無題

感謝の言葉」が心を温める 2017年12月24日

〈四季の励まし〉 「感謝の言葉」が心を温める 2017年12月24日 「ありがとう」の一言には、不思議な力がある。 人生を豊かにし、心の絆を限りなく広げる。 平和や友好といっても、他者への「感謝の思い」を伝えることから始まるのだ。 感謝と報恩の決意が、…

小説「新・人間革命」 革心56 2015年 7月4日

歓迎宴は、和気あいあいとした雰囲気のなか、各テーブルで語らいが始まった。 山本伸一は、鄧穎超に尋ねた。 「『日中平和友好条約』の批准書交換のために、廖承志先生が、副総理の鄧小平閣下と共に来日されると伺っています。大変に嬉しいことです。 鄧穎超…

きょうの聖教新聞  2010・6・21

★名字の言 ▼夏目漱石の小説『行人』の一場面。私の生死は、自分を超越した神に任せている。と男が語る。それを聞いた相手は突然、平手で彼の頬を打つ。「何するんだ」と気色ばむ男に、彼は答えた。それ見ろ。やっぱり怒るじゃないか ▼神に身を委ねると胸を…

きょうの聖教新聞  2010・6・19

★名字の言 ▼流れ星からの不思議な力で、ハトに変身した少年たち。「宇宙の一番の秘密」を求め、「森の主」と呼ばれる大樹と出会う。「森の主」は、なぜ自分が森で一番大きな木になれたのか、分かるかと問う。「たくさん栄養をとったから!」「雨や風に負け…

きょうの聖教新聞  2010・6・18

★名字の言 ▼今、世界中が熱い目を向けるサッカーのワールドカップ南アフリカ大会。この地で人生で一番、創造的な経験をした男がいる ▼男は弁護士だった。汽車に乗っていた。夜。白人の客が騒いだ。-「有色」人種がいる! 貨物車に移るよう命じられたが、男…

きょうの聖教新聞  2010・6・17

★名字の言 ▼人生の幾多の苦難にも負けることなく信心を貫き、堂々と勝利に実証を打ち立ててきた多宝会の先輩方。池田名誉会長は「その人生の黄金の足跡それ自体が、学会の正義の証明である」と、心から讃える ▼名古屋市の団地に住む婦人は3年前、老人会に入…

きょうの聖教新聞  2010・6・16

★名字の言 ▼本紙・生活ワイドのページで連載された「わが家流でいい!ほがらか介護」が終了した。以来、編集部に寄せられた便りは1000通を超える。「連載終了は残念」「本当に勇気づけられ、励まされた」など、多くの感想を頂いた ▼反響の中には①介護に…

きょうの聖教新聞  2010・6・15

★名字の言 ▼小惑星イトカワの岩石採取に挑んだ探査機「はやぶさ」が13日深夜、60億キロの旅を終え、地球に帰還。はやぶさ本体が大気圏に突入して燃え尽きる前に切り離した耐熱カプセルが14日、オーストリアで回収された ▼今後、カプセルにイトカワの…

きょうの聖教新聞  2010・6・12

★名字の言 ▼サッカーのワールドカップが南アフリカで開幕した。実現に果たしたマンデラ元大統領の功績は疑いない。会場のサッカーシティー競技場は20年前、出獄した元大統領の歓迎集会が開かれた場所である ▼スポーツは単なる娯楽に止まらない。特に南ア…

きょうの聖教新聞  2010・6・4

★名字の言 ▼宝のある場所(宝処)を目指して、砂漠を旅する隊商の一行。披露し切った人々が「もう進めない」と嘆くなか、導師は神通力によって城(都)をつくり、「あの城に入れば、安穏になれる」と励ます ▼歓喜した人々は、気を取り直して城に入った。十…

きょうの聖教新聞  2010・6・3

★名字の言 ▼創価大学の人工衛星が、8000人の子どもたちの夢を載せて、宇宙を巡っている。願いが叶ったら、どんなに嬉しいだろう。そんな感動を綴った物語がある。ルイス・セプペルダの『カモメに飛ぶことを教えた猫』(河野万里子訳) ▼猫の前に舞い降…

きょうの聖教新聞  2010・6・2

★名字の言 ▼不滅の民衆勝利の金字塔を打ち立てた昭和31年(1956年)の「大阪の戦い」。青年部のリーダーとして参加した人に、当時使っていた御書を見せてもらった ▼表紙はすり切れ、紙は茶色の変色していたが、開いてみて驚いた。ほとんどのページに…

きょうの聖教新聞  2010・6・1

★名字の言 ▼ノルウェーの劇作家・イプセンの作品に『民衆の敵』(竹山道雄訳)がある。正義感あふれる医師が、町の温泉が毒に汚染されているのを発見、告発したドラマである ▼町長をはじめ利害にさとい人々は、この事実をデマとして隠蔽しようと画策を始め…

きょうの聖教新聞  2010・5・31

★名字の言 ▼日本の漫画文化は評価が高い。「鉄腕アトム」で有名な手塚治虫氏や、「もののけ姫」の宮崎駿氏など優れた作家が多い。テレビドラマも今、漫画が原作の番組が好評という ▼6月、サッカーのワールドカップが開かれるが、サッカーを題材にした日本…

きょうの聖教新聞  2010・5・30

★名字の言 ▼忙しさの中、とかくおろそかになりがちなのが「準備」の時間。準備不足の出たとこ勝負で、一度は乗り切れたとしても、いつまでも続くわけがない ▼翌日の準備を心掛けるだけで、自身の目線は明日を見つめることになる。準備の家庭で一日の動きを…

