2016-08-07から1日間の記事一覧

【第98回】 次代を開け男女学生部 (2016.5.15)

先駆こそ地涌の学徒の誉れ 若き後継(こうけい)の男女学生部の皆さんの活躍を伺(うかが)うたび、無限の希望がわいてくる。 とりわけ、この春、学生生活をスタートした新入生の皆さんが、張り切って学び、元気に成長している姿は、何よりも嬉(うれ)しい…

【第97回】 華陽の青春を朗らかに! (2016.5.31)

一人も残らず幸福の勝利劇を 戸田先生は、女子部を励まされた。 「もったいなくも、御本仏と同じ生命を持っている自分自身に誇りをもちなさい。気高(けだか)い心で、人生を勝ち抜くことです」と。 最極(さいごく)の生命哲学を学び、実践する青春が、どれ…

【第21回】  未来部は全員が希望の光 (2016.7.25)

先日、八王子へ伺った折、すがすがしく広布に走るご一家と、車中からあいさつを交わした(7月6日)。笑顔が光る98歳のおじいさんは、2年前、孫の紹介で入会されたという。 信心で結ばれた和楽の絆は、何と明るく、何と麗しいものか。 御書に「同じ妙法…

【第20回】 生命力満々と清新な出発を (2016.7.18)

最高に晴れやかな女子部結成65周年の「7・19」、誠におめでとう! 戸田先生は、花の女子部を慈しまれ、言われていた。 「われわれの革命は、自分も幸せになり、人も幸せにできる。すなわち人間革命である」と。 その通りに、華陽姉妹の爽やかな声が幸福…

【第19回】 いざや前進! 鉄桶の団結で (2016.7.7)

1943年の7月6日、牧口先生は静岡の下田で、戸田先生は東京の白金台で軍部の弾圧によって不当に逮捕された。 73星霜を刻むこの日、両先生の法難を偲んで、八王子の東京牧口記念会館を訪れ、勤行・唱題を行った。 人間王者の風格をたたえ、金色に輝く…

小説「新・人間革命」 清新45 2016年年8月6日

ウィルソン教授は、日本滞在中に、国際宗教社会学会東京会議に出席したのをはじめ、創価学会の各地の文化会館や研修道場等も見学した。 また、創価大学や創価学園も視察し、創価大学では、「文化と宗教──社会学的見地から見た西洋と東洋の宗教」と題して記念…

小説「新・人間革命」 清新44 2016年年8月5日

一月二十日夕刻、山本伸一は、来日中のオックスフォード大学のウィルソン社会学教授と、東京・渋谷の国際友好会館(後の東京国際友好会館)で会談した。 教授とは、前年十二月二十五日の聖教新聞社での語らいに続いて二度目の会談である。 最初の会談の折、…

小説「新・人間革命」 清新43 2016年年8月4日

一月十九日には、神奈川県の川崎文化会館で、清新の気みなぎる一月度本部幹部会が、晴れやかに行われた。 席上、「七つの鐘」総仕上げの年の意義を込めて、本部長をはじめ、合唱団、音楽隊などの代表に表彰状が贈られた。 山本伸一は、この佳節の年を迎えた…

小説「新・人間革命」 清新42 2016年年8月3日

青森文化会館を後にした山本伸一が、三沢会館を初訪問して、空路、東京に戻ったのは午後三時半過ぎであった。 彼には、二月初めから十八日間にわたる香港・インド訪問が控えていた。 その準備とともに、新年の出発となる本部幹部会や全国県長会議、本部職員…

小説「新・人間革命」 清新41 2016年年8月2日

山本伸一は、青森県新春記念指導会で、こう話を締めくくった。 「今はまだ、青森の冬は厳しい。しかし、凍てる雪の下で、既に若芽は萌え出る準備をしているんです。 御金言のごとく、冬は必ず春となります。 そして、風雪の辛さを知るからこそ、春を迎えた喜…

小説「新・人間革命」 清新40 2016年年8月1日

生命の内奥から込み上げてくる人間の感情や欲望は、道徳や規律、また制裁の強化など、制度の改革をもってしても、根本的に抑制することはできない。 一切の根源をなす生命そのものの変革、心の変革こそが、個人の幸福を実現していくうえでも、世界の平和を築…

小説「新・人間革命」 清新39 2016年年7月30日

青森県新春記念指導会は、会長・山本伸一の指導となった。 彼は、無量義経を通して、御本尊に具わった生命変革の功徳力について語っておこうと思った。 「無量義経は法華経の開経、序分となる教えであり、『無量義とは、一法従り生ず』(法華経二五ページ)…

小説「新・人間革命」 清新38 2016年年7月29日

役員の青年らの激励を続けた山本伸一は、同行していた副会長の関久男に言った。 「東北には、立派な青年たちが育っているね。春になれば、根雪を破っていっせいに若芽が顔を出し、やがて新緑の季節が来る。 東北の緑は、ことのほか美しい。 清新の息吹にあふ…