勝利の人間学
皆で学び、皆が歓喜と勇気を 猛暑(もうしょ)の中、各地で教学試験に向け、若き友仏法の研讃(けんさん)に汗を流している。世界の青年、真剣(しんけん)に教学運動を進めている。これほど尊(とうと)く偉大な、価値創造(かちそうぞう)の青春があろうか…
どの子にも無限の可能性が 未来部と共に向上(こうじょう)する、躍進(やくしん)の夏である。 どの子も皆、無限(むげん)の可能性を秘(ひ)めている。 その可能性を信じ、引き出していく、希望とロマンの未来部育成だ。私も、日本中、世界中の未来部の友…
創価の青年は人類の希望 意義深き結成65周年を、見事な大勝利で晴れ晴れと飾った男子部の皆さん、女子部の皆さん、誠におめでとう! 先駆(せんく)の男女学生部の健闘(けんとう)も立派(りっぱ)であった。 君たち、貴女(あなた)たちの熱と力が、新時代…
勇敢に鋭く正義の師子吼を 65年前(1951年)の7月、豪雨(ごうう)をものともせず、わが男子部は結成された。後継(こうけい)の船出(ふなで)に、戸田先生は”青年の手で広宣流布の達成を″と念願(ねんがん)された。 この尊き大使命のため、「嵐こそ誉(ほ…
先駆こそ地涌の学徒の誉れ 若き後継(こうけい)の男女学生部の皆さんの活躍を伺(うかが)うたび、無限の希望がわいてくる。 とりわけ、この春、学生生活をスタートした新入生の皆さんが、張り切って学び、元気に成長している姿は、何よりも嬉(うれ)しい…
一人も残らず幸福の勝利劇を 戸田先生は、女子部を励まされた。 「もったいなくも、御本仏と同じ生命を持っている自分自身に誇りをもちなさい。気高(けだか)い心で、人生を勝ち抜くことです」と。 最極(さいごく)の生命哲学を学び、実践する青春が、どれ…
みずみずしい学びの心で 新社会人の友が、生き生きと使命の場で活躍(かつやく)する姿(すがた)は、まことに清々(すがすが)しい。 失敗することもあるだろう。だが、失敗から学ぶことは多い。若いのだから、臆(おく)さず怯(ひる)まず、何があっても…
試練の苦闘に栄光の来来が 熊本・大分の地震に際し、被災(ひさい)された方夕にあらためてお見舞いを申し上げるとともに、支援(しえん)に尽力(じんりょく)してくれている九州をはじめ青年部の尊き献身(けんしん)に、心から感謝申し上げたい。 思えば…
失敗を恐れず、まず一歩を 入学や進級、就職など、晴れ晴れと新出発した皆さん、おめでとう! 大切な「フレッシュマン」の皆さんだ。 文字通り、フレッシュな希望の新風を巻き起こしてもらいたい。 「千里の道も一歩から」である。まず一歩を、臆(おく)さ…
生命の福光で社会を照らせ あの未曽有(みぞう)の大震災から5年。愛する東北の若人が、日本一の対話の拡大を成し遂げ、歴史的な青年音楽祭を飾ってくれた。 けなげな父母たちも、社会のリーダー方も、全世界の同志も、涙を浮かべて賞讃(しょうさん)の大…
笑顔で親孝行を! 感謝の人には笑顔がある。喜びがある。成長がある。そして、福運が集まる。 とりわけ、一番、身近で大切な父母と家族に感謝する心から、幸福も平和も生まれる。 親孝行していこう!この一念で、明るく賢(かしこ)く温かな振る舞いを心がけ…
一日一日が建設そして勝負 青春は一日一日が建設である。勝負である。 「報恩抄(ほうおんしょう)」には、「極楽(ごくらく)百年の修行は穢土(えど)の一日の功徳に及(およ)ばず」(御書329ページ)と記(しる)されている。 広宣流布の大理想に向かっ…
厳護の誇りに生き抜け 正しい仏法を行ずる人々を断固として護り抜く──これが法華経を貫く誓願である。 日蓮大聖人は、熱原の法難の渦中、同志を護るため、矢面に立って奔走した若き南条時光に感謝なされ、「賢人」とまで讃えられた。 この賢人の行動を、現代…
一切の根本は強き祈りから 日蓮大聖人は、「法華経の行者の祈る祈りは響《ひびき》の音に応ずるが如し・影の体にそえ《添》るがごとし」(御書1347㌻)と仰せである。 新たな戦いを始めるには、まず祈ることだ。 状況が厳しいと嘆く前に、まず祈ることだ。 …
青年は悩んでこそ成長 60年前の師走、戸田城聖先生は、翌年の ″大阪の戦い″に挑(いど)みゆく私に言われた。 「大ちゃん、人生は悩まねばならぬ。悩んで初めて信心もわかるんだよ。それで偉大な人になるんだ」と。 全てを見守ってくださっている師匠の励ま…