きょうの聖教新聞  2010・5・29

★名字の言 ▼宮崎県で口蹄疫が拡大し、甚大な被害となっている。一日も早い終息を祈るとともに、被害地域の皆さま、防疫作業に携わるすべての関係者に、お見舞いを申し上げたい ▼口蹄疫は、牛や豚など偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはない。ま…

きょうの聖教新聞  2010・5・28

★名字の言 ▼真剣な祈りで病魔を克服。勇気を出して拡大に先駆し、苦境を打開・・・。「ここが正念場!」と決意し、信心根本に勝ちゆく姿ほど尊貴なものはない ▼歌舞伎などで最高の見せ場を「性根場」と言った。主人公を演ずる役者が、役の本質的な性格(性…

きょうの聖教新聞  2010・5・27

★名字の言 ▼1975年(昭和50年)、モスクワ大学から創価大学創立者の池田名誉会長に「名誉博士号」が贈られて、きょうで35年になる。今や283を数える「英知の宝冠」の第1号は、冷戦下の旧ソ連からだった ▼87年(同62年)10月。伝統の創大…

きょうの聖教新聞  2010・5・26

★名字の言 ▼広島の原爆投下から1年余を経た1946年の暮れ。市街地の多くは依然、焦土のままだった。雪が舞う冬空の下、ある喫茶店でレコードによるコンサートが行われた。うわさを聞いた市民が詰めかけ、人々は涙を流して聴き入ったという ▼その曲とは…

きょうの聖教新聞  2010・5・25

★名字の言 ▼大相撲の大関・魁皇が、夏場所千秋楽で琴欧洲を破り、通算1000勝を達成した。元横綱・千代の富士以来、史上二人目の快挙である ▼初土俵から22年をかけての栄冠。3月には、史上初の幕内在位100場所に到達するなど、数々の記録を打ち立…

きょうの聖教新聞  2010・5・24

★名字の言 ▼「時間がなくて」。そんな悩みを良く聞く。「忙しくて、気が回らない」「後輩を育てる時間がない」。本当にそうか ▼イギリス人は「歩きながら考える」といわれる。経験を重んじるお国柄をよく表した表現だ。確かに、行動しながら思索を重ね、ふ…

きょうの聖教新聞  2010・5・23

★名字の言 ▼各地で虹が出た折など、編集部に多くの情報が届く。写真をメールで送りたいという人も。学会員の心豊かな日常が思い浮かぶ ▼先日、大阪の婦人から「西の空に三日月と金星が並んでいます。あまりに美しいので伝えようと思って」と連絡があった。…

きょうの聖教新聞  2010・5・22

★名字の言 ▼その国が発展するかどうか。ジャーナリストの池上彰氏には、自分なりの見方がある。街に大きな書店があり、そこに若者が大勢いるかどうかだ、という(『知らないと恥をかく世界の大問題』角川SSC新書) ▼約10年前、ベトナム・ホーチミンで…

きょうの聖教新聞  2010・5・21

★名字の言 ▼今月、池田名誉会長に名誉教育学博士号を授与したカナダの名門ラバル大学。1663年にケベック神学校として創立された。卒業生は24万人にのぼり、歴代首相らを輩出。発展の礎を築いたのは三代の師弟だった ▼19世紀前半、ドゥメール校長の…

きょうの聖教新聞  2010・5・20

★名字の言 ▼東京のあるブロックの座談会。今月は「信心の原点」をテーマに参加者が発言した ▼年配の婦人が「4年前に逝去した夫が信心を教えてくれました。心の中の夫と一緒に、これからも広布拡大に頑張ります」と語れば、40代前半の壮年は「もう一度、…

きょうの聖教新聞  2010・5・19

★名字の言 ▼万葉集に「子らを思へる歌」がある。「瓜食めば/子ども思ほゆ/栗食めば/まして思はゆ」。瓜も栗も、当時は珍味。それを口にすると、あの子にも食べさせてあげたいと、わが子の顔が思い浮かぶ。親心は、時代を超えて共通だ ▼だが、今、子どもに対…

きょうの聖教新聞  2010・5・18

★名字の言 ▼世の中には2種類の嘘がある。一つは、最初から人を騙そうと思ってつく嘘。もう一つは、約束したことを果たせず、結果として嘘になってしまうもの。いわゆる嘘つきではなくとも、後者の嘘をついてしまうことは、人間だれしもあるだろう ▼しかし…

きょうの聖教新聞  2010・5・17

★名字の言 ▼一見、平凡に見えることを持続していくと、やがて非凡に通じていく。地道な努力を積み重ねた人が、人生の勝利者となる ▼「格に入て格を出ざる時はせばく、格に入ざる時は邪路にはしる。格に入格を出て、初め自在得べし」(『芭蕉文集』岩波書店…

きょうの聖教新聞  2010・5・16

★名字の言 ▼国民が裁判員として刑事裁判に参加する裁判員制度が始まって1年ー。裁判員などを経験した人へのアンケート調査結果(平成21年度)が先月、発表された ▼裁判員に選ばれる前の気持ちを聞いた質問には、「やりたくなかった」等の消極的な回答が…

きょうの聖教新聞  2010・5・15

★名字の言 ▼池田名誉会長夫人へのインタビューを一冊に収めた『香峯子抄』(主婦の友社)。そのラジオ朗読番組が九州でもスタート。反響が広がっている ▼宮崎のラジオ局でパーソナリティーとして活躍する伊野啓三郎氏が、番組の感想を語っていた。「香峯子…