2016-03-17から1日間の記事一覧

【第8回】 朗らかに広宣の華と舞え  (2016年3月6日)

日蓮大聖人は、門下に女の子が生まれたと聞かれ、「春の野に華(はな)の開(ひら)けるが如(ごと)し」(御書1110ページ)と祝福(しゅくふく)なされた。 いずこであれ、妙法を唱え広める女性は、試練(しれん)の冬を勝ち越え、希望の春を呼び、喜びの華…

【第7回】  創価の女性は世界の希望 (2016.2.20)

今、創価の友は、わが地域から社会へ、希望の対話を広げ、生き生きと人間主義の連帯を築(きず)いている。 新時代の2月闘争だ。友の奮闘(ふんとう)に感謝(かんしゃ)しつつ、この20日に「渋谷の日」を迎える、東京・渋谷平和会館の前を車で通った(17日…

【第6回】  恩師と共に功徳満開の春へ (2016.2.13)

戸田城聖先生を偲(そいの)び、生誕の日に恩師記念会館で勤行・唱題した(11日)。広宣流布の大願に生き抜かれた崇高(すうこう)な生涯を仰(あお)げば、無限の勇気が湧(わ)き上がる。 巌(いわお)のごとき師であった。 恐(おそ)れなき師子であった…

第3回  響け「福光」の凱歌 (2016年3月11日)

「冬は必ず春」を我らが実証 東北の負けじ魂はいよいよ厳たり あの未曽有(みぞう)の「東日本大震災」から、5年の節を迎えました。 私は、妻と共に、一段と強く深く、全ての犠牲者のご冥福(めいふく)を祈り、追善回向(ついぜんえこう)の題目を送ります…

小説「新・人間革命」 常楽60 2016年3月12日

永井明子の一家は、一九五九年(昭和三十四年)二月に入会した。 信心を始めて六年半、タイル施工業を営む夫の忠が交通事故に遭遇した。 九死に一生を得たものの、高熱と極度の頭痛に苦しみ、入院生活が続いた。 忠は、自分が社会復帰できなかった時のために…

小説「新・人間革命」 常楽59 2016年3月11日

勤行会終了後、山本伸一は泉州文化会館の館内を回り、会う人ごとに励ましの言葉をかけた。 また、代表との懇談会を行ったほか、数人の婦人部幹部とも語り合った。 彼は、この語らいの折、泉州地域から成る第七大阪本部の婦人部長・井草香に、微笑みながら話…

小説「新・人間革命」 常楽58 2016年3月10日

泉州文化会館の開館記念勤行会は、山本伸一のあいさつとなった。 そのなかで彼は、「信心の基本とは何か」に言及していった。 「それは、究極的には“御本尊根本”ということに帰着します。 では、“御本尊根本”とは、いかなる生き方をいうのか──。 人生は、何…

小説「新・人間革命」 常楽57 2016年3月9日

二十二年前に山本伸一と食事をしながら懇談した人たちは、その時に出し合った食事代が百円であったことから、「百円会」という名をつけ、以来、共に広布の誓いに生きようと励まし合いながら、前進してきたのだ。 人生には、さまざまな思い出や、転機となる出…

小説「新・人間革命」 常楽56 2016年3月8日

泉州文化会館は、この一九七八年(昭和五十三年)の、十一月五日に落成したばかりの会館である。 泉州は、タマネギなどの野菜栽培や、タオルなどの繊維工業が盛んである一方、ベッドタウン化が進んでいた。 また、泉州沖には関西新空港(関西国際空港)を建…

小説「新・人間革命」 常楽55 2016年3月7日

山本伸一は、懇談的に話を続けた。 「皆さんの奮闘のおかげで、創価学会は大発展し、社会的にも大きな責任を担う存在になりました。 それにともない、当然、学会の運動も大きく変化していきます。 それが、人間とともに、時代とともに生きる宗教であることの…