2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

創価学園ニュース 西東京優勝甲子園へ

西東京優勝甲子園へ 2007/7/31(火) 回… 123456789…計 八子 000102000|3 創価 00020013X|6 4回先制を許すも、その裏3番永井(2年)の同点打、4番大島(1年)の2塁打で逆転。6回再逆転されたが、馬場に代わってエース勘米良が三振で切り抜けた。そして8回裏、…

小説「新・人間革命」 懸け橋1  7月30日

さあ、心軽やかに、新しい歩みを踏みだそう。 人生は、限りある生命の時間との闘争だ。なれば、間断なき前進の日々であらねばならない。 ロシアの大詩人プーシキンはうたった。 「汝は王者なれば ただ一人征け 自由の大道を自在なる英知もて進め その尊き偉…

小説「新・人間革命」  7月28日 友誼の道75

羅湖駅を出発した列車が次の上水駅に停車すると、車内をのぞき込みながら、ホームを走ってくる数人の人たちがいた。 香港の幹部である周志剛らであった。 誰もが自由に乗り降りできるのは、この上水駅からである。 周たちに気づいた山本伸一と峯子は、列車の…

きょうの聖教新聞  2007・7・31

★名字の言 ▼一粒の松の種が、岩の割れ目に落ちた。やがて弱々しい芽を出した。時がたち、芽は岩を真っ二つにする大樹に育った。「岩割りの松」と言われた ▼なぜ、松は岩に負けなかったのか。作家・下村湖人の小学校の恩師が語ってくれたという。「松が岩に勝…

きょうの聖教新聞  2007・7・30

★名字の言 ▼幼稚園の時、両親が離婚。少年は、親せきの家を転々と。自分は“世界で一番不幸な子ども”だと思っていた ▼中学1年の時、一人の未来部担当者と出会う。“大人は身勝手で、自分のことしか考えない”と心を閉ざしていたが、いつも笑顔で接してくれる担…

きょうの聖教新聞  2007・7・29

★名字の言 ▼滝の如く堂々と/男は王者の風格を持てー。「滝の詩」を歌いながら、同志の大前進が続く。英グラスゴー大学のマンロー博士が、池田SGI会長への名誉博士号の推挙に、この詩を引いた事はすっかり有名になった ▼5月に来日の折、博士は語った。20…

きょうの聖教新聞  2007・7・28

★名字の言 ▼愛知県のある女子部員が、14年にわたって対話を続けてきた友人を晴れて入会へ ▼女子部員は3年前、がんと宣告された。あまりにも突然のことに若い彼女はもとより家族も絶望の淵に。だが一家は奮起し、かつてない団結で手術の日まで祈り続けた。…

小説「新・人間革命」 友誼の道74  7月27日

遂に別れの朝が来た。それは、永遠なる友誼への新しき旅立ちの朝であった。 午前八時、山本伸一の一行は、宿舎の広東迎賓館を出発した。 広州駅で、北京到着以来、一緒であった中日友好協会秘書長の孫平化、陳永昌と別れた。 葉啓ヨウと殷蓮玉は、出迎えてく…

きょうの聖教新聞  2007・7・27

★名字の言 ▼一枚の写真が、無限の勇気を与えることがある ▼今月の「大白蓮華」に、池田会長(当時)の指導を、真剣に聞き入る中部の青年たちの写真が掲載された。それを見た27歳の青年は驚いた。「あっ、お父さん!」。母親に確認した。間違いない。凛々し…

小説「新・人間革命」  友誼の道73  7月26日

一切の予定を終えた山本伸一は、孫平化秘書長をはじめ、中日友好協会の関係者と、宿舎の広東迎賓館で、三時間近くにわたって懇談した。 ここでは、人間をどうとらえるかをめぐって、議論が交わされた。 伸一は、人間を集団化された階級としてとらえて判別す…

きょうの聖教新聞  2007・7・26

★名字の言 ▼「広布の魂をひしひしと感じます。戦おう、祈ろう、進もうと、心の底から力がわきます」。沖縄・八重山圏のある壮年部員。毎日、小説『新・人間革命』を書き写す。78冊目になるノートは生命の共戦譜だ ▼現在の「友誼の道」の章は1974年の第…

小説「新・人間革命」 友誼の道72  7月25日

中国訪問も、間もなく終わろうとしていた。 翌六月十四日の昼、山本伸一たちの一行は、上海を発って、空路、広州に向かった。 中日友好協会の孫平化秘書長は、広州まで、行動を共にしてくれた。 広州には午後三時前に到着し、夕方、「広州農民運動講習所」を…

きょうの聖教新聞  2007・7・25

★名字の言 ▼圧倒的な大声量。関西の看板浪曲師である三原佐知子さんの迫真の“口演”を聴き、全身に感動が走った ▼この道53年。平和をテーマにしたオリジナル浪曲を、数多く発表してきた。広島の原爆で犠牲になった少女の心を歌う「はばたけ千羽鶴」、中国大…

小説「新・人間革命」 友誼の道71  7月24日

人民公社での青年たちとの語らいは、結婚観から、「労働についての考え方」「物質的な繁栄が実現したあとの課題」など、多岐にわたった。 青年同士が友好を深めるうえでも、中国を知るうえでも、実に有意義な語らいとなった。 この夜、山本伸一たちが上海で…

きょうの聖教新聞  2007・7・24

★名字の言 ▼夫の闘病の様子を語りつつ、宿命転換を誓う婦人。皆で祈っていこうと呼びかける地区部長。学会の座談会ならではの光景だ。地区部長が執る学会歌の指揮を、幼い男の子が真似る姿に、皆の笑顔が広がる ▼全国、全世界で行われる同志の集い。会場提供…

