【第13回】 創価家族の励ましを世界へ (2016.4.14)

日蓮大聖人は「志有らん人人は互に之を語れ」(御書967ページ)と仰せである。
座談会をはじめ、広宣流布の志で語り合う学会の会合は、一つ一つが、まさしく仏の会座だ。
私も日々、無事故と成功を真剣に祈念し、集われる友に題目を送っている。
「未来部の日」の10日、桜の散るころに戸田先生をお見送りした青山の地を通って、先生と縁の深い東京・港区の麻布文化会館へ向かった。
昭和54年秋にオープンし、本部幹部会も行った法城である。
会館の正面には「ファミリー勤行会」の手作りの案内板が立っていた。新入生歓迎の意義を込めた明るくにぎやかな創価家族の集いである。担当者の方々に感謝は尽きない。
無限の希望に満ちた未来部の友の健やかな成長を、さらに皆で祈り、応援していきたい。
会館では、壮年部・太陽会の方々の会合も行われ、創価班・牙城会の友が凜々しく着任してくれていた。
港の同志は、地道な地域貢献を誠実に重ね、信頼を広げている。学会ほど社会に根を張り、世代を超えて励まし合い、人材を育て、価値を創造しゆくスクラムが、どこにあろうか。
 
この日は愛知で全国男子部幹部会が意気軒高に行われた。中部の若人は"我らは勝つために生まれてきた"と誇り高く歌い上げた。
戸田先生から学んだ広布と社会の「勝利の9項目」を、わが友に贈りたい。
1朝の早い人は、勝ち。
2勤行唱題の人は、勝ち。
3健康を心がけて、生き生きと挑戦する人は、勝ち。
4調和してチームワークをとれる人は、勝ち。
5後輩を大事にする人は、勝ち。
6弱い立場の人を理解し、包容し、励ます人は、勝ち。
7智慧のある人、力のある人、努力の人を大事にする人は、勝ち。
8人間外交のできる人は、勝ち。
9善と悪、正と邪を鋭く見極めていく人は、勝ち。
まさに「仏法と申すは道理なり道理と申すは主に勝つ物なり」(同1169ページ)との御聖訓の実践である。
 
世界から、尊き求道の友も研修に来日されている。
創価家族の励ましの連帯こそ、人類の希望である。 さあ、自身のため、一家のため、同志のため、広布のため、世界の宝友と共にきょうも勝利の一日を!