【第3回】 誓いの師子よ 広布の旗高く (2016.1.22)
冬晴れの光に包まれ、懐かしい埼玉文化会館を訪れた(20日)。埼玉、関東はじめ全同志の無量無辺の福徳と勝利を妻と深く祈念した。
1階ロビーには、幾たびも共に歌った県歌「広布の旗」の歌碑が輝いていた。
♪あの峰この河 埼玉は
恐るるものなし 師子の子は
友の心も 光りけり
ああ埼玉の 楽土見む
ああ埼玉の 勝利見む
御聖訓には「過去の因を知らんと欲せば其の現在の果を見よ未来の果を知らんと欲せば其の現在の因を見よ」(御書 231㌻)と仰せである。
うれしいことに、明るく伸びゆく埼玉の大地に今、文化は薫り、功徳の花が咲く。私たちが日々、蒔いている人材の種、仏縁の種、平和の種が、さらに絢爛と開花する未来を思うと、胸は高なる。
恩師記念室に置かれたピアノも奏でた。もう40年近く前、思い出深い大宮会館(現・大宮文化会館)で弾いたピアノであった。
当時、いかなる障魔の嵐にも、わが友よ断じて負けるなと願い、私は訴えた。
どこまでも自身のため、同志のため、広布のため、題目根本に、偉大なる人間革命の道を征くのだ!
埼玉の友と「開目抄」を拝し、困難な時こそ誓いを貫く「まことの時」だ、と一切を勝ち越えてきた。
今、その負けじ魂を継ぐ青年たちが育っている。
帰途、前を通った埼玉平和会館では、尊き地元の婦人部の皆様方が唱題をしていた。母の祈りこそ、すべてを勝ち開く常勝の太陽だ。
私は忘れない。第三代会長の推戴に、どこよりも早く声を上げたのは埼玉だ。永遠に“鉄桶の団結”で進むのだ。
わが天地から全世界へ、幸福勝利の旗を翻すのだ。