2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうの聖教新聞  2009・2・28

★名字の言 ▼文献の「献」とは賢人の意。本来、文献とは、書かれたものと、人によって伝えられたもの、その両方を指す。仏典に出てくる「知識」とは知人のこと。善知識とは良い友だちを意味する ▼文献や知識という言葉から、しかし今日、人間のぬくもりは、ほ…

きょうの聖教新聞  2009・2・27

★名字の言 ▼「出版活字文化への多大な功績とご尽力に満腔の謝意を捧げます」-先日、池田名誉会長に贈られた宮崎県書店商業組合からの「感謝状」。同組合の田中隆次理事長は、高らかに読み上げた ▼席上、名誉会長からの謝意が伝えられた。名誉会長は、青春時…

小説「新・人間革命」 2月27日 潮流28

戸田城聖の「原水爆禁止宣言」を、松矢文枝は、身の震える思いで聞いた。 彼女は、帰りの列車のなかで、こう決意したのであった。 “被爆者である私には、原爆の悲惨さを訴え、平和のために尽くし抜いていく使命があったのだ。 仏法を持った私がすることは、…

きょうの聖教新聞  2009・2・26

★名字の言 ▼「終わっても、その場を去りがたい思いを残した、素晴らしい2月の座談会でした」-青年・勝利の座談会に出席した、神奈川の婦人部員から届いたお手紙。この結びの言葉に心打たれた ▼文面から、笑顔の花咲く座談会の様子が伝わってくる。3年越し…

小説「新・人間革命」 2月26日 潮流27

長崎で被爆した徳田信八郎は、青年時代を大阪で過ごし、やがて、学会の広島県の中心者として活動するようになる。 徳田は、そのなかで、自分は仏法者として、原水爆の禁止を、世界の平和を、叫び抜く使命をもって生まれてきたのだという、深い自覚をもつよう…

2009年2月24日付 聖教新聞  婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 下-2

2009年2月24日付 聖教新聞 婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 下-2 一、仏の説法を「師子吼」という。 仏典には、「最勝の咆哮(叫び)」「恐れなき咆哮」「無比の咆哮」が師子吼であると記されている。 大聖人は、女性の門下である…

2009年2月24日付 聖教新聞 婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 下-1

2009年2月24日付 聖教新聞 婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 下-1 声で勝て心を開け 歴史に残る「一歩」を踏み出せ─ケネディ米大統領 一、時代は動いている。今、世界各国から、創価の人間主義を支持する顕彰が相次いでいる。毎日の…

2009年2月23日付 聖教新聞  婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 中-2

2009年2月23日付 聖教新聞 婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 中-2 感謝と賞讃を 一、リーダーの心構えについて、少々申し上げておきたい。 広宣流布の前進において、無責任で自分勝手な、人まかせの心があってはならない。 リーダー…

2009年2月23日付 聖教新聞 婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 中-1

2009年2月23日付 聖教新聞 婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 中-1 誠実に! 女子部よ広布の華と咲け 歩け!語れ!民衆のために リーダーは自ら苦労せよ 日中友好の先人「青年とは常に行動者」 一、もうすぐ希望の春が来る。わが人生…

小説「新・人間革命」  2月25日 潮流26

広島のメンバーは思っていた。 ――世界初の原爆投下の地である広島の私たちと、日米開戦の地・ハワイの人びとが友情で結ばれるなかに真実の平和がある。「ヒロシマの心」とは「平和の心」であり、それは「創価の心」だ。 だから、私たちには、世界平和への波…

きょうの聖教新聞  2009・2・25

★名字の言 ▼ある大手建設会社の支店長の話。プロ野球の本拠地として使用するため、老朽化した球状の大規模な改修工事を請け負った。工期はわずか3ヵ月半。もし失敗すれば、社の信頼を大きく損なう危険性も ▼30代の青年が現場の責任者に抜てきされた。工事…

きょうの聖教新聞  2009・2・24

★名字の言 ▼今から50年前。一人のアフリカ人留学生がケニアから米国へ。彼は留学先のハワイ大学で米国人女性と知り合い結婚。やがて男の子が誕生。その子こそ、黒人として初の大統領となったバラク・オバマ氏である ▼父はケニアに戻り、母国の発展に尽力。…

きょうの聖教新聞  2009・2・23

★名字の言 ▼「私はもっとも多数の人たちと共に生活し、共通のことで苦しみ悩み、そのなかに生きる希望を探求していきたい。-私の最も恐れる事は、机上で仕事をすること」。作家・山本周五郎の信念である(『小説の効用・青かべ日記』光文社) ▼先日、配達員…

小説「新・人間革命」  2月24日 潮流25

山本伸一は、さらに広島の代表にも語りかけた。 「広島の皆さんは、よく頑張ってくださった。しかし、本格的な戦いはこれからです。 広島といえば、平和の原点ですが、その平和を創造するための生命の哲学を発信していけるのは、私たちしかいません。 “原爆…

小説「新・人間革命」  2月23日 潮流24

山本伸一が、コントロールセンターを視察した七月二十三日には、日本での夏季講習会に参加していたアルゼンチンのメンバーや、広島のメンバーなど、交流団が次々と到着した。 この夜、伸一は、交流団の代表を宿舎のホテルに招いて、懇談のひと時をもった。 …

小説「新・人間革命」  2月21日 潮流23

チャーリー・マーフィーは、“民衆のための音楽”という、音楽隊に対する山本伸一の指導は、芸術すべてに通じると思った。 ドイツの大詩人シラーは述べている。 「あらゆる芸術は人に喜悦を与えるためのものである。しかも、人間を幸福ならしめることこそ、最…

