2015-08-23から1日間の記事一覧

【第80回】 先手を打ったところが勝つ 2015.8.19

最高の作戦から最高の行動へ 一つ一つの課題について、皆で真剣に協議し、智慧を出し合い、先手、先手を打っていく。これが学会の強さである。 御聖訓には、「謀(はかりごと)を帷帳(いちょう)の中に回(めぐ)らし勝つことを千里の外に決せし者なり」(…

【第63回】満月が輝きわたるように  (2015.8.19)

三つのつな(綱)は今生に切れぬ五つのさわ(障)りはすで(既)にはれぬらむ、心の月くもりなく身のあか(垢)きへはてぬ、即身の仏なり・たうとし・たうとし (光日尼御返事、934㌻) 〈通解〉 三つの綱は今生において切れた。五つの障りもすでに晴れたで…

小説「新・人間革命」勝利島27 2015年 8月21日

浜畑マツエは、島で推されて、掃除、洗濯、食事等の世話をする家庭奉仕員として働いていた。 彼女の心配り、仕事への熱心さは、次第に高く評価されていった。 やがて、“浜畑さんのやっている宗教なら”と、信心する人が増えていった。 彼女の周りには、いつも…

小説「新・人間革命」勝利島26 2015年 8月20日

人の住む島といっても、その規模は、さまざまである。 佐渡島のように、面積も八百五十平方キロメートルを超え、二万数千世帯もの人が住む島もあれば、面積も小さく、数世帯、数十世帯の島もある。 愛媛県の宇和島港から西方約二十キロの海上に浮かぶ嘉島は…

小説「新・人間革命」勝利島25 2015年 8月19日

落下する石の直撃を受けた佐田太一は意識不明になり、この時も本土の病院へ緊急搬送された。 頭蓋骨にたくさんのひびが入っていた。 ところが、不思議なことに、致命傷にはいたらなかった。 “信心をしているのに、なぜ、またしても、こんな目に遭うんだ?”と…

小説「新・人間革命」勝利島24 2015年 8月18日

佐田太一を診察した医師は、家族に、手の施しようがないので退院するように勧めた。 しかも、「このまま、寝たきりになってしまうこともあります」と言うのだ。 佐田は、自分に言い聞かせた。 〝俺が倒れたら、誰が、天売の広宣流布をやるんだ! 必ず全快し…