きょうの聖教新聞 2010・5・24
★名字の言
▼「時間がなくて」。そんな悩みを良く聞く。「忙しくて、気が回らない」「後輩を育てる時間がない」。本当にそうか
▼イギリス人は「歩きながら考える」といわれる。経験を重んじるお国柄をよく表した表現だ。確かに、行動しながら思索を重ね、ふと、グッドアイデアがひらめくことも多い
▼人材の育成も、時間があればできるわけではない。「一対一の触発があってこそ、一人一人の持つ『大きな力』を引き出していくことができる」と池田名誉会長。たとえば、移動の車中での相談。散策しながら、お茶を飲みながらの語らい。そのほうが、かえって本音が出て、心のひだまでわかる。こちらのアドバイスも、すっと胸に入る
▼1990年2月、アメリカ西海岸を訪れた名誉会長は、まず目の前の役員、一人一人への激励から始めた。家族はどうか。仕事はどうか。耳を傾け、温かく声をかける。感激した青年たちが、新時代のアメリカを担うリーダーとなった
▼「わたしたちは他人の好意にふれるときこそ、本当に生気溌剌となる」(岩崎英二郎訳)とはゲーテの言。あなたのことを気にかけているよーそれだけでもいい。心は見えない。しかし、心は伝わる。限りない心の力は、逆境の中で輝きを増す。 ( 会 )
★婦人部が勇気・勝利月間 6月1日~30日
師と共に 6・10「婦人部の」を荘厳
時代を動かす太陽たれ
★わが友に贈る
智慧は現場にあり!
リーダーは真剣に
一人一人の声を聴け。
そこから「納得」と
「勢い」が生まれる!