2015-09-06から1日間の記事一覧

【第81回】 確信と情熱を胸に進もう (2015.9.2)

最高峰の思想を学べ どうすれば、人は幸福になれるのか。世界を平和にできるのか――これが、人生の根本命題であり、人類の永遠の課題である。 仏法には、その究極の指標が示されている。ゆえに青年ならば、求めて研鑽(けんさん)すべきである。 戸田城聖先生…

小説「新・人間革命」 勝利島 39 2015年9月4日

創価学会の組織は、なんのためにあるのか─ ─人びとに真実の仏法を弘め、教え、励まし、崩れざる幸福境涯にいたるよう手を差し伸べ、切磋琢磨し合っていくためにある。 したがって、最も苦しく、大変ななかで信心に励んでいる人ほど、最も力を込めて激励し、…

小説「新・人間革命」 勝利島 38 2015年9月3日

伊豆大島の同志は、目覚ましい勢いで、弘教を加速させていった。 大火から八カ月後の一九六五年(昭和四十年)九月には、待望の伊豆大島会館の起工式が行われた。 大火前、島の学会世帯は五百世帯ほどであった。 しかし、この年の十二月には八百数十世帯とな…

小説「新・人間革命」 勝利島 37 2015年9月2日

派遣された幹部が、山本伸一の伝言を語るにつれて、伊豆大島の同志の目は潤み始め、その顔は紅潮していった。 「先生は、また、こう言われました。 『伊豆大島に会館を建設したいと思う。 島の同志の方々が希望に燃えて、元気に頑張っていけば、島は必ず復…

小説「新・人間革命」 勝利島 36 2015年9月1日

一九六五年(昭和四十年)一月十一日には、伊豆大島が大火に見舞われた。 夜遅く、元町の繁華街から出た火は、強風に煽られて、たちまちのうちに広がった。 大島支庁、町役場、図書館、郵便局、電話局をはじめ、商店、住宅など、五百八十余棟が全焼し、焼失…

小説「新・人間革命」 勝利島 35 2015年8月31日

山本伸一が、台風二十号による種子島、屋久島等の被害状況や、島の学会員の奮闘の様子を聞いたのは、香港の地であった。 彼は、香港から、鹿児島県の幹部と連絡を取り、直ちに被災地へ激励に行くよう依頼するとともに、伝言を託した。 家が壊れるなどして、…