2014-09-01から1ヶ月間の記事一覧

大白蓮華 2014年(平成26年)10月号(No.779)

巻頭言 強く明るく 喜びの調べ! 創価学会名誉会長 池田大作 「何かあっても負けない青春、負けない一生を!」 これは、わが創価の女性たちの合言葉である。 簡潔でありながら、なんと奥深い哲学が秘められ、 なんと誇り高い信念が込められていることか。 「…

【第28回】一切の根本は「信心」  (2014.9.4)

一念三千も信の一字より起《おこ》り三世の諸仏の成道も信の一時より起こるなり、此の信の字《じ》元品《がんぽん》の無明を切る利剣なり(御義口伝、725㌻) 通解 一念三千も信の一字から起きる。三世の諸仏の成道も信の一字によるのである。この信の字は元…

【第27回】中心者の一念で決まる (2014.9.2)

大将軍よは(弱)ければ・したがうものも・かひなし、弓よはければ絃《つる》ゆるし・風ゆるければ波ちゐさきは自然の道理なり(四条金吾殿女房御返事、1135㌻) 通解 大将軍の心が弱ければ従う兵卒もふがいない。弓が弱ければ絃もゆるい。風がゆるければ波…

【第26回】世界は哲学のリーダーを待望 (2014.8.27)

南無妙法蓮華経の南無とは梵語・妙法蓮華経は漢語なり梵漢共時《ぐじ》に南無妙法蓮華経と云《い》うなり(御義口伝、708㌻) 通解 南無妙法蓮華経の南無とは梵語(古代インドの言葉)であり、妙法蓮華経は漢語である。梵語と漢語があわさって南無妙法蓮華経…

【第25回】師弟共戦の人生に誉れ(2014.8.21)

法華経は末法の始め五百年に弘まり給ふべきと聴聞《ちょうもん》仕《つかまつ》り御弟子《みでし》となると仰せ候事、師壇《しだん》となる事は三世の契り種熟脱の三益《さんやく》別に人を求めんや(秋元殿御返事、1070㌻) 通解 (お手紙の中に) “法華経…

求道69  2014年9月3日

西春別の個人会館を出発した山本伸一は、車で一時間ほど走り、午後四時過ぎ、十一年ぶりに釧路会館を訪問した。 飛行機に間に合うぎりぎりの時刻まで、釧路の同志と唱題し、語らい、励ましたのである。 夜、札幌の北海道文化会館に戻った伸一は、翌十七日に…

求道68  2014年9月2日

山本伸一は、深い感謝の思いをもって、谷沢千秋と記念のカメラに納まった。 それから、居合わせた人たちと唱題し、出発前にも、皆で一緒に記念撮影をした。 その時、伸一は、「谷沢のおばあちゃん、どうぞ」と、千秋を隣に招いた。 彼女は、自分の来し方を振…

求道67  2014年9月1日

山本伸一は、谷沢徳敬を見つめて言った。 「すばらしいお母さんですね。あなたは、最高の母親をもったんです。 お母さんとは、あとで記念撮影をしますので、ここでは、あなたと二人で写真を撮りましょう」 「いや、あの……。すみません」 徳敬がためらったの…

求道66  2014年8月30日

谷沢徳敬は、山本伸一に語った。 「母は、山本先生をわが家にお迎えするのだと言って、前々から準備し、祈り続けておりました。二階にお上がりください」 徳敬は、伸一を、座談会などの会場として提供している二階へ案内した。 仏壇の前には、真新しい紫色の…

求道65  2014年8月29日

谷沢千秋の弘教は、やがて、五十世帯を超えることになる。 また、彼女は、学会員に会うと、常にこう言って励ましてきた。 「どんなに厳しい冬でも、必ず春が来るではありませんか! 苦しい日が、いつまでも続くわけがありません」 一九七一年(昭和四十六年…

【第59回】 教学は最高の勝利の武器!(2014.9.3)

御書を繙き自分を磨け 御書の一文字、一文字には、日蓮大聖人の民衆救済への大情熱が漲り、正義の師子吼が刻まれている。御書を繙けば、わが胸中に、仏の大生命が脈打ち、仏の声が轟き渡る。 毎日、一行でもよいから、拝読していこう。 「日興遺誠置文」には…

【第58回】 新入会の友よ 朗らかに!   (2014.8.20)

焦らずに粘り強く 新入会の皆さんは、不思議にも、今この時に躍り出てきた地涌の菩薩である。どれほど深遠な宿縁と、偉大な使命を帯びた方々か。 67年前、私も新入会の一青年であった。戸惑うこともあった。家族の反対もあった。 しかし、戸田城聖先生の「青…

【第57回】 一人から平和の大潮流を (2014.8.6)

民衆の声を力に 絶対に平和であらねばならない。 戦争だけはしない、させないということを、人類の共通の理念にしていくべきである。 ラテン語の格言には「平和を願うならば、戦争の準備をせよ」とあった。 しかし、断じてそうではない。「平和を願うならば…

【第56回】未来部を励ます夏 (2014.7.16)

よき友だちとして さあ、この夏、宝の未来部を育てよう! わが未来部の一人一人が「学会の未来」であり、「世界の希望」であり、「人類の明日」である。未来部を育てる以上の聖業はない。 とりわけ、青年部の皆さんが、よき兄、よき姉、よき友として、元気で…

大白蓮華 2014年(平成26年)9月号(No.778)

巻 頭 言 我らのブロック長・白ゆり長、万歳! 創価学会名誉会長 池田大作 最も地味な庶民の中にこそ、皆が模範(もはん)と仰ぐべき人間の英雄がいる。 勇敢(ゆうかん)にして聡明(そうめい)なる無冠の女性たちの語らいこそが、平和な社会を創造する原動力…

【第6回】 作家 樋口一葉   (14.9.1)

みんな「いいところ」ある いよいよ2学期が始まったね。 夏休みは、なごりおしいものだけど、秋もまた、楽しい、充実の季節です。スポーツにも、読書にも、勉強にも、一番いい季節です。 だから何か一つ、今学期は、これをがんばってみようというものを決…

【第5回】 昆虫学者 ファーブル   (2014.8.1)

命は一番の宝 みなさん、夏休みを元気にすごしていますか? 健康で、無事故で、楽しい思い出を、いっぱいつくってください! 夏になると、セミの元気な声がひびきますね。 「ミーンミンミンミー」 「ジージー」「ツクツクホーシ」 「カナカナカナ」 小さな体…