きょうの聖教新聞  2010・6・4

 
 
★名字の言
 
▼宝のある場所(宝処)を目指して、砂漠を旅する隊商の一行。披露し切った人々が「もう進めない」と嘆くなか、導師は神通力によって城(都)をつくり、「あの城に入れば、安穏になれる」と励ます
 
歓喜した人々は、気を取り直して城に入った。十分に休息したことを確かめた導師は、その城を消し去り、「真の目標である宝処は近い」と皆に説く。法華経に出てくる「化城宝処の譬え」は、仏の究極の目的は、一切衆生を成仏させることにあり、そこに到達させるために、途中で仮の教えを説いたことを述べている
 
▼いかなる挑戦にあっても、ゴールが遠大であれば、途中の「目標」を、一つ一つ乗り越えていくことが大事になる
 
▼同時に、この譬えは、仲間たちに今、取り組んでいることの意義を訴え、希望の灯を灯す理想のリーダー像を提示しているとも拝せよう。80年に及ぶ創価の歩みも、三代の会長が常に広布の展望を語り、同志に希望を贈り続けてきたがゆえに、今日の大発展がある
 
日蓮大聖人は、門下に対して何度も「いよいよ」(御書1090ページ等)の精神で進むよう呼びかけられた。目標に挑戦する道のり自体に、自身の成長はある。あと一歩もう一歩の勇気の挑戦を開始したい。 ( 明 )
 
★創立80周年記念第5回 全国青年部幹部会 新時代第41回本部幹部会 全国婦人部幹部会
 さあ正義と勇気の大行進を!
 名誉会長がメッセージと和歌を贈る
 弟子の勝利で未来を開け
  
 幾山河
   越えゆき決戦
     勝ちにけり
   創価の城は
      今日も晴れ晴れ
 
 大切な
   また大切な
        広宣の
     同志の生命は
         三世の仏か
 
 断固たる
    正義の指揮 執る
         わが弟子が
     晴れて勝ち抜き
        歴史残せや
 
★わが友に贈る
 我らは「地涌の菩薩」!
 この世で果たさん
 使命あり!
 偉大なる師弟の劇を
 生き生きと勝ち飾れ!