きょうの聖教新聞  2007・7・21

★名字の言

▼京都郊外の小さな「塾」を訪れた。自然に囲まれた民家に、不登校や引きこもりの児童・生徒が集う。子どもたちだけでなく、老若男女が自由に出入りする。難民支援のプロや新聞社の海外特派員、ハンセン病回復者支援を続けてきた医師などを、講師として招くことも

▼その集いがおもしろい。講師が中心でなく、全員が車座になって、平等に自由に議論を楽しむ。この「塾」を卒業し、医師や報道カメラマンになったり、環境や自然を守りたいと、農学部に進んだ子どもたちがいる

▼代表者に話を聞いた。最近一番のニュースは、不登校だった女の子がここを卒業し「パン屋さん」を始めたこと。その塾のような施設を、自分で作るため、貯金をしているのだという。社会にも、学校にも「居場所」がなかった私が、やっとここで「居場所」を見つけた。同じようにj悩む人のために、「居場所」を作りたいーという

▼「九界の一人を仏になせば一切衆生・皆仏になるべきことはり顕る」(御書1046ページ)。一人が人間性を取り戻せる「場」は、他の悩める人にとっても人間回復の「場」となろう

創価学会はまさにそのようにして、広がってきた。悩める他者の希望となるべく、日々、境涯革命に挑戦する「一人」でありたい。(  哉 )


★中米 キューバで社会宗教学会議 仏教を代表してSGIが講演
 「紛争解決への宗教の挑戦」12カ国200人が国際討論
  創価運動に参加者から賞賛の声
 「池田会長は信念の闘志!社会の改善に大きく貢献」

★わが友に贈る
 「真心」と「スピード」
  そして「元気な声」で
  わが友を励ませ!
  仲良く異体同心で
  諸天を味方に!