【第89回】 師子王と立て! 創価班よ 牙城会よ  (2016.2.3)

厳護の誇りに生き抜け
 正しい仏法を行ずる人々を断固として護り抜く──これが法華経を貫く誓願である。
 日蓮大聖人は、熱原の法難の渦中、同志を護るため、矢面に立って奔走した若き南条時光に感謝なされ、「賢人」とまで讃えられた。
 この賢人の行動を、現代に受け継いでいるのが、わが創価班であり、わが牙城会である。
 それは、御義口伝に「最上第一の相伝」(御書 781㌻)と仰せの「当起遠迎《とうきおんごう》、当如敬仏《とうにょきょうぶつ》」(当《まさ》に起《た》って遠く迎うべきこと、当に仏を敬うが如くすべし)の実践である。これほど誇り高き仏道修行はない。
 日夜、仏意仏勅の学会を厳護する君たちを、御本仏は最大に讃嘆してくださっている。
 
陰の労苦ありて人間は偉大に
 一回一回、どれほど苦労し、やりくりしての着任であるか。自らが悪戦苦闘しながら、同志のため、地域のため、使命に徹してくれていることも、私はよく分かっている。
 戸田先生の訓練も厳しかった。「全体観に立って、陰で万全を尽くして手を打つ人間がいてこそ、戦いは勝利できるのだ」と。
 ここに、常勝の人間指導者の薫陶がある。
 創価班・牙城会で自らを鍛えた青年は、本物だ。社会のいずこでも勝ち光る、真生の実力を磨いていることを、自負してもらいたい。
 君たちの偉大な「陰徳」の行動が、必ずや無量の「陽報」となって輝きわたることを、わが人生の勝利劇をもって証明するのだ。
 
世界広布の最強の連帯を
 御聖訓には、「各各《おのおの》師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ、師子王は百獣にをぢず・師子の子・又かくのごとし」(同1190㌻)と仰せである。
 師子王は、いかなる強敵も断じて恐れない。
 師子王は、いかなる邪悪も勇敢に打ち破る。
 どんな宿命の嵐が吹き荒れようと、題目の師子吼を唱え抜き、楽観主義で進むのだ。
 今、世界中で、創価班・牙城会の友が、社会の第一級のリーダーと育ち活躍している。この仲間と最強の連帯を組み、破邪顕正の言論を広げ、民衆の凱歌を轟かせるのだ!