、会長の戸田城聖一人を処分の対象としていた。 戸田は、そこに、会長の自分と会員とを離間させようという意図を感じた。そして、今後も広宣流布を破壊する魔は、その手法を用い…

正義 16 2014年 1月21日

笠原慈行は、学会が彼の誤りを正したことを、暴行や傷害事件に仕立て上げて喧伝し、パンフレットまで配布したのだ。 宗門では、臨時宗会を開いて、笠原に謝罪させたことを取り上げ、信徒が、大法会の最中に「僧侶」を糾弾した「不祥事」として、処分の検討に…

正義 15 2014年 1月20日

笠原慈行は、「神本仏迹論」を唱え、不敬罪で大石寺を告訴した。 それによって軍部政府は、果敢に折伏を行っていた学会に目を付け、弾圧を開始するにいたり、牧口常三郎は獄死することになるのだ。 戸田城聖は、笠原が総本山にいたことを聞くと、直ちに笠原…

正義14 2014年 1月18日

戸田城聖が学会の再建に踏み出した時、組織は壊滅状態に陥っていた。 そのなかから再出発した在家の団体が、戸田の指導のもとに年ごとに力を蓄え、七十五万世帯という未曾有の大折伏を展開しようというのである。 仏法の眼を開いて見るならば、まさに、創価…

第2回  賢者はよろこび愚者は退く  (2014.1.11)

中国の古典に、「苟《まこと》に日に新たに、日日に新たに、又日に新たなれ」(金谷治訳)とある。 どんな立場になっても、年齢を重ねても、毎日毎日、変わらなければならない。 日々前進、日々向上、日々戦い、これが仏法の魂だ。 広宣流布という大目的に向…

正義 13 2014年 1月17日

軍部政府によって会長の牧口常三郎らが逮捕されるや、周章狼狽した宗門は、牧口一門の総本山への登山を禁ずるなど、学会との関わりを断とうとしたのだ。 日蓮大聖人の仏法の清流は、正法正義を貫いた牧口と戸田城聖の、創価の師弟によって死守されたのである…

正義 12 2014年 1月16日

国家神道を精神の支柱にして、戦争を遂行しようとする軍部政府は、思想統制のため、天照大神の神札を祭るよう、総本山に強要してきた。 一九四三年(昭和十八年)六月末、宗門は、会長・牧口常三郎、理事長・戸田城聖ら学会幹部に登山を命じた。 そして、法…

正義 11 2014年 1月15日

牧口常三郎の起こした創価教育学会の宗教運動は、長く民衆を支配してきた僧侶によるものではなく、在家、民衆の手による宗教革命であった。 牧口は、日蓮正宗も、時代の変遷のなかで、儀式主義に陥り、葬式仏教化していたことに、強い危惧をいだいていた。 …

正義 10 2014年 1月14日

「仏教の極意たる『妙法』が万民必然の生活法則たることを、科学的に実験証明しよう」 (注1)──それが、牧口常三郎の企図であった。 そして、妙法は、「数万の正証反証(幸不幸)の累積によつて、単なる哲学的なる抽象概念としての真理たるに留まらず、生…

正義 9 2014年 1月13日

牧口常三郎は、一九二八年(昭和三年)、日蓮仏法に深く感銘し、日蓮正宗信徒として信仰の歩みを踏み出す。 しかし、牧口は、既成仏教化した宗門の信心の在り方、つまり「寺信心」に甘んじようとしたのではない。 本来の日蓮大聖人の教えに立ち返り、その御…

第1回 元気に楽しく使命に燃えて  (2014.1.6付 聖教新聞)

新しい一年を、我らは最高に晴れやかな新年勤行会から、勇んで出発した。寒風にも負けず、わが同志には広布拡大の息吹がみなぎっている。 北海道や東北、信越、北陸など豪雪地域の皆様も、どうか、健康第一、無事故第一の前進をお願いしたい。 私は毎日、全…

正義 8 2014年 1月11日

各寺院の発給する寺請証文は、婚姻や旅行、奉公、住居の移転なども必要であった。 いわば、寺院は、戸籍係の役割を担い、徳川幕府のもとで民衆の支配機構として絶大な権力を振るうようになっていった。 人びとは、個人の意思とは関係なく、先祖代々の寺に所…