「随縁真如(ずいえんしんによ)の智(ち)」を発揮(はっき)せよ 社会は変化の連続である。変化に即応(そくおう)するとともに、時代の動きを先取(さきど)りして、価値を創造していくのが、創価の青年の本領(ほんりょう)である。 その源泉(げんせん…
真実の言葉ほど、胸に響くものはない。 体験が大切である。悩みと戦い、苦労して勝ち取った体験以上の真実はないからだ。 飾らず、繕(つくろ)わず、ありのままの信心の喜びを伝えれば、相手の生命に仏種(ぶっしゅ)が蒔(ま)かれる。 御聖訓には『この娑…
納得と共感から前進の力が 創価の友は、全員がかけがえのない人材だ。 御聖訓に「皆地涌の菩薩の出現に非ずんば唱えがたき題目なり」(御書1360㌻)と仰せではないか。ゆえに、リーダーは一人一人が地涌の自覚に立てるよう、励ますことだ。 大切なのは、納得…
スピードに人間性が光る 戦いは「スピード」と「確実性」で決まる。学会は、この早さと真心で勝ってきた。 友への激励も、時を失してはならない。迅速に声をかけ、手を打っていくのだ。そこに、リーダーの人間性が光る。 もちろん、慌てて雑になってはならな…
目標を明確にして一点突破 「広宣流布」は、人類史の希望である。 それは、確固たる信念の人材を幾重(いくえ)にも育て、あらゆる活動の根幹に、生命尊厳と人間主義の哲学を浸透させゆく運動だ。 壮大な遠征であるからこそ、一つ一つ、戦いのホシを明確にし…
最高峰の思想を学べ どうすれば、人は幸福になれるのか。世界を平和にできるのか――これが、人生の根本命題であり、人類の永遠の課題である。 仏法には、その究極の指標が示されている。ゆえに青年ならば、求めて研鑽(けんさん)すべきである。 戸田城聖先生…
最高の作戦から最高の行動へ 一つ一つの課題について、皆で真剣に協議し、智慧を出し合い、先手、先手を打っていく。これが学会の強さである。 御聖訓には、「謀(はかりごと)を帷帳(いちょう)の中に回(めぐ)らし勝つことを千里の外に決せし者なり」(…
信心は生命を根底から変革 仏法は、人の心も、また社会の精神性も、深く鋭く映し出す英知の鏡である。 日蓮大聖人は、その明鏡に照らして、時代の混迷の元凶は人間の生命に巣くう「貪瞋癡(とんじんち)」の三毒にあり、「戦争は瞋り(怒り)から起こる」(…
信心即生活のリズムで まず祈りから出発だ。そして祈った通りに行動する。これが「信心即生活」である。日蓮大聖人は、「此(こ)の妙法蓮華経を信仰し奉る一行(いちぎょう)に功徳として来(きた)らざる事なく善根として動かざる事なし」(御書500㌻、「…
希望の花は現実の泥中(でいちゅう)で咲く 御聖訓には、「妙法蓮華経と申すは蓮に譬(たと)えられて候」(御書1580㌻、「上野尼御前御返事」)と仰せである。 その蓮華の名を冠する白蓮グループとは、なんと尊貴な使命と福徳の集いであるか。 「如蓮華在…
広布拡大の先駆者たれ 御聖訓には、「一闇浮提(いちえんぶだい)にひろまらせ給うべき瑞相(ずいそう)に日蓮さき(魁)がけしたり、わたう(和党)ども(共)二陣三陣つづきて」(御書910㌻、「種種御振舞御書」)と仰せである。 日蓮仏法の魂は、「さきが…
リーダーは笑顔で励ませ 笑顔には、不思議な力がある。 日蓮大聖人は、日に二、三度、親に笑顔を見せるだけでも親孝行になるのだと、青年に教えられた(御書1527㌻、趣意、「上野殿御消息」)。 笑顔は笑顔を生む。聡明な振る舞いが幸福を広げるのだ。 御書…
相手を思う心こそ大切 皆で御書を学び合った折、一人の女子部の友から、「折伏が思うように進まないのですが」と質問されたことがある。 折伏のことで悩む。その心それ自体が、仏の心である。仏の悩みである。 私は最大に讃えつつ、申し上げた。 「折伏につ…
若さ自体が「財宝」 若さは、それ自体が、無上の「財宝」だ。 どんな富豪よりも、どんな帝王よりも、伸びゆく若人の生命が美しく、豊かなのである。 その青春の生命を最大に光輝あらしめていくのが、正しき信仰の実践だ。 「深く信心を発(おこ)して日夜朝…
自分から声を掛けよう 新年度が始まり、職場や学校など、新たな環境で出発した友も多い。新しい出会いは、新しい自分をつくるチャンスだ。 釈尊は「自分から声を掛ける人」であったと伝えられる。気取りなどいらない。青年は誰に対しても臆してはならない。 …