SGI会長と共に 新時代を創る

【第31回】広布の陰徳は輝く陽報に (2016.12.18)

この一年、広宣流布に走り抜いた、誉れの全同志の健闘を心から賛嘆したい。 日蓮大聖人は、ある年の瀬、門下の真心に感謝され「心ざし大海よりふかく善根は大地よりも厚し」(御書1105ページ)と仰せられた。 御本仏が、どんな陰の労苦も御照覧であられ…

【第30回】青年拡大の希望峰へ共進を (2016.11.28)

天を突く外苑(がいえん)の銀杏並木(いちょうなみき)も鮮(あざ)やかに黄葉し、金色に輝く季節となった。 壮年部結成の50周年、広宣の黄金柱の奮闘(ふんとう)が光った。各地の勇士たちの決起を讃(たた)えるとともに、「太陽の母」の応援に感謝したい…

【第29回】 幸福の宮殿は自身の胸中に (2016.11.12)

幸福と平和のスクラムを楽しく広げる「女子部の日」、誠(まこと)におめでとう! あの国でも、この地でも、世界一の生命哲学を学び、友情の語らいを弾(はず)ませる華陽姉妹(かようしまい)の皆さんこそ、最も尊貴(そんき)なる希望の太陽だ。 日本では…

【第28回】 友情の連帯を地域へ世界へ (2016.10.31)

文化の秋、八王子の東京富士美術館では「漢字三千年」展が開催されている。 漢字の成り立ちにも光が当てられ、味わい深い。 たとえば「友」という字は、一説には、手と手を重ね合わせるさまを象り、心を通わせる仲間を指すようになったといわれる。 皆が手を…

【第27回】 心から心へ文化の花を (2016.10.24)

このたびの鳥取県中部を震源(しんげん)とする地震に際し、中国地方をはじめ西日本各地の皆さまに、心からお見舞いを申し上げます。 「変毒為薬(へんどくいやく)」の法理のままに、断じて乗り越えていかれますよう、皆さまのご健康と無事安穏(ぶじあんの…

【第26回】 太陽の心で仏縁を広げよ (2016.10.2)

「食は命なり」である。実りの秋を迎えて、私たちの命を支えてくださっている農漁村の方々に感謝は尽きない。 度重なる台風の被害で、ご苦労もいかばかりか。 尊き農漁光部の宝友を、諸天よ、護りに護れ!と、強盛に祈る日々である。 日蓮大聖人は「広宣流布…

【第25回】 常勝の誓いよ 永遠に輝け (2016.9.20)

秋の彼岸に当たり、全国の墓地公園・納骨堂、また会館で法要が営まれている。 殉教の先師・牧口常三郎先生の生誕の地である新潟・柏崎市でも、待望の墓園の建設が始まった。 私も、全同志の先祖代々、また功労の方々の追善回向を懇ろに行っている。 日蓮大聖…

【第24回】 世界の若人と広布の山を (2016.9.2)

台風が猛威(もうい)を振(ふ)るった東北、北海道はじめ各地の方々に心からお見舞い申し上げます。 被災された皆さま方は大変でしょうけれども、「わざはひも転(てん)じて幸(さいわい)となるべし」(御書1124ページ)と仰せの如く、必ずや変毒為薬(…

【第23回】 共に祈り福徳の体験を (2016.8.27)

イタリア中部の大地震の犠牲になられた方々に哀悼の意を表し、一刻も早い復興を祈念しております。 また、北海道をはじめ台風による各地の被害に心からお見舞い申し上げます。 農業・漁業などへの被害も甚大です。引き続き警戒が必要な地域もあります。 尊き…

【第22回】広宣の拡大から大功徳が (2016.8.21)

「平和の祭典」オリンピックも、熱戦を繰り広げ、幕を閉じようとしている。大成功で飾ったリオをはじめブラジルの同志からも、多くの喜びの声を頂いた。 とともに、世界の友が、「4年後の東京五輪は、まさに創価学会総本部の地元での開催ですね」と、今から…

【第21回】  未来部は全員が希望の光 (2016.7.25)

先日、八王子へ伺った折、すがすがしく広布に走るご一家と、車中からあいさつを交わした(7月6日)。笑顔が光る98歳のおじいさんは、2年前、孫の紹介で入会されたという。 信心で結ばれた和楽の絆は、何と明るく、何と麗しいものか。 御書に「同じ妙法…

【第20回】 生命力満々と清新な出発を (2016.7.18)

最高に晴れやかな女子部結成65周年の「7・19」、誠におめでとう! 戸田先生は、花の女子部を慈しまれ、言われていた。 「われわれの革命は、自分も幸せになり、人も幸せにできる。すなわち人間革命である」と。 その通りに、華陽姉妹の爽やかな声が幸福…

【第19回】 いざや前進! 鉄桶の団結で (2016.7.7)

1943年の7月6日、牧口先生は静岡の下田で、戸田先生は東京の白金台で軍部の弾圧によって不当に逮捕された。 73星霜を刻むこの日、両先生の法難を偲んで、八王子の東京牧口記念会館を訪れ、勤行・唱題を行った。 人間王者の風格をたたえ、金色に輝く…

【第18回】平和の行進 ここより進まむ (2016.6.26)

九州、中国など各地で、記録的な大雨の被害に、心からお見舞い申し上げます。 蒸し暑い日も続きます。 広宣流布の尊き奔走にあって、体調を崩さないよう、また絶対に事故のないよう、全同志の健康と無事安穏を祈りに祈っています。 婦人部・女子部の記念月…

【第17回】 今再び常勝の民衆城を  (2016.6.12)

