【第1回】 広布と人生 いざや勝て   (2016.1.5)

新しい決意で広布に走りゆく全同志と共に、「世界広布新時代 拡大の年」を元気にスタートすることができ、本当にうれしい。
 大切なご家族、ご友人と一緒に、創価の新春は、千客万来の賑わいである。
 晴れわたる元朝、同志を迎える広宣流布大誓堂は、青空に月が浮かび、飛行機雲が一直線に伸のびて、鮮やかな天空の劇が荘厳した。
 飛行機は、ひとたび離陸したならば、何があろうと必ず目的地へと到達する。
 我らもまた、悪戦苦闘を突き抜け、一生成仏という大目的へ向かって、まっすぐに、勇気ある信心で、生きて生きて生き抜くのだ。
 戸田先生は言われた。
 「鐘は強く打てば強く響き、弱く打てば弱く響く。御本尊も同じだ。こちらの信力・行力によって、仏力・法力が現れ、大功徳があるのだ」と。広布の誓願の祈りに勝る力はない。
 朗々と題目を響かせて、あの地でも、この地でも、人材が躍り出る。幸福の実証が開花する。そういう大願成就の年にしていきたい。
        ◇ ◆ ◇
 日蓮大聖人は、「此の経文は一切経に勝れたり地走る者の王たり師子王のごとし・空飛ぶ者の王たり鷲のごとし」(御書1310㌻)と仰せになられた。
 妙法を唱え、行じ、弘めゆく我らは、この一年も、師子王のごとく、大鷲のごとく、全てを悠々と厳然と勝ち越こえゆくことを、決意し合いたい。
 皆さんの尊き連続闘争によつて、今や全世界192カ国・地域で活躍するSGIの同志の歓喜の勝関が、絶え間なく、地球上に轟きわたる新時代を迎えた。
 いよいよ、これからが、我ら創価家族の本舞台――。この正月、私も妻と大誓堂で勤行し、全同志が、ますます健康で長寿であられるよう、和楽のご家族と悔いなき大勝利の一日一日を力強く歩みゆかれるよう、ご祈念しました。さらに強盛に祈り抜いていきます。
 
 いざや勝て
   広布と人生
      凱歌あれ