【第7回】  創価の女性は世界の希望 (2016.2.20)

 今、創価の友は、わが地域から社会へ、希望の対話を広げ、生き生きと人間主義の連帯を築(きず)いている。
 新時代の2月闘争だ。友の奮闘(ふんとう)に感謝(かんしゃ)しつつ、この20日に「渋谷の日」を迎える、東京・渋谷平和会館の前を車で通った(17日)。
 
 会館と共に、地域が発展しゆく様子は、うれしい限りだ。皆、誠実(せいじつ)な粘(ねば)り強い日々の行動で、幾重(いくえ)にも信頼を勝ち開いてこられた。
 小事が大事である。地道な努力の積み重ねが、大きな勝利の花を咲かせる。
 
 戸田先生が教えてくださった、広布の指導者の心得(こころえ)がある。それは
 
 「個人指導を大切に」
 「小会合を大切に」
 「言葉遣いを大切に」
 「ふだんの交流を大切に」
 「その家庭を大切に」
 「その人の立場を大切に」
 この六つである。
 
 どうすれば、皆が元気に喜んで進んでいけるか。具体的に手を打つことだ。
 何があろうと、妙法の力で変毒為薬(へんどくいやく)していく。共に祈り、苦難(くなん)を乗り越える。
 これが、我ら創価家族だ。
 分け隔(へだ)てなく、励まし合い、支え合う。心と心の絆(きずな)が安心社会をつくるのだ。
 
 桃(もも)の節句(せっく)が近づくと、よみがえる思い出がある。
 戦争中、空襲(くうしゅう)で、わが家は全焼した。なんとか運び出した長持(ながも)ちに入っていたのは「ひな人形」だった。
 気丈(きじょう)な母が言った。「このおひなさまが飾れるような家に、きっと住めるようになるよ!」。その明るい一言に、皆が救われた。
         
 仏法は「声仏事(こえぶつじ)を為(な)す」(御書708ページ)と説く。確信の声、慈愛の声、智慧の声が、人の心を温める。
 清々しい声で希望の門を開いてくれているのが、白蓮グループの皆様である。
 その薫陶(くんとう)を宝として、たくさんの先輩たちが各界に世界に羽ばたいている。
 
 国際的に活躍する女性教育者が、白蓮での薫陶は、どんな学府でも成し得ない生命の鍛錬(たんれん)であり、最高の幸福の土台になっていますと振り返っておられた。
    
 麗(うるわ)しい華陽姉妹(かようしまい)は、いつまでも、いくつになっても、広宣流布ひとすじに、青春の心で、はつらつと生き抜いていただきたい。
「題目」と「勇気」、そして「学会精神」を胸に!