【第100回】  君と歩む 広宣流布の大道 (2016.7.21)

創価の青年は人類の希望
 
 意義深き結成65周年を、見事な大勝利で晴れ晴れと飾った男子部の皆さん、女子部の皆さん、誠におめでとう!
 先駆(せんく)の男女学生部の健闘(けんとう)も立派(りっぱ)であった。
 君たち、貴女(あなた)たちの熱と力が、新時代の「立正安国(りっしょうあんこく)」の大道を広々と開いてくれた。
 ありがどう! 本当にありがとう!
 戸田先生は、「広宣流布とは全人類の境涯を最高の価値に引き上げることだ。そして、地球上に真の幸福と平和を実現しゆくことだ」と宣言された。
 その担(にな)い手たる、わが創価の青年の前進と拡大こそ人類の希望なりと、私は叫(さけ)びたい。
 
 
 題目こそ慎熱の極致なり! 
 
 乱世(らんせ)を照(て)らし、転換(てんかん)しゆく最強のエネルギーは何か。それは君たち若人の情熱である。
 使命深き青春には、次々と試練(しれん)の山が立ち
はだかる。一つ一つに勇(いさ)んで挑(いど)む若き不屈(ふくつ)の情熱が、偉大な価値を創造(そうそう)していくのだ。
                
 日蓮大聖人は、「がうじやう(強盛)にはがみ(切歯)をしてたゆむ心なかれ」(御書1084ページ)と仰せである。
 題目こそ、情熱の極致(きょくち)である。張(は)りのある勤行・唱題で、大宇宙の究極(きゅうきょく)のリズムに則(のっと)り、生命力を満々と発揮(はっき)していくのだ。
 一日一日、挑戦である。地道な努力を続ける青年には、誰人(だれびと)も敵(かな)わない。信行学の基本を大切に、自分自身を大きく鍛(きた)え上げよう!
 
 
 「民衆勝利の地盤』築く大闘争
 
 広宣流布とは、現実社会の真っ只中で、「仏法勝負」の証(あか)しを打ち立てながら、「正義の地盤」「幸福の地盤」そして「平和の地盤」を築きゆく大闘争(だいとうそう)である。
 未来にわたる勝利のためには、正しき哲学を学び、実践する青年の連帯、乙女(おとめ)のスクラムをいやまして広げていく以外にない。
                
 御書には、「仏種(ぶっしゅ)は縁(えん)に従(よ)って起(おこ)る」(1467リ)と示されている。
 快活(かいかつ)に誠実に結んだ友情が仏縁(ぶつえん)となって、時とともに育ち、必ず実っていくのだ。
 水遠の「民衆勝利の地盤」の構築(こうちく)へ、明るく楽しく、確信の対話を貫(つらぬ)いてくれ給え!