小説「新・人間革命」 友誼の道70  7月23日

青年は頬を紅潮させて語った。 「人びとに励まされ、頑張り抜いたという体験は、私の大きな自信になりました」 続いて、親元を離れ、ここで初めて農作業を経験したという女性も、体験を語り始めた。 「最初は激しい労働に疲れ果て、体も痛み、食べ物も喉を通…

きょうの聖教新聞  2007・7・23

★名字の言 ▼嵐が近づいてくる。リンゴ園を営む青年は、気が気でなかった。暴風雨が吹き募る。丹精こめて育てたリンゴが、相次ぎ吹き落とされていく・・・・。胸が張り裂けそうになった ▼やがて、青年は気が付く。同じ木になっているリンゴでも、わけなく落ち…

境涯革命五原則

境涯革命五原則 一、他人に言ったら愚痴になり 御本尊に訴えれば祈りになる 二、世法で苦労すれば苦しみが残る 信心で苦労すれば喜びと福運は残る 三、感情をぶつけると怨嫉となる 題目で包容すれば成長できる 四、方法ばかり考えると迷いになる 決意して祈…

小説「新・人間革命」  7月21日 友誼の道69

山本伸一の一行は、この六月十二日の午後十時過ぎに上海に戻った。 そして、翌十三日午前には、上海市普陀(プートゥー)区の「曹楊新村」(ツァオヤンシンスン)を訪れた。 ここは、一万五千世帯、七万人の人びとが住む労働者団地である。 伸一と峯子は、託…

きょうの聖教新聞  2007・7・22

★名字の言 ▼今から50年前の昭和32年に大ヒットした映画に「喜びも悲しみも幾年月」がある。海上の船舶に安心の光りを届ける灯台守の夫妻の話だ ▼灯台守たちは、照射灯を磨く時、「きょうの『この日』のために、私は長きにわたって、磨き続けてきたのだ」…

2007-8 巻頭言 大白蓮華

入信60周年に思う 勝利の誓願を晴れ晴れと! 創価学会名誉会長 池田 大作 共々に 栄え勝ちたり わが人生 誓いを果たさむ 生命讃歌よ 文豪ビクトル・ユゴーは叫んだ。「諸君の高遠偉大なる理想を想起するがいい。理想に忠実なれ。そこに自由があり、そこに…

きょうの聖教新聞  2007・7・21

★名字の言 ▼京都郊外の小さな「塾」を訪れた。自然に囲まれた民家に、不登校や引きこもりの児童・生徒が集う。子どもたちだけでなく、老若男女が自由に出入りする。難民支援のプロや新聞社の海外特派員、ハンセン病回復者支援を続けてきた医師などを、講師と…

小説「新・人間革命」 友誼の道68  7月20日

山本伸一は、居合わせた壮年に、笑顔で声をかけた。 「私は日本からまいりました。西湖の美しさは日本でも有名なんです」 伸一の笑顔に、壮年も笑顔で応えた。 「日本の桜も有名ですよ。桜の季節は美しいと聞いています」 二言、三言、言葉を交わすうちに、…

きょうの聖教新聞  2007・7・20

★名字の言 ▼震度6強の激震が襲った新潟県中越地方・長野県北部。現地では連日、懸命な救援・復旧作業が続いている。被災された方々に、心からお見舞い申し上げたい ▼この新潟県中越沖地震が発生した16日、学会本部では直ちに災害対策本部を設置。とりわけ…

小説「新・人間革命」 友誼の道67  7月19日

杭州(ハンチョウ)の街は雨に霞んでいた。水に濡れた梧桐や柳の緑が、一段と鮮やかさを増していた。 六月十二日、山本伸一の一行は、西湖と絹織物で知られる浙江省の省都・杭州にいた。 前日の十一日、上海で少年宮を訪問したあと、午後七時半に列車に乗り…

小説「新・人間革命」  7月18日 友誼の道66

山本伸一も、峯子も、子どもたちのなかに入って、楽しく交流した。一緒に輪投げもした。五目並べもした。 模型飛行機を製作している部屋にも足を運んだ。楽しそうに作業に励んでいた少年に伸一が話しかけると、少年は胸を張って語った。 「大きくなったら、…

きょうの聖教新聞  2007・7・19

★名字の言 ▼昔、遮断機を、まだ人が上げ下げしていた時代。信州に、どこか行き届いた感じのする、ある乗換駅があった。作家の岸田國士は、駅長からその「踏切警手」の仕事について、面白い話を聞いた ▼「踏切番は、人を通さないのが目的ではなく、人を通すの…

きょうの聖教新聞  2007・7・18

★名字の言 ▼人の心は、人の心でしか動かない。相手を思う一念の深さに、友人も心を開いてくれる。そんな対話を心がけたい ▼日本料理店の3代目の徳岡邦夫氏。祖父から、「工夫して、心くだくる想いには、花鳥風月みな料理なり」と教えられた。この「くだくる…

小説「新・人間革命」 友誼の道65  7月17日

山本伸一は、笑顔で話を続けた。 「私は、日本の富士鼓笛隊の少女たちから、友情のしるしとして、プレゼントを預かってきました。レコードとファイフ(横笛)二十本です。 このレコードは、真心を込めて、自分たちで演奏した、『小朋友』(小さなお友だち)…

小説「新・人間革命」 友誼の道64  7月16日

山本伸一の一行が盧湾区の少年宮に着いた時には、朝方、降っていた雨はやんでいた。雨あがりの石畳を歩いていくと、拍手がわき起こった。 少年宮の責任者や教師、子どもたちが、満面に笑みを浮かべて迎えてくれた。 「日本のおじさま、おばさま、ようこそお…