きょうの聖教新聞  2010・6・3

 
 
★名字の言
 
創価大学人工衛星が、8000人の子どもたちの夢を載せて、宇宙を巡っている。願いが叶ったら、どんなに嬉しいだろう。そんな感動を綴った物語がある。ルイス・セプペルダの『カモメに飛ぶことを教えた猫』(河野万里子訳)
 
▼猫の前に舞い降りてきた瀕死のカモメ。自分が産む卵を孵し、育てて飛べるようにしてほしいと猫に託す。名子が仲間の動物たちと、生まれた子カモメに飛ぶことを教えるために奔走する話だ
 
▼カモメが飛んだ時、親代わりの猫は語る。「跳ぶことができるのは、心の底からそうしたいという願った者が、全力で挑戦したときだけだ」。飛び方を教えるのも、もちろん大切。だが本当に必要なのは、揺るがぬ決意と勇気の挑戦ーそれは、私たちの人生にもあてはまる
 
▼池田名誉会長は「ほめることは、大事です。お世辞とは、違う。ほめることは、可能性を引き出すことです。やる気というのは、本人が『やろう』と自覚した時にしか生まれない。そのやる気を出すようにするのが、両親の役目です」と
 
▼子どもたちの夢を載せた人工衛星は、まもなく流れ星となる。一人一人が夢に向かって全力で羽ばたき、一番星と輝くように、「やる気」を引き出す励ましを送っていきたい。 ( 高 )
 
★池田華陽会 太陽の心 拡大勝利 月間
 女子部が7・19「結成記念日}へ希望の行進
 
★わが友に贈る
 会合の行き帰り
 交通事故や転倒に
 呉々も注意を!
 皆で声を掛け合い
 断じて無事故で!