「婦人部の日」の10日、恩師記念会館を訪れた。 戸田先生のもとから出発して65周年。不滅の原点を偲び、尊き婦人部の皆様をはじめ、全同志のご健康とご長寿、ご多幸を祈って、妻と勤行・唱題した。 会館には、大阪の戦いの際、恩師の誕生日に交わした和歌が…

【第16回】 我らの対話は希望の拡大 (2016.6.4)

6月は、我らの創立の父・牧口常三郎先生の生誕の月〈1871年6月6日〉。 今年で145周年となる。 きょう4日は、世界の華陽姉妹の記念日である。創価女子会館もオープンして10年の節を刻む。 また7日は、高等部の結成記念日。1964年(昭和39…

【第15回】立正安国へ不屈の前進を  2015-5-28

日蓮大聖人は叫ばれた。 「各各師子王の心を取り出して・いかに人をどすともをづる事なかれ」(御書1190ページ)と。 この通りに師子王の心で「立正安国」に戦い抜かれたのが、先師・牧口先生であり、恩師・戸田先生である。 牧口先生は昭和18年(19…

【第14回】 希望と勇気と確信の声を (2016.5.14)

熊本地震から、1カ月──。いまだ避難されている多くの方々のご健康、そして災害の終息、生活の復興を祈ってやみません。 熊本、大分はじめ愛する大九州の宝友が、「大悪をこれば大善きたる」(御書1300ページ)との御金言を抱き締めて、一刻も早く安穏な…

【第13回】 創価家族の励ましを世界へ (2016.4.14)

日蓮大聖人は「志有らん人人は互に之を語れ」(御書967ページ)と仰せである。 座談会をはじめ、広宣流布の志で語り合う学会の会合は、一つ一つが、まさしく仏の会座だ。 私も日々、無事故と成功を真剣に祈念し、集われる友に題目を送っている。 「未来部…

【第12回】 福徳と人材の花よ薫れ (2016.4.8)

戸田先生の祥月命日である2日、恩師の「法難頌徳之碑」がある東京・品川文化会館を訪問した。 この近くに先生の私塾・時習学館があった。創価教育学会が創立された当時からの師弟共戦の城であったが、空襲で焼失した。 大弾圧による2年間の投獄を耐え抜か…

【第11回】威風堂々と師弟の桜道を  (2016.4.2)

爛漫と 師弟の勝ち鬨 桜かな わが師・戸田先生の祥月命日を前に、師弟原点の地・大田区の文化会館で、懇ろに報恩感謝の勤行を行った(3月30日)。 先生は桜がお好きであった。厳寒の冬を耐えて咲き誇る桜花のごとく、大難を越え、爛漫たる広布と人生の凱…

【第10回】限界の壁を破るのが青年 (2016.3.26)

先日(20日)、青年時代からよく通った懐かしい文京区内を車で回り、文京文化会館を視察した。 また、この日、伸びゆく未来部の希望コンサートが同区内で行われていることも、うれしく伺った。 未来は青年で決まる。 戸田先生は叫ばれた。 「科学も、文化…

【第9回】さあ今日も使命の最前線へ (2016.3.20)

春季彼岸勤行法要に当たり、私も、ご尊家の亡くなられたご家族の方々、そして広宣流布に連なる全ての故人と先祖代々の追善回向を懇ろに行い、三世永遠にわたる安穏と福徳を心から祈念させていただいております。 御義口伝には「題目の光無間に至りて即身成仏…

【第8回】 朗らかに広宣の華と舞え  (2016年3月6日)

日蓮大聖人は、門下に女の子が生まれたと聞かれ、「春の野に華(はな)の開(ひら)けるが如(ごと)し」(御書1110ページ)と祝福(しゅくふく)なされた。 いずこであれ、妙法を唱え広める女性は、試練(しれん)の冬を勝ち越え、希望の春を呼び、喜びの華…

【第7回】  創価の女性は世界の希望 (2016.2.20)

今、創価の友は、わが地域から社会へ、希望の対話を広げ、生き生きと人間主義の連帯を築(きず)いている。 新時代の2月闘争だ。友の奮闘(ふんとう)に感謝(かんしゃ)しつつ、この20日に「渋谷の日」を迎える、東京・渋谷平和会館の前を車で通った(17日…

【第6回】  恩師と共に功徳満開の春へ (2016.2.13)

戸田城聖先生を偲(そいの)び、生誕の日に恩師記念会館で勤行・唱題した(11日)。広宣流布の大願に生き抜かれた崇高(すうこう)な生涯を仰(あお)げば、無限の勇気が湧(わ)き上がる。 巌(いわお)のごとき師であった。 恐(おそ)れなき師子であった…

【第3回】 誓いの師子よ 広布の旗高く  (2016.1.22)

冬晴れの光に包まれ、懐かしい埼玉文化会館を訪れた(20日)。埼玉、関東はじめ全同志の無量無辺の福徳と勝利を妻と深く祈念した。 1階ロビーには、幾たびも共に歌った県歌「広布の旗」の歌碑が輝いていた。 ♪あの峰この河 埼玉は 恐るるものなし 師子の子は…

【第2回】 幸福は友のために生きる中に  (2016.1.16)

あすは阪神・淡路大震災から21年。お亡くなりになられた全ての方々を追善し、懇ろに題目を送らせていただいております。 生命は永遠です。亡き家族も、今を生きる皆様と一体です。笑顔で見守っておられると確信します。 皆様が、大災害にも屈せず、人間の復…

【第1回】 広布と人生 いざや勝て   (2016.1.5)

新しい決意で広布に走りゆく全同志と共に、「世界広布新時代 拡大の年」を元気にスタートすることができ、本当にうれしい。 大切なご家族、ご友人と一緒に、創価の新春は、千客万来の賑わいである。 晴れわたる元朝、同志を迎える広宣流布大誓堂は、青空に月…