2009年2月22日付 聖教新聞  随筆人間世紀の光 182 「青年・勝利」の回転軸-2

2009年2月22日付 聖教新聞 随筆人間世紀の光 182 「青年・勝利」の回転軸-2 あの狂った軍国主義の嵐が吹き荒れる時代にあっても、牧口先生は勇敢に座談会に徹し抜かれた。 「人生に関する問題は、対話でなくては通じない。『立正安国論』も、問…

2009年2月22日付 聖教新聞 随筆人間世紀の光 182 「青年・勝利」の回転軸-1

2009年2月22日付 聖教新聞 随筆人間世紀の光 182 「青年・勝利」の回転軸-1 広宣流布の原点! 我らの座談会運動 心を結べ!「偉大なる 庶民の力は 大波と」 集い合おう! 語り合おう! 地域と社会に輝く 快活な勇気の対話 この世をば 偉大な友と…

きょうの聖教新聞  2009・2・22

★名字の言 ▼「リスク」という言葉は、リスク管理やリスク回避のように「危険」と同義で使われる ▼語源は様々いわれるが、元北海道教育大学教授の宮崎正勝氏は、イスラム世界で使われた「海図なき航海」を意味する言葉リスコが語源という。危険の中でも“未知…

小説「新・人間革命」  2月20日 潮流22

民衆こそが、社会を建設する主役である。そして、科学も、宗教も、芸術も、すべては民衆のために、人間のためにある。 チャーリー・マーフィーは、平和運動の本当の広がりは、民衆が平和のために立ち上がり、日々の生活のなかで、差別や偏見、憎悪を克服し、…

小説「新・人間革命」  2月19日 潮流21

ワイキキの海に、突然、現れた巨大な物体を、観光客は興味津々の面持ちで見ていた。 台船の位置が決まり、浮島ステージが無事に設置されると、浜辺から歓声があがった。 ホテル六階の指揮室に詰めていたスタッフも、その瞬間、皆で握手を交わし合った。 浮島…

2009年2月21日付 聖教新聞  婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 上-2

2009年2月21日付 聖教新聞 婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 上-2 フランスの歴史家ミシュレは、『フランス革命史』の中で、「女性は巨大な、真に不敗の力だ」(桑原武夫・多田道太郎・樋口謹一駅『フランス革命史』中公文庫)と洞…

2009年2月21日付 聖教新聞  婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 上-1

2009年2月21日付 聖教新聞 婦人部・女子部最高協議会での名誉会長のスピーチ 上-1 母は勝利の太陽! 第一線で活躍する女性を尊敬 フランスの歴史家「女性は巨大な不敗の力だ」 いまこそ広布の地盤を広げよ 一、お忙しいなか、また寒いなか、ご苦労…

池田名誉会長講義 御書と師弟 第7回-2 不惜身命と現代  2009年2月19日付 聖教新聞

2009年2月19日付 聖教新聞 池田名誉会長講義 御書と師弟 第7回-2 不惜身命と現代 小我から大我へ 不惜身命といっても、決して命を"粗末にする"ことではありません。 仏法では「帰命」と説いています。「帰」とは、仏法の不変の真理に「帰する」こ…

池田名誉会長講義 御書と師弟 第7回-1 不惜身命と現代  2009年2月19日付 聖教新聞

2009年2月19日付 聖教新聞 池田名誉会長講義 御書と師弟 第7回-1 不惜身命と現代 死身弘法が創価三代の魂 『不惜の喜悦』の大境涯を開け 大宇宙の根本法則に生き抜け 御聖訓 されば我が弟子等 心みに法華経のごとく 身命もおしまず修行して 此の度…

2009年2月20日付 聖教新聞  長編詩 わが勇気ある永遠の同志に贈る-2 山本 伸一

2009年2月20日付 聖教新聞 長編詩 わが勇気ある永遠の同志に贈る-2 山本 伸一 友の激励に モネは奮起し 描きに措き抜いた。 そして ついに「睡蓮」の 世界的に有名な大傑作を 完成させたのである。 友情の深さ! 誠実な行動! 同志の心のつながり!…

2009年2月20日付 聖教新聞 長編詩 わが勇気ある永遠の同志に贈る-1 山本 伸一

2009年2月20日付 聖教新聞 長編詩 わが勇気ある永遠の同志に贈る-1 山本 伸一 青春は前進だ! 人生は勝利だ! 君よ 青春は前進だ! 前に進むのだ。 前進するのだ。 汝自身を鍛えながら 強い人間になることだ。 君よ 人生は勝利だ! 正義は 勝たねば…

きょうの聖教新聞  2009・2・21

★名字の言 ▼後継の人材育成が、ますます重要と痛感する昨今、感慨深い二つの場面に出くわした ▼「言葉を話すのは口です」と言い、青年は紙に「くち」と書いた。「心の強さを表すのは意志です」。「いし」と書く。興味津々の未来部員たちに、「これを濁らせて…

きょうの聖教新聞  2009・2・20

★名字の言 ▼百年先でも持ちこたえる羽子板を作るー伝統ある「押絵羽子板」を制作する西山鴻月氏の意気込みだ。この道72年。しかし今も、満足のいかなかった部分に、最初に目が行く。素人目には判別できないほど。そこを改善して、次にどう生かすか。求道心…

きょうの聖教新聞  2009・2・19

★名字の言 ▼インターネット上で公開する日記「ブログ」や自己紹介のページ「プロフ」、学校裏サイト・・・無関心でいると、子どもがネット上のトラブルに巻き込まれて可能性がある ▼「親子のためのネット社会の歩き方セミナー」と題する講演会で、鳴門教育大…