きょうの聖教新聞  2009・2・23

★名字の言

▼「私はもっとも多数の人たちと共に生活し、共通のことで苦しみ悩み、そのなかに生きる希望を探求していきたい。-私の最も恐れる事は、机上で仕事をすること」。作家・山本周五郎の信念である(『小説の効用・青かべ日記』光文社)

▼先日、配達員歴30年を越える婦人とお会いした。遠慮がちで、控えめな方だった。だが、配達のコースを一緒に回ると、近所の人たちが次々と笑顔で声をかけてくる。“無冠の友”の誇りを胸に、長年、地域に友好の輪を広げてきたことを歩きながら伺った

▼机上では見えない。が、現場へ足を運ぶと見えてくるものが数多くある。創価学会は民衆と共に前進する団体である。“頭でっかち”は必要ない。大切なのは、地区・ブロックといった“広布の現場”であり、社会の現実と格闘する一人一人だ

▼「ある意味で『現場こそ師匠』」と名誉会長。「そこに学ぼうとしない指導者は成長がない。必ず行き詰る。広宣流布の最もホットな『現場』。そこで真剣に戦った人が、一番偉大である

▼最前線を知ってこそ、勝利の知恵もわく。打つ手も的確になる。私の最も誇れることは、現場で友のために働くこと!-そう胸を張れる行動第一のリーダーでありたい。( 芯 )

★台湾から相次ぐSGI会長への顕彰
 太平市  桃園市が教育貢献を顕彰
 太平市長 池田先生は「平和の価値」「人生の智慧」を教える

★わが友に贈る
 苦手なことに
 真っ先に挑戦を!
 困難な場所で
 勝ってこそ
 信頼は広がる