正義 7 2014年 1月10日

学会は、万人に「仏」を見る日蓮仏法の正義を叫び続けてきた。 それは、戦時下での恒久平和への根源的な思想闘争であった。 だが、軍部政府の弾圧の嵐が創価教育学会を襲い、会長・牧口常三郎、理事長・戸田城聖らが逮捕されると、迫害を恐れて、多くの退転…

大白蓮華 2014年(平成26年)1月号(No.770)

巻頭言 誇り高き友情と信頼の共鳴を! 創価学会名誉会長 池田大作 苦楽を分かち合える友がいる。共に誓願に進みゆく連帯がある。これほど心弾(こころはず)む魂の共鳴はあるまい。 18世紀フランスの哲人ボルテールは叫んだ。 「友情と真理が憎悪と不実に勝…

正義 6 2014年 1月9日

山本伸一が、「広布第二章」の世界広宣流布にあたって、最も力を注いできたのは、教学の深化と展開であった。 日蓮大聖人が示された永遠不変の妙法の法理を探究し、御本仏の大精神に立ち返り、それを万人にわかりやすく開き示し、世界へ、未来へと伝えてい…

正義 5 2014年 1月8日

日蓮大聖人は仰せである。 「大悪は大善の来るべき瑞相なり、一閻浮提うちみだすならば閻浮提内広令流布はよも疑い候はじ」(御書一四六七p) ──大悪は、大善が来る前兆である。一閻浮提すなわち全世界がひどく乱れたならば、法華経に説かれている「閻浮提…

正義 4 2014年 1月7日

山本伸一は、世界広宣流布を推進する一方で、世界の指導者たちと本格的な対話を重ねた。 特に、SGI結成の前年にあたる一九七四年(昭和四十九年)には、日中、日ソの新たな友好の道を開くとともに、中ソ紛争の解決の道を探るために、世界の指導者との対…

正義 3 2014年 1月6日

第一回「世界平和会議」の席上、国際仏教者連盟(IBL)が発足し、会長に山本伸一が、名誉総裁に日達法主が就いた。 また、この席で、全参加者の懇請と総意によって創価学会インタナショナル(SGI)が結成され、伸一がSGI会長に就任。 世界広宣流布…

正義 2 2014年 1月4日

ロシアの作家・チェーホフは記した。 「新しい生活のあけぼのが輝いて、正義が凱歌を奏する時が必ず来る」(注) 一九七八年(昭和五十三年)四月、創価学会は、山本伸一の第三代会長就任十八周年を目前にして、民衆の凱歌の祭典ともいうべき「合唱祭」に力…

【第20回】 アジアの「平和の太陽」に! (2013.12.1)

あと、ひと月で新しい一年だね。 今年は、みんなにとって、どんな一年だったかな。もし漢字一字で表すと、どんな字になりますか? 「喜(よろこぶ)「明(あかるい)」「挑(いどむ)」「勝(かつ)」「学(まなぶ)」「読(よむ)」「進(すすむ)」「友」…

【第19回】 幸福と勝利の大城を! (2013.11.1)

さあ、11月です。秋が深まり、まもなく冬もやってくる。北海道や東北など、寒い地域では雪もふりはじめるね。 みんな、元気かな? 11月といえば18日が創価学会の「創立記念日」です。みなさんのお父さんお母さんたちは、がんばってきました。 とくに今年は、…

【第21回】 勇気の一歩で世界へ!(2014.1.1)

新時代はみんなから開幕! 名誉会長 希望あふれる新年の太陽が昇りました。 未来部の皆さん! あけましておめでとう! 世界の、あの地この地のSGI(創価学会インタナショナル)の未来部からも、「元気に新年をタートします」との連絡が、どんどん入ってき…

正義 1 2014年 1月1日

創価学会の使命は、世界広宣流布にある。 法華経の精髄であり、一切衆生の成仏得道の大法である日蓮大聖人の仏法を、人びとの胸中に打ち立て、崩れざる世界の平和と、万人の幸福を実現することにある。 大聖人は師子吼された。 「今日蓮が時に感じて此の法…

2014年 新年の歌

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新年のメッセージ 2014年

新年のメッセージ 創価学会インタナショナル会長 池田大作 世界の平和へ 新たな飛翔を! 「世界広宣流布」の新時代、すなわち「世界の平和」「社会の繁栄」「人類の幸福」へ、生命尊厳の大連帯をいやまして拡大しゆく新時代が、晴れやかに開幕しました。 全…