2016-03-27から1日間の記事一覧

【第10回】限界の壁を破るのが青年 (2016.3.26)

先日(20日)、青年時代からよく通った懐かしい文京区内を車で回り、文京文化会館を視察した。 また、この日、伸びゆく未来部の希望コンサートが同区内で行われていることも、うれしく伺った。 未来は青年で決まる。 戸田先生は叫ばれた。 「科学も、文化…

小説「新・人間革命」 力走3 2016年3月26日

山本伸一は記念提言で、「エゴイズムの正当化」によって科学技術の発達がもたらされたが、そうした人間中心主義は、公害の蔓延等の事実が示すように、既に破綻をきたしていると述べた。 そして、東洋の発想である自然中心の共和主義、調和主義へと代わらなけ…

小説「新・人間革命」 力走2 2016年3月25日

山本伸一は、記念提言で、「地方の時代と創価学会の役割」にも言及していった。 そして、社会に生きる限り、「私ども一人ひとりも、地域に深く信頼の根を下ろし、人びとの心のひだの奥にまで分け入り、苦楽を共にし合う決意がなくてはならない。 そうした地…

小説「新・人間革命」 力走1 2016年3月24日

爽快な秋晴れであった。 暗雲を払い、威風も堂々と進む創価の同志の心意気を表すかのように青空が広がった。 一九七八年(昭和五十三年)十一月十八日午後、創価学会創立四十八周年を記念する本部幹部会が、本部総会の意義をとどめて、東京・荒川文化会館で…

小説「新・人間革命」 常楽69 2016年3月22日

加古川文化会館の勤行会で、山本伸一は、「なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし」(御書一一九二ページ)との御文を拝して指導。 生活、仕事、商売等、人生のすべては、信心によって勝利していけることを述べ、「大確信の信心を!」と力説した。 …

小説「新・人間革命」 常楽68 2016年3月22日

山本伸一は、泉州文化会館での各部合同勤行会を終え、南大阪文化会館(後の羽曳野文化会館)へと向かった。 スケジュールにはなかったが、大ブロック長会があると聞き、急遽、 激励に訪れたのである。 一瞬たりとも無駄にしたくなかった。 わずかでも時間が…

小説「新・人間革命」 常楽67 2016年3月21日

山本伸一は、泉州の女子部総会に続いて行われた、各部合同勤行会にも出席した。 この参加者は、泉州文化会館を菊の花で荘厳するために、丹精込めて菊を育てた各大ブロックの有志たちであった。 二日前、咲き薫る菊の花を見た伸一は、関西の幹部に、「この花…